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流産は私のせいだったかも。

稽留流産となってしまった私。

次の移植周期に入る前に、なにかできることがあるかも、と思い、
漢方の先生にアドバイスをもらいにいった。

私としてはとても納得のいくものがあったのでここに記しておきたいと思う。

去年の今頃、知り合いの紹介された漢方薬局を訪れた。
その時の症状は、疲れやすい、朝起きれない、もっと元気に動きたいのに疲れちゃう・・・というもの。

先生の診断は、
・私は東洋医学でいうところの「瘀血」という体質で、要は血の巡りが悪い。
・女性は、35-42歳で衰えのフェーズに入る。出産は33歳だったけど、出産以降エネルギーを取られて、年齢相当よりもエネルギーが取られてしまっている状態。
・なので血のめぐりをする作用と、身体そもそもの体力に「活力」を入れるような作用を調合する。
というものだった。

飲んでからは、朝もすっきり起きられるようになり、体調も改善していた。

そして移植周期のころからは、漢方を飲んでよいものか分からず、処方された在庫がつきたまま飲まずにいたのだった。

そして、今回の訪問。
・2人目妊活をしていること
・3日目胚で妊娠したけど流産しちゃったこと
・判定日のHGCは1000もあったこと
・1人目の妊活のときは4回連続で陰性で、5回目の移植で初めて妊娠に至ったこと
を話すと、すべてがつながるような先生の見立てだった!

私の症状としては、やはり「瘀血」状態が続いている。
・クマもできているし、舌の裏側にも症状が見てとれる。
・HGCが1000もあったのなら、卵の問題だけではなく、私の体にも問題があったかもしれない。
・子宮の絨毛血管(って言ってかな、ともかく細かい血管のこと)の血の巡りが悪くて、細胞レベルの胎児への栄養供給が足りなかったことも考えられる。(一日5回食事をあげたいのに、2回しかあげれていなかった、と例えてた)
・1人目の治療のときもそうだったのかもしれない。だからよいグレードの卵でも妊娠反応が出なかった。
・西洋医学では、すべて「卵のせい」「年齢のせい」で片づけられるけど、女性の体(=畑)についてもちゃんと考えるべき。
(どんなにいい苗を買ってきても、畑が悪くて、水をあげられなければ育たないでしょ、と)

私の中では非常に納得がいった。
ずっと不思議だったこと、よいグレードと言われている胚盤胞を4回も移植してるのに陽性反応が何で1度も出なかったのか?

確かにそのときは男性のように働いてたし、夜も遅かったし、身体は整ってなかったかもしれない。
でも西洋医学的に必要なホルモン値や内膜の厚さは合格点だったはず。

そして、今回は1回の移植で妊娠したわけだけど(=つまり1人目のときよりもずっと生活改善はされていて、身体のコンディションは整っていた)が、育つまでは至らなかった。

確かに、今回ダメだったのは卵のせいだったかもしれないし、正解は分からないけども、
私には確かに「瘀血」という体質が強くあって、それが影響を及ぼしていた可能性もあるかも、と。

私は来月の生理再開と共に次の移植周期に入ろうと思ったいたが、それは先生に止められた。

「悪いこと言わないから、3か月くらい子宮を休ませて、子宮の環境を整えてあげなさい」

・そもそも自然妊娠は春に多い。(日本は寒すぎることはないけれども春の方が適しているということ)
→確かに、1人目のときは3月末の移植で妊娠できた(秋から冬は4か月連続陰性だった)

・移植周期は見た目がよい卵から移植していくことになる。せっかくのよい卵を、今の整っていない子宮に戻して無駄にしてはもったいない。(ただでさえ、前回の妊娠よりは年齢が進んでるんだから)

・東洋医学では、35-42歳までは同じフェーズなんだから、そんな数か月は大きな影響じゃない。

先生の話を聞いて、妙に納得してしまった。
確かに数か月の差なんてたいしたことない。
私は何に急いでいたんだろう・・・

HGC1000をたたき出してた、あの胎児は私のせいで衰弱していったのかもしれない・・・
ごめんね、、という気持ちが大きくなった。

不妊治療は、機械的にベルトコンベアのように治療が進んでいき、
ダメな理由は「卵」「年齢」で片づけられる。

でも本当は身体の声にも耳を傾けてあげるべきなんだよな、とはっとさせられた。

もっと前に先生に相談していたら、元気に生まれてくれたのかもしれない。

そもそも私は冬が苦手だし(それも「瘀血」のせいかもだけど笑)、1月2月の生理は見送って、3月の生理が来てから病院に行こう。

先生に新しく子宮を整える作用の漢方を処方してもらった。
すぐに夫にも電話して話をして、夫も納得してくれた。

今気づけてよかった。
漢方高かったけど、、(1ヶ月2万)健康が何より大事。

ゆっくり準備をしよう。

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