見出し画像

聖なる酔っぱらいのティーカクテル

ちょうど1年前の今頃、体質改善のために生活習慣を見直し、アルコール飲料摂取をやめました。
そのとき書いたnoteがこれです。

昨年夏の帰省の時に飲んだっきり、その後は職場の飲み会でも全く飲まなくなりました。最初のうちこそ、周りが飲んでいたら無性に飲みたくなるのだろうかと構えていたのですが、いざ断酒してみると意外にもそんな心残りはは感じず、職場の飲み会でも周りが飲んでいる脇でソフトドリンクを飲んでも全く問題はありませんでした。

…いや、問題にならないわけはありませんでした。飲み放題メニューや飲み屋さんのソフトドリンクって、数が少ないんですよね。あるとしたらウーロン茶・オレンジジュース・ジンジャーエールくらいか。ノンアルコールカクテルを揃えてくれるところもあるけど、だいたいが甘ったるいので、糖分がどうしても気になってしまうのです。かといってノンアルコールビールを頼んでも、どうも慣れなかったりで。

画像1

そんな時にしゃおしゃんさんに教えてもらったのが、黒プーアールビール。
濃い目に出した黒プーアールを炭酸水で割ったもので、隠し味に三陸ジンジャーの粉末を使っております。気仙茶摘みなどのしゃおしゃんさんの開催イベントで最近の定番ドリンクとなっているとのこと。黒プーのコクと炭酸のシュワシュワ感がいい具合に合わさってのど越しもよく、酔わずにいい気分になれます。今のところ三陸ジンジャーの入手は難しいのですが、ジンジャーパウダーか生の生姜を使っていつか淹れてみようと思っています。

ついでに、自前でノンアルコールビールを作れないかとググっていたら、特に珍しいわけでもなく、烏龍茶やコーヒーを炭酸で割ってビール代わりに飲んでいるというページをいくつか見つけました。代表としてこれを。

次は私がよく作る、INAZOティーカクテルアレンジをご紹介。
盛岡には、日本バーテンダー協会盛岡支部が提案した「INAZO」というご当地カクテルがあります。名付け親は盛岡出身の国際人、新渡戸稲造を敬愛する同じく盛岡出身の大友啓史監督。市内の各バーのほか、さんさ踊りなどのイベントでよく屋台を見かけます。『るろうに剣心』上映時のイベントでも提供されていて、そこで飲んだのが初めてでした。
本来のレシピは白州30ml+ジンジャーエール+木ぶどうジュース20ml。以前大友監督に「ウィスキーなら何でもいいですか?」とSNSで質問したところ「断然白州。白州じゃないとダメ!」と力強いレスをいただきまして、それならと実家にあった白州で上記リンクにあるレシピ通りに作ったところ、確かにこれは白州じゃないと!という味に仕上がりました。
お店では白州抜きでも作ってくれるのですが、それじゃ面白くないし、今の自分がノンアルで作るならどうしようか…と考えて、白州の代わりにお茶を使うアレンジを思いつきました。
使ったのは、岩手産にこだわったしゃおしゃんブレンド茶cha@i のミント&レモングラス紅茶と三陸ジンジャー紅茶。前者はハーブの味が良いスパイスとなり、後者はジンジャーエールとのダブル生姜な感じがよく出て美味でした。今後は三陸ジンジャー紅茶にハーブを加えたレシピなども試してみたいものです。

画像2

オンライン飲み会の時に初めて作ったINAZOティーカクテル。

ティーカクテルは英語だとモクテルというそうで、紅茶専門店のカレルチャペックではいろいろなアレンジティーとモクテルのレシピを紹介しています。この夏はこのレシピも試してみましょう。

お茶はもちろんストレートで飲むのが一番ですが、お酒代わりにいろんなアレンジを効かせて飲むと楽しいです。お店でもノンアルコールカクテルとしてもっとティーカクテルが増えてくれたら個人的には助かります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?