【Basketball Mom】“多様性”を実践実感する
こんにちは
保護者代表3年目の
Basketball Momです
前回自分がチーム運営に関わるようになってからウェブサイトをさ癖したり、チームの管理にGoogle Formを利用しているということを書きました
もう一つ、チームに関わるようになって大きな変化があるといえば、「国際化」や「多様性」という部分です。
かくいう我が家の子どもたちも、日本語が堪能な上、見かけ日本人っぽいのですが、夫が台湾出身の米国人ということでハーフです。
地域柄なのか、チームが拠点にする学校には、そもそもハーフや外国籍の子どもたちが一定数通学しています。現在チームの1割強が外国籍またはハーフ軍団となっています。
チームに参加している子どもたちは、日本語と外国語(英語や中国語)ができる子どもたちでしたが、この度日本語ができない新メンバーが加わりました。
地域のバスケクリニックからの紹介で体験に来てくれた新しいメンバー。本当にバスケが好きで、インターのバスケ部メンバーでもありますが、インターはシーズンスポーツ導入にため、年間でバスケをすることはできません。
バスケ大好きな彼は、もっとプレーできる機会を求めていたそうです。
新メンバーの保護者へのフォローは、私をはじめ英語ができる保護者の全面協力で運営中。
プレイヤーである子どものフォローは、コートではほぼコミュニケーションできているようですが、英語のできる子どもたちが中心となって、コーチの指導を通訳したりして、サポートしています。
もちろん、日本語ができないメンバーを受け入れるに対して、運営に関わる一部の保護者からは、不安という声が聞かれました。
これが一番の不安な部分だと思います
でもこれは参加しているメンバーご家族も実は同じくらい不安に思っていること
不安だからやらない、避けるでは、何も解決しないなぁと思うのです。
そこで今回チームでは、この新メンバーについては入部にあたり、ご家族にいくつかお願いをしました。
✔︎参加する試合の引率には、ご両親どちらかが必ず付いてきていただく(通常は、保護者持ち回りで引率してます)
✔︎メンバーが保護者に連絡できるように、携帯電話を持ってくる
とはいえ、チーム全体のコミュニケーション、を全てバイリンガルに対応すると、【膨大】な量のLINEになってしまうので、チームのコミュニケーションLINEに別途英語LINEを設置しました。
今はDeepLやGoogle翻訳で、大体のコミュニケーションは瞬時に英語や中国語に変換できるので、それでなんとかやってきていました。
ただ、細かいフォローができてないこともあり、また日本語があまり得意でない保護者で、チーム運営に関わってくれているメンバーが、これまであまり活躍できてなかったことに、心苦しさを感じていたようだったので、今回コミュニケーションのリーダーシップを一緒にお願いすることにしたところ、快諾してくださいました。これで適材適所になったように思います。また私自身も個人でフォローしていたより、グループでフォローできると心強い!
「地域のチーム」の醍醐味はまさにこういう経験を積めることなのではないかなと思っています。
教科的学びは、それぞれの考えで、公立、私立、インターナショナルスクールなど、違う場所で学んでいても、今日本でしきりに叫ばれる「多様性を学ぼう」、「異文化を体験しよう」、「外国語を話そう」というものは、別に学校じゃなくてもいいんです。
まさか地元のミニバスに入って、チームのメンバーと英語を話す機会ができるなんて思ってもみなかった子どもたちはいっぱいいると思います。
まだ一言も新しいメンバーに話しかけていない子もいるでしょう。
保護者も同様ですね。
コーチたちも、最初ドキドキされていましたが、身体能力の高さに驚いたり、一生懸命な様子に、すでに刺激も受けています。もちろん、これからそれなりに不満や軋轢など、ネガティブなことも発生しかねません。
でもなんでも経験無くしては、先に進めない〜
と私は思うので、私がチーム運営関わらせて頂いている間は、少なくとも語学的ギャップが埋まらないせいで、お互いにとってせっかく関われる機会が潰されないように、全力で円滑運営に邁進したいと思う今日この頃です。
外国からExpats(エックスパッツ)として短い期間日本にきている家族にとって、日本の生活は安全であると同時に、とくにお稽古先が英語でサービスしている限られたスクールや場所になってしまうことを残念に思っている人も多いのが実感です。
でももっと色々な経験をしてみたい。日本人と交流したいと思っている人は実際多いです。
以前フェンシングを習いたいというクラスメイトのお子さんの意向を受けて、地元のフェンシングチームへの問い合わせをした経験がありますが、問い合わせしてみると英語対応できる方がいたりというケースも。
「子どもの好き」を通じて、世界とつながる機会を! 日本人も、そして日本に来ているExpatsも、好きなスポーツや趣味を通じてお互いを知る機会が作れたら、すごくいい経験になると改めて思います。
World Peaceは一人一人の小さな関わりから
ミニバスを通じて、色々な国の子どもたちと、日本人の子どもたちが出会えたら嬉しいなと私は思っています!