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試行錯誤しよう。いくつになっても。

「おいくつですか?」問題について。

尿酸値かガンマGTPか、ボーリングのベストスコアか様々な回答できそうな問いなのだが、まあ日本では一般的に年齢を尋ねる言葉だ。

僕は他人の年齢を覚えるのが苦手なこともあって、基本的に相手のことは一緒にいて楽しいか楽しくないか、でしか判断しない。年齢は割とどうでもいいステータスなのだ。赤んぼうもおじいちゃんも、おもしろければ共に遊ぶだけだ。

「おいくつですか?」

さして興味もないのだが、流れとして聞いておいたほうが、その後の発展に繋がる場合もあるため、形式上この質問をすることがある。

「いくつに見えます?」

伝えたくて、でも言葉にならなくて、この胸の高鳴りをおぅおぅ。ああもうこの不毛なやりとりで曲が一曲書けそうだ。僕はこの手の切り返しには、祖母の遺言どおり印象マイナス5歳で答えるようにしている。もともと他人の年齢がわからないので打率は低いが。そして、この流れにはもれなく「お若く見えますね。」という模範的定型回答が標準装備されている。これに強いストレスを感じる人も少なくないはずだ。

流れ的にやむおえず歳を聞いただけなのに
いくつに見えますか禁止令発布されたらいいのに
あ、二曲目できた。

僕もわりと若く見られがちなのだが、別にそのおまけには期待していない。むしろ
「へえ、お歳の割に落ち着きないですね。」
「へえ、お歳のわりに話が安っぽいですね。」
「へえ、お歳の割に馬鹿っぽいですね。」
とか言われたほうが、次の一手に工夫がみいだせる。ぜひそうしていただきたい。


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