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折れない4本の矢

えむまっぱに行った人たちの感想を読むと本当に素晴らしいライブだったんだなと澄み切って伝わってきた。

ひとつの岐路に立つMAPAについて、ヲタクの気持ちを汲んでコショさんが語ってくれたらしい言葉も、『マジックミラー』の歌唱へと続いたえむちゃんのMCも、文字面を読むだけで胸に迫るものがあった。特にえむちゃんは想いの丈を語るイメージがなかったので、彼女の心境や芯に根ざした熱さを知るには掛け替えのない時間だったろうと想像する。

リアルタイムで生でそれらを浴びたヲタクの感動は計り知れない。

行かなかった(行けなかった)ライブの感想を、実際に行ったみんなのXのタイムラインから摂取すると、必ず「行きたかった」「今夜もまた最新を最高に更新してんのさすがだわ」って思わせてくれるMAPAが愛しい。


歴史の偉人・毛利元就にまつわる「三本の矢」の話(毛利元就が子供である三兄弟に一本ずつ矢を持たせて、「一本なら容易に折れてしまうが、三本束ねれば簡単には折ることはできない」と云って協力の大切さを説いた逸話)ではないけれど、MAPAの4人を見ていると、まさに「4本の矢」のような力強さを感じる。同時に個々の躍動もすごくて、毎週のように入れ替わり立ち替わり誰かが主役に躍り出て現場を熱狂させタイムラインを賑わせている。二の矢、三の矢と次々と新たなトピックスや魅力が飛び出してくる。

皮膚は28日、心臓なら22日で細胞が生まれ変わる。つまり数ヶ月もすればもう人間は細胞単位でいえば別人といっても過言じゃない。

私が初めて彼女たちを見たときと、この夏を超えてきた今のMAPAではまるで別次元にレベルアップしてるんだと思う。筋骨隆々のバッキバキ。

MAPA誕生のすぐから見守れたわけではないけれど、2023年の夏は後々必ずや語り継がれる重要な意味を持つ夏だったと思うから、それに間に合って一緒に駆け抜けられたのは嬉しい。

そしてその視座も踏まえてこれからMAPAが見せてくれる未来や可能性が楽しみで仕方ない。


三本なら矢は簡単に折れない。
四本ならもっと折れないに決まってる。


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