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インコとかオウムとか・・・・。インコとの生活あれこれその5

我が家には、36羽の「インコ」がいる。そうたびたび、あちこちで申し上げている。

が! 実は、これはちょっと違っていたりする。何が違うって? この36羽の鳥さんは、27羽の「オウム」と、9羽の「インコ」に分けられたりしちゃうからなのだ。

生物学的には、「インコ」と「オウム」に大きな違いはないのだそうだ。同じ種族と考えて、問題はないのだという(「インコの秘密」より)。

だが、世間的には分けているし、鳥種の名前に「インコ」と「オウム」がついているわけなのですな。それじゃあ、何処で分けるの? ということになるのですが。

ズバリ! それは、頭に「冠」があるかどうか、ということなのです。

今回、拝借してきた伊藤若冲の作品は、「オウム」です。全体がうまく入らなかったので、見えにくいのですが、下げている頭の左下にポツンと出ている角みたいなのがありますね。これは、もちろん、角じゃなくて、彼らの頭の毛の一部です。

この頭の毛を「冠羽」(かんう)と呼んでいます。普段は、頭に乗っかっているような感じですが、感情表現を豊かに表す大切な部分です。うれしかったり、怖かったり、腹が立ったりすると、彼らの頭の冠は、立ち上がって広がります。頭の上に、扇を広げて載せているかのようです。この若冲の作品のオウムさんの冠は、閉じていますから、頭を下げて、誰かに(絵を描いている若冲に対してでしょうか?)「頭、なでてぇ~♬」と、甘えているのかもしれません。

話が、少し先走った感がありますが・・。

我が家のオウムの大半はオカメインコです。オカメインコと言っていますが、これは、昔の人がそれこそ身体のサイズからつけたらしい名前のようです。彼らの頭には、立派な冠がついていますし、先ほど申し上げた通り、感情表現を見事にしてくれています。世界最小のオウム。それが、オカメインコなんですね。

もう1羽のオウムは、「モモイロインコ」です。なんでインコがついているのか、よくわかりませんが、昔の人は、白いインコを「オウム」だと認識していたらしいです。モモイロインコは、グレーの羽をもちますが、それ以外の身体は、きれいな桃色をしています。冠も薄桃色をしています。この冠が立ち上がっているさまは、なかなか見ものですよ(そういう時は、たいてい怒っているので、大変ですが。我が家の場合)。

あと、よくインコと暮らしているというと、「おしゃべりする?」と聞かれます。テレビなどで取り上げられたりするので、そうした知識が広がっているんですよね。

我が家の場合、おしゃべりが得意なのは、「インコ」たちのほうです。ただし、鳥さんでいわゆる”おしゃべり”がうまいのは、男の子が多いです。彼らは、女の子を口説かなくちゃならないので、いろいろな芸が必要です。その延長で”おしゃべり”もあるわけです。でも、これは、飼い主さんとの関係の場合、コミュニケーションの手段です。我が家でおしゃべりが得意な子は、私たちの気を引きたいからです。褒めてもらえますしね。

子どものころ、オウムと暮らすのが夢の一つでした。今、オウムまみれの生活で、充実しています。

エピソード交えてのお話は、またいずれ。でも、何を話題にするかなぁ??? 




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