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by ミルクコーヒー

ミルクボーイのあの不朽の漫才に挑戦してみました。


牛乳「どうもー、ミルクコーヒーですー」
珈琲「お願いしますー、ありがとうございますー」
牛乳「あー、ありがとうございますー。今ガムシロップをいただきましたけどもね」
二人「ありがとうございますー」
珈琲「こんなん、なんぼあっても良いですからね」
牛乳「一番良いですからね」
珈琲「ねー、有り難いですよ、ほんとにね」
牛乳「入れておきましょう」
珈琲「ゆーとりますけどもね」
牛乳「いきなりですけどね、うちのオカンがね、昨日大道芸を見たらしいんやけど、見てて好きなジャンルの芸人がいたんやて」
珈琲「あっ、そーなんや」
牛乳「その芸人のジャンルの名前をちょっと忘れたらしくてね」
珈琲「芸人のジャンルの名前忘れてもうて、どうなってんねそれ」
牛乳「でまあいろいろ聞くんやけどな、全然分からへんねんな」
珈琲「分からへんの? いや、ほな俺がね、オカンの見た大道芸人のジャンル、一緒に考えてあげるから。どんな特徴ゆうてたかってのを教えてみてよ」
牛乳「あのー、派手なメイクして派手な衣装着て鼻が赤かったって言うねんな」
珈琲「ほー。クラウンやないかい。その特徴はもう完全にクラウンやがな」
牛乳「クラウンなぁ」
珈琲「すぐ分かったやん、こんなんもー」
牛乳「でもこれちょっと分からへんのやな」
珈琲「何が分からへんのよー」
牛乳「いや俺もクラウンと思うてんけどな」
珈琲「いやそうやろ?」
牛乳「オカンが言うには、


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