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若い時に買ってでもする、もの。
今の若い子の考えがわからない。って、たぶん古代から使われてきたフレーズだと思う。
異世代はおろか、他人の考えていることなんてわかるわけがない。
人間の想像力なんてそれほど豊かじゃない。
会社だって突然辞めるさ。
リスペクトされる人は発信力が強いから、理想の上司像なんてネットの上にいくらでも転がっている。こういう人の下で働きたいって、夢を抱くことだって今の時代は簡単だ。
辛いに基準値はないし、当人が辛いのならば辞めたらいい。
ひとつの会社で勤めあげる意識がなくったっていい。
職業を選択する自由を持つ国なのだし。
一方、どんな不遇な職場でもソリューションを編み出す喜びはある。これは長い人生を楽しく過ごすためのスキルにつながったりもする。せっかくなので単なる仕事場としてではなく、観察分析する場として活用したら良いと思う。
人は面白い。同期でも上司でも後輩でも。好きな人も嫌いな人も。
社会の理不尽さも時にはコントになるし、数学や物理の問題のように、時間をかけてその事象と向き合えば、美しい謎解きに変化する。
起きていることを、どう受け止めどう感じるかは、自分の想像力にゆだねられている。
苦労せざる者は幸運に値せず、とダヴィンチは言ったが、苦労という言葉の定義までは言及していない。苦労とは何か、真理に向き合い、それが今必要な苦労なのか、苦労と似ているだけのろくでもない物なのか。そのジャッジができるほどの経験値を育てていったらいい。
価値ある苦労を売っているのなら、身銭を切ってもいい。と、僕は思っているよ。
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