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【子育て・日々悶々】気の合うママ友ロスで涙

こんにちは。
すっかり寒くなった今日この頃、長男が1年生から仲良しのお友達のパパが、急遽海外転勤となり、今日はお別れの日でした。
「このコロナ禍のせいで、いつもならビザなしで行き来できる国なのに、ビザが必要ということで、長らく許可が下りないかもと思っていたこともあって、誰にも言えなかった」
と連絡くれたママ友は、ビザが下りた晩にメッセージをくれ、私は驚きのあまり腰を抜かしそうになってしまった。それは先週のこと。見送りの食事会ができるワケはなく、今日は学校のお迎えに出向いて、私の車で送ってあげる合間に私たちも、子どもたちもトークするというレベルしか時間はなかったのでした。

インターナショナルスクールの宿命というべきか、悲しいことに出入りは否めず、そういう自分たちもいつまた国を越えることになるかわからない。送り出しにも慣れてきら息子を見ていると、悲しい気持ちより「時差もほとんどないし、ネットで話そうぜ〜」くらいの笑顔で送り出せていた。これはコロナ禍でオンライントークに慣れたことの、ポジティブな影響なのか。

けれど私は違う。これまでにも何人もの同級生を送り出し、何人ものママ友を見送ってきたが、今回は少し様子が違うのだ。何しろ学校以外でも、Sleepover(お泊まり会)や、夏休みのキャンプなど、彼は息子の親友なのだ。
そして息子以上に私にとって、そのお友達の母親であるママ友は、友人であり、戦友でもある。一緒に1週間の長いお泊まりキャンプに送り出した時にドキドキも、お友達関係の悩みも乗り越えた。
2人の男の子ママということもあるし、国は違えど国際結婚をしていること。子どもの勉強面や精神面での期待度や、食の面などの気の使い方、ネットに対する距離感など、かなり近い感覚の持ち主なので、お互い本当によく情報共有し、相談しあってきたのだ。
ママ友とは不思議な存在だ。
自分が母親にならなかったら得られなかった人間関係だと思うと尚更私にとっては「愛おしい」。
人生において、こんな貴重な出会いってないよなぁ〜といつも思うのだが、もしかして人によってはママ友の付き合いほど面倒なものはない、と思っているのかもしれない。
私が息子たちの学校のPTAやらなんやらに積極的に関わっている理由は、おそらくこの短い子どもの学生時代を通じての出会いや経験は、本当に「今」しかできないことだからだと感じているからだ。
趣味や仕事で出会う人は、何歳になっても自分の選択でいくらでも世界を広げられるし、変えられる。
でも、子どもを通じて出会う世界や人間関係は、おそらく今(幼児〜高校生)が一番濃厚で、そしてこれから長い間その大切な出会いは、母親として育むことができると思っている。
でも一方で、自分と気が合う人と出会える確率は、自分で探す時よりも何倍も確率が低い。だからこそ、気が合うママ友ロスは、私にとってジャブのようにきっと後から重ーーーーく効いてきそうだ、、、

それでもテクノロジーのおかげで、この週末にも気軽に話せるだろうし、多分気がついたらちょこちょこLINEするんだろうなぁ〜

担任の先生の話しで盛り上がったり、お稽古の相談とかができないのが残念だ。
でもとにかくお互いに元気でいれば、また一緒に子どもたちが同じ学校に通うことになる日もやってくるのかもしれない。
けどこの週末はママ友ロスを何とか凌ごう。

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