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映画「春に散る」感想(ネタバレ注意)

久しぶりに邦画を鑑賞。
「春に散る」
主演は佐藤浩市と横浜流星。
(加齢と共に若者の顔が認識できなくなっているな…。)
ボクシング映画。

40年ぶりに帰国した元ボクサーの仁(佐藤浩市)にボクシングを教えてほしいと言う1度ボクシングを辞めた翔吾(横浜流星)。
仁のかつてのボクシング仲間に片岡鶴太郎、哀川翔、山口智子。
仁の姪に橋本環奈。翔吾の母親に坂井真紀、ライバルに窪田正孝。

いや、豪華!出演者は豪華だけど人の心の機微に鈍感なので共感できない部分がいっぱい。

仁の母親は心臓が弱く、仁を出産したときに亡くなった。
その様は桜が散るようだったらしい、という。
仁もまた心臓を患っている。
手術はできるが成功率は低そうで仁は手術しないことを選ぶ。
紆余曲折があり春、翔吾は世界チャンピョンになる。
それを見届けて桜の木の下で死ぬ仁。
翔吾は世界チャンピョンになったものの片目を失明してボクサーを引退。
完。

おっ、おう。
タイトルの通り春に散った!
(1人は死亡、1人は引退)
ベタベタのベタ。
サッドエンディングが苦手な人向けではないな。
(タイトルからして、サッドエンディングっけムンムンだったけど)
主演2人よりも脇を固める俳優が良かったなぁ。
私的に意外だったのが哀川翔!
哀川翔は正義感!な役よりしょぼくれた役のほうがいい味出してる。
そして坂井真紀も良かった。橋本環奈も幸薄い感じの今回の役、とても良かった。
窪田正孝のちょっと狂気な感じも良かった。

正直、映画館で観なくてもいいかな、と。
私は格闘技は見ないのでよく分からないけど
一緒に観に行った夫は
スローモーションになるボクシングの試合シーンで興醒めした、
と言っていた。
横浜流星はボクシングのライセンスを取得したみたいだけど(凄い!)
本業でやっている人とは違うからね。

という感じでございます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは、また。

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