見出し画像

1/24 アコギな夜 にまた出たよ、の話

に出ましたというだけの話です。
7/26 アコギな夜に出たよ|funkuso @funkuso2nd #note

前回出たのが半年ほど前。主催の小尾さんから新たにお呼びかからんな~、と思うなかで11月頃のアコギな夜に客として参加した。その際小尾さんが「参加者も募集してまーす」みたいに言っていたので、イベント後のわちゃわちゃするタイミングで、「誘われたらいつでも出るじゃーん」って言っておいた。翌月初め頃にDMで出ませんかと打診があり、もろちん、と返した。前回出たときはその月の初めに打診のDMがあったことを考えると、一ヶ月の余裕だ。学園祭学園の青木さんが「もっと早く打診してくれれば調整すんのに」と何かで言っていたが、主催のブッキングが早くなったのかもしれない。正直かなり助かる。
しかしここからが大変だ。オリジナル曲なんて持ち合わせていない自分は、何をどう組み合わせて何を披露するのか、が鍵になる。前回、コロッケにとっての美川憲一こと、鷲崎さんに「変身ベルト」を見ていただいたが、ここから、つぎに何をやるべきなのか。過去に自分はどんな伏線を落としてきたか、というのを発掘する作業から始まる。見つかったもの次第で文脈が変わるわけで、例えば遺跡を掘っていて恐竜の化石と石器と冷蔵庫が出てきてしまったら、恐竜がエプロンして「ウガウガウガー(肉だけじゃなくて、石器に浸けてある野菜も食べなさいって言ってるでしょうが!)」みたいな過去を捏造しなくてはならなくなる。
前回、私が土の下に埋めたゴッドハンドは、何だったか。

一つは鷲崎健ファンであるということ。
一つは学園祭学園およびアコギな夜の客であるということ。
一つは夏ソングとして、学園祭学園とkeyの曲をやったこと。
一つはフレディマーキュリーであること(私が)。

さて。

最初、冬ソングで一貫させるのも一興かもしれない、と考えた。偶さか、QUEENにもThank God it's  Christmas という曲がある。はたまたLast Regretsは、key楽曲(Kanonの曲)で、かつ鷲崎さんが彩奈・健のアニバラードというアニスパ内の箱番組で一回歌ったのを聴いて以来、好きな曲だった。あと私のルーツの一つである高田渡とかを引っ張ってきても良い。ふむふむ、とか考えていた。

オカモト理研ゴムとは

しかし高田渡の冬ソング想定だった「生活の柄」は、寒くなってホームレスがやりづらくなってきたという歌だが、「秋からは浮浪者のままではいられない」というフレーズの通りで、秋ソングだ。あ、違う、と。だいたいQUEENもマイナーすぎる、なんたって日本版のベストアルバムからも落とされ、オリジナルアルバムには入っていない曲だ。なんかいまいちだなぁと悩み始めた。
そこでアコギな夜の客としてだが、10月だったか、しのつかさんが、アコギな夜の別の演者であるhyangさんのセカンドガールという曲とBuono!をマッシュアップした変な曲を歌っていたのを聞いた。かくいう私は以前から「アコギな夜で一番上手い女、hyangさんという人がいて」という軋轢しか生まない言語表現で、色んな所で色んな人にhyang さんをオススメし続けていた経緯がある。
なので、それを見たとき東京のよう分からんやつには負けへんど。しのつかに負けへんど!!!!、という気持ちがあった。

急な町蔵。
12月、hyangさんがアコギな夜に出るということであさがやドラムに向かった。
「誰を見に来ましたか~」
「hyangさんで」
「今日出ないのよ~」
「ありゃそうですか、じゃあしのつかさんで」
ということで、発熱で欠場し、代わりをしのつかさんがhyangさんのその曲を歌うということで穴埋めしていた。そうはならんやろ。
ということで、hyang さんの曲、私がやらんとアカンでしょうが、となった。テンションぶち上げる曲では、ミラーボール、でも良かったが、ミラーボール音源の持ち合わせが無かったので、阿呆やりたいな、という気持ちになった。
別件でスタジオに入り、適当に阿呆弾き語りしてたら(音域が広すぎることを除けば)出来そうだったので、もはや昔の曲はやらないと宣言していたのも知っていたこともあり、DMで「しのつかさんみたいに、曲をばらしてしまうんですが…」「どんな形でも大丈夫です」的なやり取りのうえ、やらしてもらうことになった。
以下、説明。

①I love youのある阿呆
マッシュアップの形が問題である。何を混ぜるのか。ジャカジャーンの曲でEmajor付近のものをいくつか探した。そこで、なんとなく鷲崎健/I love youのある世界、のハマりが良かったことに気付いた。どう混ぜるよ、というのを考えて歌詞を読んでいると、
「答えの出ない答えを探した」(阿呆)
「答えなんてない そんなものあるわけない」(I love youのある世界)
慧眼極まり。
そうして、答えが出なくて夜に飛び出すメンタル弱々女vs答えとか気にすんなよ、愛が俺を支えてくれるんやで男が歌詞のなかで対話をし始めた。
「自信を買いにいこう」「世界を愛しにいこう」と危険な夜に飛び出したがる女には、「夜のベンチ公園で缶ビール買ってこう」と安全な夜を提案するし、サンタがいるという嘘について「なんでそんな回りくどい嘘を続けてんだろう、いつかみんな信じてんだほんとはいつか来んのを」と幸せの仮定をした男には「阿呆みたいな情緒のせいで」と対抗する女。そして「答えなんてないそんなもんあるわけない」と論破しにかかる男。仲良くしなよ(私が勝手に組み合わせて喧嘩させたわけだが)。
歌詞を書いたワードファイルのタイトルは、「I love youのある阿呆」とした。酷すぎる。

グルグル考えました

しかし完全に形が明確になるまでに、数週間かかった。本番2~3日前だった。

②値上げ
これと同時並行でいくつか仕上げたかった。殺してしまった高田渡も復活させたかった。時代にも合うし、無理やり1stから「値上げ」をチョイスした。軽い一笑いもそうたが、お前ら会場来いよ、安くて楽しいぞ、という意図も込めて、選んだ。値上げなので真逆だが。

ここからは「冬」コンセプト。

⑤Last regrets 
は、前述の通り。正直ほぼ練習していない。演奏はちょろいし、歌も歌い馴れている。アドリブだ(私の演奏は歌詞カード見ると分かるが一切コードを書いていない。ニュアンスで常に弾いている)。適当に、歌のないとこだけどうすんべ~、まぁ後で考えるべ~、と後回しにした。これが失敗だった。

④獅子舞ソング
冬ソングとして、雪、冬、クリスマス、あとは年明け、あたりがベタかなぁと考え、そして鷲崎楽曲、学園祭学園楽曲で何かあったかなぁと検討していた。あるようでこれというのがないなと思ったが、そういえば、「堀江由衣の天使のたまご」というラジオ番組で
毎年正月に、獅子舞をブッキングしようと思ったら間違えて鷲崎さんがゲストとして呼ばれていたことを思い出した(怪文書)。なかでも楽曲として成立感が強いのが、黒薔薇保存会のときの獅子舞ソングだ。これもほぼ練習無しで行けそうだったので、特に準備せずに臨んだ。

天使のたまご違いです

③冬ソング全部
時間が余る気配があった。①も完成してない頃だったので、余計にあともう一曲どうしようかな、悩んでいた。『狼と香辛料』の清浦夏実/旅の途中とか、それこそ学園祭学園/明日のイヴとか、あるいは自分で冬ソング作るか、とかまぁあるっちゃああるよな、と選択肢をつらつらと浮かべていたとき、とりあえず冬っぽい曲をSpotify で適当にリスト化してぶちこんでいた。

考えるのがめんどくさくなっていた自分は、何を契機としたか記憶にないが、全部やるしかないじゃん、とどこかで切り替えた。いや、そんなわけあるかい。
頭のなかにあったのは、鷲崎健/80年代バンドメドレーであり、鷲崎健/百花繚乱 アニソンメドレー、であった。

違法なのでみないでください!!!!!!

あるいは演歌チャンチャカチャンや、落語チャンチャカチャン、もっというと鮫講釈だ。
とりあえず全部ぶちこんだ。しかしどう思い出してもどう作ったかの記憶は定かではない。スタジオに入らないとハマりの良い曲が見つからなかったので、スタジオに入っては、前から順々に足していった。開店当初から継ぎ足し継ぎ足しでやっていってるんでさァ。冬ソングもいろいろあるから、なんとなく大枠として緩やかに季節が進んでけば形になるかな、というのだけは想定していた。以下がそのラインナップだ。(表記間違いご寛恕ください)
1.ショパン 木枯らしのエチュード
2.小泉今日子 木枯らしに抱かれて
3.レミオロメン 粉雪
4.中島美嘉 雪の華
5.灰田勝彦 新雪 

6.学園祭学園 明日のイヴ
7.松任谷由実 恋人がサンタクロース
8.山下達郎 クリスマスイブ
9.Wham! Last Christmas 
10.小沢健二 痛快ウキウキ通り

11.ジョンレノン ハッピークリスマス
12.ユニコーン 雪の降る街
13.井上陽水 氷の世界
14.大瀧詠一(太田裕美) さらばシベリア鉄道
15.松井須磨子 カチューシャの唄
16.森進一 冬のリヴィエラ
17.佐々木恵梨 ふゆびより
18.佐々木恵梨 はるのとなり
19.イルカ なごり雪

これを全て一曲に混ぜた。かなり頑張った。マイナー曲はほぼ選ばず、でも一定の時代に偏らないよう、戦前からも引用した(なんでこの曲、というのが混ざってるのはそういう訳)。完成したのがライブの前日あたりだったと思う。構想に時間掛けすぎた、やっべ~。そし作ってみて、弾いてみたら計9分弱。ライブでは時間があれば一曲一曲解説でもしたろうかと思ったのだが、そんな時間は無かった。そのちょっと前に完成した①も7分程度あり、二曲で15分くらいいってしまった。プログレかよ。
流れとしては、
木枯らし
→雪降り始め(新雪は歌わずにBGMとしてだけ弾いて、「恐ろしく早い新雪。オレでなきゃ見逃しちゃうね」とか言うつもりだった)
→クリスマスソングからの、クリスマス失恋ソング3連発
→新年を迎え、雪が深くなる曲
→そして海外に出国
→春を迎えて旅の終わり

というのがメドレーの大きな流れとなる。メロディの繋がりを生かしつつ、歌詞の繋がりを維持した。

実際の演奏は、というと、一曲目弾いててキーボードの音が変になったり(会場のひとは感じなかったらしいので、返しのほうだけだったのかもしれない。怖くて演奏は聞き返していない)、押し間違えたり、歌詞間違えたり、と想定通りに準備不足が露呈した。みボケをたくさん用意したせいで、喋りすぎた。結果として準備していた④は演奏すら出来なかった。曲間のボケも消費しきれなかった。なにより、一曲の構想に時間をかけすぎた。

ともあれ、終わった!!!

8人しか客は来ていないが、7人は私を指名してくれた。前回、今回と、それなりにホスピタリティーは高く提供できたとは思う。差し入れもいただいき、その価値があったかはわからないが、褒めてもらった。私の後の出番だったりゅうせいおにいさんにも言及いただいた。パウパトロール、いつか認識します。
さて次回、別イベントに出る。もう今週土曜だ。バンドで出ますが、ペッペケペーでやります。一人じゃないから荷が軽いぜ。ボケ数も少ないし。
また日記を書きすぎた。

なげ~(飛びすぎて縦に伸びた山口コンボイ)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?