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英文を書くときに知っておくべき表記ルール「A Pスタイル」

こんにちは。

Courseraという欧米の学習サイトをご存知の方も多いかと思いますが、様々な教科の大学レベルの学習が無料できます。私も時々、コースを受講しています。今回はそのCourseraの人気コースの一つ、ペンシルバニア大学と米国の教育省が提供する「English for Journalism」から、知っていると得する、英文表記ルールをいくつか共有したいと思います!

海外の通信社であるAssociated Press(通称A P通信)が指定している英語の表記は、英文執筆するジャーナリストが採用すべき表記法として共通認識されているそうです。ちなみに、日本語表記については、共同通信社が発行している「記者ハンドブック」がおすすめです。

1)大文字の使い方

大文字を最初に使う場合の書き方としては、一般的には「固有名詞」、「人名」、「国名」、「町の名前」と言ったものが挙げられます。

APスタイルでは、いくつかさらに「大文字使い」を指定しています

❶「肩書き」

例:
President
Prime Minister
Secretary
Ambassador

ちなみに、「菅義偉総理大臣」を英語で表記する場合は
Prime Minister Yoshihide Sugaになります。

しかし、もしも「日本の総理大臣である菅義偉」と表記する場合は
Yoshihide Suga, the prime minister of Japan

となります!

また、

❷「組織名」

World Health OrganizationやRed Crossなどがその例です

❸「本や映画の名前」

"The Name of the Rose" や "The Force Awakens”

なお、この時注意としては、本や映画の名前は「イタリック文字(斜め文字)」を使うのではなく、「クォーテーションマーク(引用符)」を使うようにとのことです

2)数字の書き方

続いて数字。

❶1-9までの数字は、スペルする

7 people ではなくseven people

❷10以上の数字は「英数字」で表記する

fifty-three people ではなく53 people

❸大きい数字については、一部をスペルする

520,000 peopleではなく、520 million people

❹パーセントはスペルする!(*これ間違えがちですね*)

over 50% of the world's populationではなく、over 50 percent of the world's population

これは、私自身英語で文章を書くときによく間違えてしまいがち。こういうルールにきっちり沿って書けば、「綺麗な見栄えの文章」が書けるようになりそうです。

3)日付の書き方

❶8月〜2月までは「省略形」を使う

AugustではなくAug.
SeptemberではなくSep.
OctoberではなくOct.
NovemberではなくNov.
DecemberではなくDec.
JanuaryではなくJan.
FebruaryではなくFeb.

❷3月から7月まではスペルする!

March
April
May
June
July

こんなルールがあるとは!

❸日付の表記については、シンプルに数字だけ!

日本語でいる「一日、二日、三日」に当たる「1st,2nd,3rd」
英語のfirst, second,thirdの後ろの文字をつけがちですが、APスタイルでは

December 1stは、Dec.1となります

知らなかったこと目白押しで、私は目から鱗のルール設定でした。

なお、他にも色々ある「APスタイル」の情報は、もちろんAPが発行するガイド本もあります。しかし、コロラド州が「チートシート(カンペ!)」を作ってサイトにアップしいています。便利!!これありなのかなぁ。。。


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