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次の移植は違うやり方で

個別面談の最後に、このクリニックに転院するに当たって、ボー大病院とは違うやり方があるのか聞いてみました。

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今となれば、まだまだ序の口状態ではあったけど、この時2回移植が陰性に終わっていたので、違うやり方があるなら、試してみたかったのです。

まぁ、まだまだ不妊治療について勉強不足のくせに生意気です。でも、一回分でも早く妊娠したい気持ちに変わりはないので。

すると先生は、私の治療歴を見なおした後、こう言いました。

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この時、私まだ「はいばんほう?」っていうレベル。本当に本当に劣等生です。

初めて聞いた初期胚、胚盤胞と言う言葉。いや、たぶんいくつか読んだブログの中では登場していた言葉なのでしょう。でも、そこの違いすらわかっていなかったので、医療用語だしと思って、スルーしていたのです。たぶん。

で、普通にボー大病院で移植前にもらった紙をコピーして持って行っていた状態だったんで、そこに私の移植詳細が載っていたんですね。なんだかんだありがたい。

いや、たぶんボー大病院のやり方は、こっちは忙しいから紙を見て自分で学んでくれって方針だったんでしょうね。聞いてもあまり教えてもらえなかったんで。

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どうやら私は、ボー大病院で、初期胚と桑実胚というのを移植していたようです。

凍結した方が妊娠率が上がるから、凍結しますねっていうのは聞いていたんだけど、凍結した卵にも成長度ってのがあるってのは知りませんでした。

で、このオタククリニックでは、初期ではなく、もっと育てた状態の胚盤胞を移植してみましょうとのことでした。

そもそも、妊娠が成立するには、色んな問題をクリアして行かないとダメなんだけど、この卵の強さってのも問題のひとつにあるらしくて、そもそも胚盤胞まで育たない卵も(私の歳では)多いそうなのです。

なので、そもそもそこまで育つのか、またしてもハードルは上がってしまったけど。でも、それは超えた方がいいハードルなので、先生の提案にお願いすることにしました。

そして、再びボー大病院へ行き、転院へ向けての準備が始まりました。婦人科の方の担当医(助教授)に話すと、「後悔しないように、自分の思う病院に行った方がいい」と賛成してくれたのですが、オタククリニックの名前を告げても、はて?というような反応でした。まぁ、いっぱいあるので先生も知らない病院の方が多いよねと、その時は思った程度でしたが。

紹介状は、あらためて不妊の科を予約して受診し直して書いてもらった方がいいとの事で、もちろん転院の事も不妊の科の方には告げていなかったので、ちょっと行きにくいけど、その通りにしました。

不妊の科の受診日が来て、その日の担当は、私の中では好印象だったシバ先生で、転院を告げると結構あっさり。「でも、出産はうちの病院に戻ってきますよね?」との返事だったので、それはもちろんお願いしますと話して、紹介状を書いてもらいました。

本当は、なんだかんだ気まずいし、出戻りするかもしれないし、黙って転院したいけど、手術歴があると、不妊治療も厄介ですね。

そしてやっと、2件目の病院、オタククリニックでの不妊治療の通院が始まったのです。

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電車だと乗り変えして遠回りしなきゃいけないし、バスだと、クリニックからは遠くに停まるしで、微妙な位置にあったので、徒歩で通う事にしました。

だいたい40分くらい。

まぁ、不妊治療はお金もかかるので、小さな節約が大事ですよね。交通費も浮くし、好きな音楽を聴きながら、いい運動になるつもりで。そもそも歩くのは嫌いじゃなかったし、血行にも良さそうなので。

ちなみに、不妊治療には血行の良さも大事なんだと聞きました。


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