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日本のゲーム情報メディアまとめ(雑誌編)

海外ゲーム企業の方、特に中国ゲーム企業の方とお話する機会を多く頂いていますが、日本ではゲーム情報と言って一番に思い浮かぶのは「ファミ通」でファミ通で大ボリュームのページでタイトル紹介されることはステータスですというと、意外な反応を頂いたりします。

たしかに、今や多くの情報がネットで取得できますが、私もゲーム開発側で従事したこともありましたが、「あなたの関わってるタイトルがファミ通の表紙を飾ります!」となったら理屈抜きで嬉しいものです。

残念ながら、近年休刊、廃刊となった雑誌もありますが、今なおゲームファンに愛されるゲーム雑誌をまとめました。

ゲーム情報誌

週刊ファミ通

ワンコインプラスαで購入できるのに圧倒的な情報量の代表的ゲーム雑誌。編集部がプレイした率直な意見が反映された、ファミ通クロスレビューを参考にゲーム購入を検討する人間は数知れず。

アプリゲームを扱う事も増えてきましたが、中心はPSやSwitchといったコンソールゲームです。

・平均読者年齢 31.9歳
・男女比 男性80% 女性20%
・発行部数 20万部

雑誌のいいところは購入者本人だけでなく、回読されることも多いこと。ゲーム誌の回読率はそこまで高くないかもしれないですが、ファッション雑誌などは美容院筆頭に発行部数よりも多くの人に読まれている率が高いので一概に発行部数でPR効果の良し悪しは判断できないと思います。

ただ、現行後半にゲーム情報を扱ったニュートラルな雑誌はファミ通一強です。(ファミ通と同じく長らく愛された電撃Play Stationは2020年3月28日号を持って定期刊行終了、実質廃刊となりました。

私の人生で大きな影響を受けたゲーム「ガンパレードマーチ」も電撃Play Stationが無かったらきっと出会えませんでした。沢山の感謝と復刻出たら絶対買います。

コンプティーク

ゲーム情報誌、というよりはスマホゲーム、ブラウザゲーム、ボーカロイドといったネット発のコンテンツを扱った雑誌です。

日本のアニメ、ゲーム、オタク文化を抑えたコンテンツ情報とともにコミックも楽しめます。若い世代からの支持が中心のようです。

・平均読者年齢 21.0歳
・男女比 男性90% 女性10%
・発行部数 5万部

B's LOG

女性向けゲームの情報源としては必ず抑えておきたい、女性向け専門誌。女性比率99%。WEBサイトURLを貼っていますが、ポスター等の特典がついたB'sLOG本誌は女性専門誌の中では大人気。

ゲーム情報多く扱っており、また美麗なイケメンキャラクターを演じる声優情報が多いことも特徴です。

・平均読者年齢 22.0歳
・男女比 男性1% 女性99%
・発行部数 9万部

アプリスタイル

以前は毎月刊行でしたが現在は3か月に1回の季刊誌として刊行されています。アプリ情報専門の雑誌となります。専門誌だけあって、序盤の詳しい攻略情報等もあわせて紹介されています。

その他ゲーム情報が中心ではないですが、「ゲームを原作としたコミック」や「ゲームに登場するキャラクター」にフォーカスした雑誌。また、ファミ通や電撃ブランドでハードウェア専門誌が存在します。

ゲームと関係性が深い雑誌

Vジャンプ

電撃G'zマガジン

電撃マオウ

最後に、電撃Play Station復活を切に願います……!

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