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先生の発言で覚えていることで、助かりたい

「先生の発言で覚えていること」ってテーマを勝手に作って書く。
先生の発言で覚えていることって、大体雑談とか豆知識的な話な気がする。(本筋の勉強に興味が無かったからかもしれない。)

高校の時のある先生が、雑談程度に、「駅のホームの最前列にはできるだけ立たないようにする、立つとしても万が一後ろから押されたときに、足を前後にズラして踏ん張れるようにしている」、「信号を待つ時も、車が突っ込んで来た時の生存率を高めるために、電柱やポールの後ろに立つようにしている」、と言っていた。

正直、「何言ってんだ?」と思ったけど、その先生自身、事故?か何かで足を悪くしていて歩き方がぎこちなかったのもあって、やけに説得力があった。

その後、私も全くそうするようになった。外出する時は常に意識しているので、覚えていること、を超えて、習慣になっている。
元々リスクに目がいきがちな性質もあるしね。

その先生、良い人だったなぁ。
数名で軽音部を作ろうとして、顧問候補にその先生がなったんだよね。
近所迷惑になるんじゃないかって問題があって、試しにドラムセットをどうやってか覚えてないけど、メンバーが学校に持って行った。
パン!と叩いて近所迷惑にならないか、その先生に外に行って確かめてもらったことがある。
外までぎこちなく走っていく姿を鮮明に覚えていて、両手で、マルとかバツを作って、教えてくれていた。生徒のために精一杯動いてくれて、良い人だなぁと思った。
「良い先生だなぁ」、じゃなく「良い人だなぁ」と思ったのは多分、その時の私が氷のように冷めた目で世間を見ていたからな気がする。

とまぁ話は戻って、万が一そのような事故があった時に、先生が言っていて、今では習慣になっていることのおかげで、助かりたい。というか助かる妄想をよくしている。

先生の発言で覚えていることで、助かりたい



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