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月間賞の受賞者に、「受賞への近道」についてインタビューしてみた

ファングリースタッフの神戸です!

ファングリーでは毎月、優秀な成績をおさめたり、特筆すべきバリューを発揮したりしたスタッフに「月間賞」が授与されるという制度があります。定量的な指標をどの程度達成したかはもちろん、どのようなプロセス(努力、創意工夫、姿勢)で取り組んだかまで踏まえて評価することで、モチベーションアップにもつながっているこのシステム。「今月は誰が受賞するのか……(ソワソワ)」と、毎回多くのスタッフが注目しています。

そこで今回は、1年以内に月間賞を受賞した3人のスタッフに突撃。受賞したときの率直な感想のほか、自分が受賞できた理由、普段業務で心掛けていること、仲間とのコミュニケーションで大切にしていることなどをインタビューし、「受賞への近道」を探ってみました。

\この3名にお話を聞きました!/

コンテンツ編集部 編集者 須原さん

【受賞理由(一部)】
・売上目標・粗利目標ともに200%超の達成率を記録
・大規模記事制作プロジェクトの追加受注に貢献
・執筆、編集、イラスト制作ディレクション、アンケート調査、監修ディレクションなどマルチに対応

事業推進部 営業 竹本さん

【受賞理由(一部)】
・受注目標で達成率140%超を実現
・受注目標に関して3ヶ月連続で達成率130%以上を記録
・コンテンツマーケティング事業における売上計上に安定して貢献

Webインテグレーション部 Webディレクター 佐藤さん

【受賞理由(一部)】
・仕掛かっていた大型プロジェクトを月内に多数着地
・売上目標・粗利目標ともに400%以上の大幅達成
・高難易度プロジェクトに対応しながらメンバーの育成にも注力


受賞したときの正直な感想を教えて!

今回お話を聞いた受賞者3人は、編集者、営業、Webディレクターと職種もさまざま。須原さんは、2人のお子さんを育てながらフルリモート・時短勤務で会社に貢献してくれているワーキングママです。

まずは「受賞への近道」として、そのときどきで抱えている課題や、達成すべき目標にどう向き合ったのかを伺いました。

【須原さん】受賞には「驚き」!上司の励ましで繁忙期を乗り切った

私は現在、6歳と4歳の子供を育てながら働いています。時短(9:30~16:30)&リモートワークという勤務形態で受賞は正直難しいと感じていたので、表彰されたときは本当に驚きました!ファングリーでは勤務形態によらず、どのスタッフも平等に評価されているんだなあ~と、あらためて実感しましたね。

受賞においては、上司からのアドバイスと応援が大きな後押しになりました。私が月間賞を受賞した12月は、1年の中でもとくに納品が重なりやすいタイミング。当時の直属の上司からも「この月の納品計画分にきちんと対応できたら月間賞を狙える」「自分も全力で須原さんを応援していくので、ここでの受賞を意識して頑張ろう!」と言っていただけて、それが励みになったのを覚えています。

取材記事制作、ホワイトペーパー制作、アンケート記事制作など、納期が近いプロジェクトを全部で5つほど抱えていたので大変な時期ではありました。「本当に受賞できるの?」という半信半疑な気持ちがあったのも事実です。そうした中でも、上司の言葉を思い出しながらやり切ることができました。

なお、このときに携わったホワイトペーパー制作が後に大型の取材案件受注につながったのですが、当時はそんな可能性など知る由もなく(笑)。この受注も受賞理由のひとつになったので、このとき頑張って本当に良かったと思います。

【竹本さん】「今月こそ」の願い叶って受賞!何よりも大切なのは制作メンバーとの連携

私はこれまで2度、月間賞を受賞しています。初回は「まさか!?」と思いましたが、2回目は「今月こそ!」と期待していました。というのも、このときは目標達成率において月をまたいで高水準をキープしていたからです。受賞連絡を心待ちにしていたので、表彰された瞬間はとても嬉しかったですね。

社内プロジェクトや日々の業務面で評価していただいた点も多いとは思うのですが、やはり営業職なので数字のインパクトが一番の理由かなと思います。そしてその数字を維持するためには、既存顧客との関係構築、継続発注を通しての地盤固めが大事だと感じています。

いくら受注という成果が欲しくても、スタンドプレーでは結果がついてきません。継続発注のために、何よりも重視しているのは制作メンバーとの連携。なので、社内コミュニケーションを日頃から積極的に取り、状況の把握に努めています。立場上、制作メンバーに無理を言ってしまうこともありますが、受け入れてくれたときの感謝の気持ちは忘れないようにしています。いつもありがとうございます!

【佐藤さん】課題を感じつつも初受賞に満足。難しいプロジェクトでの存在感発揮がモットー

年度末である3月に納品が集中したため売上も高く積み上がり、結果として受賞となりました。ただ、これはあくまで個人として評価されただけで、マネージャーという立場・役割において「受賞は微妙だろうな……」というのが正直な感想です。思うところはありますが、ファングリーに転籍して約1年、これまで月間賞を受賞できていなかったので、その意味では良かったと思っています。

受賞の詳しい理由については、難易度の高いプロジェクトを複数受け持ちつつ、遅延させることなく納品できた点が評価されたと感じています。余裕を持って各種書類の回収やローンチ計画などを実行できたことが、業績貢献につながりました。

「月間賞を狙って特定の月に納品タイミングを合わせんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、決してそんなことはなくて(笑)。むしろお客様の都合や意向によるところが大きいので、納期のコントロールは簡単じゃないんです(涙)。月間賞を狙うならば、大型のプロジェクトを日常的に受け持っておくのが一番の近道かなと思います。私の場合は高難度というか、責任が重いプロジェクトを担当することが多いので、そこで自分の役割をしっかりこなし、ひたすら介在価値を発揮し続けるだけですね。

業務でいつも心掛けていることは何?

日々のタスクをこなしていく上では、効率的な進め方やモチベーションの保ち方が重要になります。受賞者3人に、それぞれの業務において心掛けていることややる気アップのためのメソッドを聞きました。

【須原さん】諦めずに取り組むことが、将来の「効率の良さ」につながる

常に念頭に置いているのは、お客様に満足していただけるようなコンテンツを制作することです。毎日しっかり集中して稼働できるよう、体調管理にも気を付けていますね。

私は要領が良いタイプではないのですが、毎日の作業を粘り強くコツコツと積み上げていくことで慣れとともに複数の作業を効率良くできるようになる――という特性があります。新卒後8年間勤めた報道メディアでもその特性を活かして業務に励んでいましたし、ファングリーでも「とにかく諦めない」スタンスは変わっていません。こうした心掛けが、結果的に効率の良さや業務へのモチベーションにもつながっていると感じています。

私は勤務時間が短いので、その中で成果を出せるよう、目の前の作業にとにかく集中することも意識しています。夜は子供たちと早めに寝てしまうことも多いので、その分朝の時間の有効活用が大事だったりもしますね。

ときには思った通りに業務が進まないこともあります。でもそういうときは、今後繰り返さないための対策を考えつつ、気持ちを切り替えることが大切です。必要以上に考え過ぎたり、落ち込み過ぎたりするのは精神的に良くないですからね!そんな日は早く寝るのが一番。朝起きたら、気持ちがリセットされて前向きになっていることも多いんですよ。

【竹本さん】最新の知識を身に付けて顧客のニーズに対応、さらなる受注へつなげる

私はコンテンツ制作関連のプロジェクトを主に担当しているため、こまごまとしたタスクに追われることが多いんです。そのため、セールスフォースや付箋アプリなどを活用してタスクを正確に管理しています。

商材の特性や効果を最大限引き出せるよう、関連セミナーに参加するなどしてできるだけ最新の知識を身に付けるようにしています。営業チーム内でも知識の共有を行っており、PVが取れたりCVにつながったりするコンテンツがどういうものか、数値や世の中のトレンドを含めてお客様に説明するよう心掛けています。お客様からの信頼を勝ち取れれば、「竹本に任せておけば大丈夫!」と思っていただけるからです。

また、知識を社内向けに共有することはサービス品質向上にも役立ちます。サービス品質が高まるということは、営業がお客様に対して提案しやすくなると思っていて。自分にとっても会社にとっても重要なアクションだと個人的には感じています。

それと、ほかに心掛けていることと言えば「フットワークは軽く!」「レスポンスは早く!」「仕事は丁寧に!」といった点でしょうか。タスクに追われていても、連絡はすぐつくようにしています。モチベーションが下がったときは、コーヒー&お菓子でリセット!非常にシンプルですね(笑)。

【佐藤さん】気持ちの良い取引や交渉を心掛け、イレギュラーにもできるだけ対応

担当業務の中には、自分がコントロールできなかったり、権限がなかったりするものも数多くあります。それは社内だけでなく、お客様とのプロジェクトにおいても同様です。そのため、こうした不確定要素やコントロールできない部分に対しどう予防線を張って処理していくか、状況によっては交渉できるようにするかが、日々の業務では非常に重要だと考えています。

例えばプロジェクト進行中に、これまで会議などに参加していなかった代表者などの意見(鶴の一声ってやつですね)ですべてがひっくり返ることも少なくありません。こうした出来事は社内外を問わず、制作コンディションに大きく影響するもの。このようなイレギュラーが発生した際は、「気持ちの良い取引・交渉」を通して現場の士気を維持できるよう心掛けています。要件や仕様の決定に時間を要し、さまざまな方面で会話を必要とする複雑なプロジェクトへの対応は、自分の得意分野だと思っています。「大変だけど嫌いじゃない」ってやつですね。そうした特性を活かし、関係者が多い案件でも適切に動けていければと思っています。

業務中は正直「疲れたな」と思うこともあります。プロジェクト進行中はずっとマラソンをしているような感覚です。担当しているプロジェクトのひとつが完了してもまたすぐ別のプロジェクトが始まるため、ゴールテープを切った瞬間にそのまま別のレースに突入する感じというか……。疲労感が溜まっていくとモチベーションの維持が難しくなるので、休息をどこかで入れつつ、「人のために自分の時間を犠牲にしている」という感覚にならないよう気を付けています。

同僚の仕事はいつも意識している?

職種を問わず、「目標の達成」には同僚の協力が不可欠です。受賞したメンバーは、日々業務を行う中で同僚の存在をどう意識しているのでしょうか?

【須原さん】同僚の良い点はお手本にし、積極的に取り入れてみる

特定の誰かを意識することはありませんが、一緒に働く人の良い部分をお手本にし、積極的に取り入れるようにしています。例えば、作業を進めるのが早い同僚がいる場合、なぜそんなに効率が良いのか聞きに行き、自分もできそうなことはとりあえず取り組んでみたりしています。

また、同僚の「すごい!」と思えることや助けてもらったときの感謝の言葉は、本人に伝えることも心掛けています。私自身、褒めてもらうと安心したり嬉しくなったり……という性格なので、全員が気持ち良く働ける環境を築くためにも、感謝の言葉は伝えるようにしていますね。

業務でピンチになるときもありますが、同僚の力を借りることももちろんあります。一人で対応しているプロジェクトでも、苦戦している状況を上長や同僚に伝えてアドバイスをもらうケースは多いかもしれません。チームで取り組んでいる案件であればほかのスタッフと相談し、うまくいく方法を探りますね。

【竹本さん】顧客提案でも仲間からの意見・アドバイスが大きな助けに

上長の提案力や分析力は非常に参考になります。ヒアリングを通してお客様のインサイト、悩み、課題を的確に見抜き、ポイントを押さえた提案を自分もできるように、吸収できることはどんどん吸収しています。

提案時に悩むこともありますが、その際も上長や仲間の意見・アドバイスは大きな助けになります。あらためてヒアリング内容を共有し、「その内容であればこの施策の提案がいいのでは?」「この観点で勝負してみたら?」といったアドバイスをもらえたり、ほかの顧客に提案した内容を成功事例として共有してもらえたりするので、提案にも幅が出ている気がします。

お客様への提案については「どのような提案を行ったのか」「なぜその提案だったのか」などをチーム内で共有することもあり、これも自身のスキルを磨くうえで大きなプラスになっています。

【佐藤さん】同僚の「良い点」は積極的に吸収 チームワークも大切に

お手本としている同僚はとくにいませんが、関わる人の「良いところ」は見ています。「これは使えるな」という点はインプットするようにしており、XDの使い方や提案書のスライドを参考にすることもあります。CMSの要件定義書やデータ定義書など、パートナーやクライアントが使っているドキュメントを参考にすることも多いですね。

同僚と仕事をする際は、「それぞれの良い点を把握すること」と「それを伝えること」を心掛けています。同じような仕事が続くと自身の能力評価もぼやけるので、周りから伝えることで再認識してもらうイメージです。スタッフそれぞれに「苦手分野」もあると思いますが、それを克服するために本人の興味・関心や情熱が必要な場合もあるので、良いところに目を向けつつ「どう分担するか」を考えるようにしています。

お互い「切磋琢磨して働く」というよりはチームワークを大切にし、それぞれが自分の良いところを伸ばしていく運用を大切にしています。

まとめ

優秀な成績をおさめ、特筆すべきバリューを発揮したスタッフを評価・賞賛するための制度である「月間賞」。実際に受賞したスタッフの業務への向き合い方、常に心掛けていることや信条を知ることで受賞に近づくだけでなく、会社にとっても自身にとっても「より良い働き方」を実現しやすくなるかもしれません。

インタビューの中では、受賞者の3人全員が「仲間との助け合い」についても触れているのが印象的でした。どんな成功も、仲間との助け合いがあって初めて達成できるもの。どんな業務を担当しているにせよ、仲間と手を取り合いひとつのタスクをやり遂げる意識を持っていきたいですね。



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