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アップデートされない理念

俺は偉いんだぞと声に出しては言っていないだろうけれど、心の底ではマイクスタンド振り回しているんだろう。
「俺は偉いぜ。市長もやってるんだからねモグモグ。」
不適切発言および不適切行為で謝罪をするオジサンたちが随分増えたけど、そもそも想像力が無くて人の痛みを分かろうとしない人は、上からものを言いたい野望が強いんだろうな。
それに増えたんじゃなくて、もともとあった問題が露呈しやすい社会になってきたってことだろうな。
おお、そしたらテクノロジーが世界を変えていけるってことではないか。

信念は貫くべきだ、生涯かけて!という教えに納得できなくて
「先生たちって、実社会を知らないじゃないですか。どんな気持ちで進路指導とかしてるんすか。」
お前はいやなこと聞くねえと嫌がられた。今考えても生意気な学生だ。

アイデンティティなんて一生変わらないと言うオトナも多い。
だけど僕はそうは思ってない。

世界は変わり続けていて、もう昨日の常識はあっという間に過去の非常識になってしまう時代なのに。自分の掲げていた目標が前後左右にブレないなんて誰にも断言できない。

マトがいつでも止まってるなんてルールはない。

若い人の承認欲求が問題視されているけれど
オジサンたちの信条が凝り固まっているのとどこか似ている。

自分はこうだ。こうあり続けたい。
世界はどんどん前に、時間は未来にしか歩を進めていないのに。

身体はどんどんダウングレードしていって
それに伴って精神も老朽化していくのだとしたら
資産価値のなくなっていくそんなもんはお払い箱である。
リサイクル料金すら発生しない粗大なゴミでしかない。

自分が変わればいいだけ。アップデートを繰り返すだけ。

いまだにWindows98使いやすかったよねって言っちゃうけどさ。


(250日)

#エッセイ #コント部 #僕なりの幸福論 #毎日note #信念のアップデート #未来に向かう

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