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夢(本当の夢と見せかけの夢)


夢ってなんとなく、遠いイメージですよね。
もちろん、近ければそれは『夢』ではなく『単なる計画』
でも『夢』という響きに惑わされた誤解に気づきました。
私は、ずっと
「地球を護る」 のが夢!
って言ってきました。

その気持ち自体はウソではありません。
小学校の頃、学研の「科学」と「学習」の雑誌を見ていて
「あと石油が使えるのは数十年」的な記事に衝撃を受けました。
あかんやん! なくなるやん! ヤバイやん!
環境破壊についても、
あかんやん! オゾン層なくなるやん! 酸素無くなるやん!
って思ったのを覚えています。
今から45年以上前の話です。(^^;

現状は?
まだ石油使ってます。
オゾン層もあります。
酸素も吸えてます。

そのころから、地球環境に興味を持ち、
大学も「環境科学」という学科を専攻し
オゾン層を壊す「フロンガス」に関する研究室に入りました。

気持ちに嘘はありませんが、
最近された質問で、気づきました。


その質問は、

塩味さん
「地球環境を守る事が出来ないと、死んでも死に切れませんか?」

はい。  ん?

守りたいし環境保全に貢献したいけど、、
あれ?
死に切れんほど後悔するかな?
そもそも、それほど、優先順位上げてきたかな?
石油も普通に使ってるし、
クーラーも冷蔵庫も使ってるし
ゴミも普通に出してるし、
下水も色んな材料も人並みに使ってるし、、、、
あれ?

ぜんぜん死ねるやん!

なるほど、何となく壮大で『夢感』があるから
「地球を護る」って言ってきた気がする。
できたらやりたい、けど、
できなくても死ねる。。。

あ!やってもーた! 
(数十年無駄にした気分、、、、、)

じゃ、夢は?
これが出来ないと、死んでも死にきれないほど後悔することって?
宗教的、哲学的なことはちょっと置いといて
(また機会があれば「死」について別切り口でお話します)

その「絶対やりたいこと」は、
正直、びっくりするぐらいわがままなことでした。

それは「旅」です。
 その中でも「海」です。
  ビーチが好きなんです。

私はいつも9月ごろ、夏の日差しが少し弱まり、
過ごしやすくなり、
雲が『入道雲(積乱雲)』から『うろこ雲』に変わり始めるころ

とてつもないさみしさを毎年感じます。
「あ~また1回、夏が終わる。
 あと何回、夏を過ごせるんだろう??」って

夏のビーチで風に吹かれ、波の音を聴いて、
海をのぞき込んでいるだけで幸せです。

ハワイに、お仕事の招待旅行で何度か行きましたが、
皆さん、お買い物やグルメツアーやダイヤモンドヘッド、、、

でも、私は1秒でも長くビーチに居たいので、早起きして泳いでました。
(^^;

この夢を見直して、自分でも思いました。
「え!そこ!?」
でも、それが結局は
『奇麗な地球を護りたい気持ち』につながっているだけで、
本質はそんな「わがままな」で「自分中心の」夢です。

皆さんも、実は身近なことがあなたのテンションを爆上げし
ドーパミンはじめ、幸せホルモンを出してくれるモノ「夢」で
あるかもしれません。

今一度、見渡してみてください。
自分探しなどという壮大なことをする必要はありません。
絶対、近所にあります。

一度、ゆっくり、10分でいいから恐れず考えてみてください。
そして、

それ、死ぬ前に、大急ぎでやりましょう!

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