サイバー茶会
また一ヶ月も投稿し忘れていたことが。。。
デジタル空間演出装置を使った茶会に参加したので記録しときます。
2022 January.
場所は川崎のとあるDX企業の施設。
ビル内に設けられた和室でお茶会が開かれました。
玄関コーナーで靴を脱ぎ、係の人に導かれて入っていきます。
会議室のようなテーブルのあるスペースの横に、こあがりの和室コーナーがありました。
畳で八畳くらいでしょうか。最初はぼんやりと薄暗く光っていました。
係の人がどうぞお上がりくださいというと、それぞれの座布団の前にプロジェクションマッピングで名前が映し出されました。いきなりスタイリッシュです(写真はない)。これなら正客を決める必要はありませんね。いっせいに席入りします。
席につくと、なにもなかったところに障子の模様が映され、引き戸を開けて亭主が入ってきます。床の間風に壁にはプロジェクションマッピングで掛け軸、丸窓が映し出されました。とても綺麗です。丸窓には雪の風景。
亭主さんの挨拶の後、半東さんがお菓子を持ってきてくれました。
確かコレは、お菓子を取ったらお盆をこの輪っかのところにおいてくださいというインストラクションだったと思います。
主菓子は紫色の練りきり、銘は「むびょう」。無病息災の六瓢箪ですね。ちょっとおもしろいデザインです。どこの菓子司なのでしょうか。
お点前が始まりました。
薄茶器は真鍮だそうです。開化堂の茶筒のようにすーーーーっと蓋が閉まります
電動茶筌で点てていきます。
半東がお茶を正客の前に運ぶとそこの畳が丸く光ります。正客が茶碗を持ち上げるとその畳に「この方向に茶碗を回して飲んでください」というインストラクションが現れました。作法を知らなくてもこれで間違いなく安心してお茶をいただけます。
確か、山政小山園の小倉山だったと思います。とても美味しくいただきました。
飲み終わったら、ここで、畳にお絵かきができる機能を使ってみることになりました。専用のペンで畳に三角を描くとノート画面が現れました。半東さんに教えてもらいながらいろいろ書いてみます。
そしてこれを指や手でしゅーっと壁の方に渡すと、その画面が流れて壁に映されました。おもしろい。
ここで聞き茶をすることになりました。茶歌舞伎、闘茶ですね。
三種類のお茶の中から、先ほど飲んだお茶はどれか当てるゲームです。
亭主さんが電動茶筌で点てていきます。
聞き茶のときの座面もきれい。
飲み比べたら、自分が思う答えを書いていきます。
そしてしゅーっと壁へ投げ渡す。
さて正解は、、、
当たりました!やったー。嬉しいです。
最後に天井も撮らせてもらいました。
仕組みとしてはセンサーとプロジェクションの組み合わせみたいです。
それにしてもシンプルで無駄がなくスタイリッシュです。
お茶席が終わって席を出ると、会議室スペースで電動茶筌を使ってお茶を点てさせてもらえました。
干菓子もかわいい。棗も、すべてがスタイリッシュですね。
竹の茶筅に取り付ける装置です。スイッチを入れるとあっという間にふんわりとしたお茶が点てられます。本当にあっという間に。
ところで茶筅の紐が緑なのはなぜなんでしょうか。
お茶席なのにこんなにたくさん写真を撮ったのはワタシだけでしょうか。ごめんなさい。でも記録しておきたかったので。
そして投稿が遅れたせいで、そのお陰で、公式の動画がアップされているのをみつけました! 2週間前にアップされたようです。
興味がある方はぜひ見てみてください。
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