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秋田直送 秋の日本酒

酒菜やまさきです。いつもありがとうございます。
ようやく秋めいてきました。朝晩、心地よい風が吹いています。
秋田からのお酒が届きました。


毎回、一升瓶6本をまとめて送っていただいています。

これからのシーズン、おすすめのお酒です。

刈穂 秋 かわせみ

刈穂 秋 かわせみ

酒屋店主のblogより
 「ひやおろし」の表示はないけれどラベル全体に秋色を滲ませてどこから見ても「ひやおろし」の、『純米吟醸 秋 kawasemi あきかわせみ』。そしてもう一点は、カラフルな紅葉ラベルからして一目瞭然の、『山廃純米酒 ひやおろし』です。それでなくてもジックリと寝かせて旨味の上がる刈穂酒ですが、この酒も 上槽後に一回火入れをした後は、春・夏を蔵内でゆったりと低温で貯蔵熟成し、香味鮮やかで旨味の凝縮した味わい という蔵のコメント通りに刈穂らしい「ひやおろし」に育っているのは間違いないと思います。じっくりと寝かせたとはいえ、そこは50%精米で微かに果実感を帯びた快い吟醸香。誘われるようにスイッと口に含むと、立ち香のフルーティさとは裏腹に、熟成感豊かな甘味と酸味がジワーッと広がり、やはり「刈穂」の熟成酒。だからといって、昔の熟成酒とは違い何処かに新鮮さを残し、飲み口は軽やかで爽やかにキレてゆき、ん~~美味しい! 旨い! まさに旨味の凝縮した味わいの「ひやおろし」だ。秋が深まるにつれ涼しさも増し、そんな季節の旬の料理に合わせたくなるのが、こんな軽く飲めて味わいの充実したお酒。どうぞ、お早めにご準備してじっくりとお楽しみ下さるようお願い申し上げます‥‥‥‥
『刈穂・純米吟醸 秋 kawasemi -あきかわせみ-』です。
使用米:秋田酒こまち
精米率:50%
使用酵母:AKITA 雪国酵母(UT-1)
日本酒度:+5.0
酸度:1.7
アミノ酸:1.3
ALC度:16.0%
醸造年度:2023年度(2023年7月~2024年6月)

やまとしずく 純米吟醸 ひやおろし

やまとしずく 純米吟醸 ひやおろし

酒屋店主のblogより
 入荷したては「爽快酒」、晩秋の頃には「熟旨酒」・・その変化が楽しみという愛飲家が多いこのお酒。今年も 春の上槽直後に火入れをし、春から夏にかけて蔵内でじっくり貯蔵し、香味が程よく熟成するのを待って『生詰め酒』にて出荷 された、『純米吟醸 ひやおろし』です。蔵からは 味の乗ったバランスの良い香味をお楽しみください という簡単なコメントですが‥‥AK-1酵母の華やかさは抑えながら、ほのかな果実様の香りを立たせている。口に含むと、香 甘 酸 のバランスの良さが一瞬にして判り、「美味しい!」のが直ぐにわかる。しばらくすると、口中にはジワッと酒本来の甘味と旨味が広がり、最後は爽やかな酸で柔らかにキレ、後口のスッキリ感が何ともいえず、もう四、五杯! となるのは必至・・旨味たっぷりの快い甘味と酸味で、近年の「やまとしずく」の味わいを象徴するような美味しさだ。しかも、その甘味や酸味や旨味はすべてが綺麗で、新酒生酒の時には感じられた粗さもすっかり消え、瑞々しさを残しつつみっちりとした濃密さを感じさせ、ん~~旨い! この綺麗な濃醇さなら晩秋までの熟成にもしっかりと耐えて、今年も「だんだんに美味しくなってゆく」のは間違いなしだ。
 とはいえ、入荷はたぶんこの一回のみ早期終売必至です。飲みたいと思った時に酒はなしとならないうちに、どうぞお早目にお求めお楽しみ下さるようお願い申し上げます‥‥‥‥
『やまとしずく・純米吟醸 -生詰め- ひやおろし』です。
使用米:秋田酒こまち
精米率:55%
使用酵母:秋田流花酵母 AK-1
日本酒度:+0.3
酸度:1.7
アミノ酸:1.2
ALC度:16.0%
醸造年度:2023年度(2023年7月~2024年6月)

角右衛門 福小町 クライフォーザムーン

角右衛門 福小町 クライフォーザムーン

店主のblogより
 この時期なのに、「ひやおろし」表示はないけれど『ひやおろし』というお酒です。その辺りを御蔵からは 「ひやおろし」という響きの季節感が薄くなり、この言葉を使うことへの陳腐さに一石を投じてみたい と三年前から「ひやおろし」表示を止め、「ないものねだり」とか「不可解なことを願う」などの意味をもつ『Cry for the moon』という名称に変えた との説明です・・・でも、ラベルの晩酌をしている猫ファミリーの可愛らしさもあってか、冷蔵庫に並んでいるのを見ると、お客様は「あっ! 角右衛門のひやおろし」と何の違和感もなく呼んでくださいます。ということで、あとは美味しければ何の問題もなし!です。蔵からは 酵母ブレンドにより華やかさと果実感を併せ持ち、ゆるりゆるりと飲ませるタイプに仕上げています。秋から初冬にかけてじっくりとご賞味ください との味わいコメントですが‥‥特別純米クラスにしては珍しく、ちょっぴり華やかで軽やかな吟醸香。口に含むと、これも微かに果実感のある綺麗で透明感のある酸と上品な甘さが広がり、ん~~美味しい! 一口でこの酒の個性と美味しさを判らせてくれる・・この蔵では、ブレンド酵母も使い慣れて、一石を投じた成果が見え始めているのかもしれません。そして、最後は綺麗な酸でツイーッと落ちてゆき、喉に落とした後の戻り香や余韻の芳醇な果実感で、特別純米とはいえ純米吟醸並みの55%精米が奏功しているのは間違いない。これなら、冷やはもちろん、ぬる燗でゆるゆると飲むのも良し。秋から初冬にかけじっくりと楽しめる一本に仕上がっている。とはいえ、この美味しさに加え、価格も値上がりなしの本当にお手頃価格ですから、終売が予想以上に早まるのは確実です。どうぞ、お早めにお求めお楽しみくださるようお願い申し上げます‥‥‥‥
『角右衛門・特別純米 ~Cry for the moon~』です。
使用米:麹/秋田県産 吟の精、掛/あきたこまち
精米率:55%
使用酵母:自社ブレンド 酵母
日本酒度:+2.0
酸度:1.4
アミノ酸:1.3
ALC度:16.5%
醸造年度:2023年度(2023年7月~202年6月)

ゆきの美人 愛山麹 純米吟醸 ひやおろし

ゆきの美人 愛山麹 純米吟醸 ひやおろし

酒屋店主のblogより
この時期の新入荷といえば、もちろん「ひやおろし」です。その第一弾、毎年、ご好評をいただいております と、蔵のお酒の中で最も安定した美味しさと誰もが認めるお酒で、愛山のコクのある旨みと酒こまちの軽快な味わいが調和した、食中酒向きの仕上がりました という、もうすぐ始まる食欲の秋に相応しいコメントと共に入荷してまいりました。『純米吟醸 愛山麹 ひやおろし』です。少し米っぽい匂いが立ってくる香りだがそれも一瞬、口に含むと軽やかで透明感のある酸味がシュワッと頬の内側を軽く刺激し、火入れ熟成しているとは思えない新鮮さと爽快さだ。そして、甘と酸が分離したりどちらかが突出することなく、調和のとれた旨味を形作り、最後は軽い、本当に軽いピリ感を口中に余韻として残しながら、スーッと穏やかにキレてゆく・・・ん~~美味しい! 酒だけでも美味しいけれど、コメント通りに食中酒としてもぴったり。秋の旬の食材とも相性が悪かろうはずがない。とはいえ、まだまだ高値のサンマはご遠慮申し上げて、お手頃価格のイワシでも塩焼きにしてクピッといきたいですねぇ。とうことで、今年は出荷調整はありませんでしたが、この美味しさなら終売も早いのは間違いなしです。どうぞ、お早めにお求めお楽しみ下さるようお願い申しあげます‥‥‥‥
『ゆきの美人・純米吟醸 愛山麹 ひやおろし』です。
使用米:麹/愛山、掛/酒こまち
精米率:55%
使用酵母:蔵内培養酵母
日本酒度:+8.0
酸度:1.6
ALC度:16.0%
醸造年度:2023年度(2023年7月~2024年6月)

山本 純米吟醸 ブラック

山本 純米吟醸 ピュアブラック

 潤黒の山本ラベル、スタイリッシュにそして精悍に、どこか凜とした佇まいが漂い、まずその風貌から魅了されます。 若き蔵元(兼杜氏):山本友文が試行錯誤を繰り返し、今や白瀑の代名詞ともなった「山本」。 米作りから始まり精米から搾りまで一貫して作業した集大成です。 通常では麹造りを主とした彼が主力の純米吟醸の全ての行程に直接携わった入魂の酒です。 モダンなF・F・J(フレッシュ、フルーティ・ジューシー)を全面に押し出し、山本氏曰く「日本刀のような鋭いキレ味」をイメージしています。 グラスに漂うほのかな甘めの果実の香り、華美ではないけどしっかりした健康的な風味が清々しく、いかにも若い造り手の作風を感じます。ともかくも人気ブランドに成長した「山本」はここ数年はフル回転での生産も追いつかない状況にあり、慢性的な品薄状態が続いています。
■産地:秋田県八峰町
■原料米:秋田酒こまち
■精米歩合:50-55%
■使用酵母:秋田酵母No.12
■日本酒度:+2.0
■酸度:1.8
■アルコール度:16%

春霞・特別純米 栗ラベル・黄 山田錦(ひやおろし)

春霞 栗ラベル

秋田県産酒米「美郷錦」が使用米の八割から九割を占める御蔵ですが、もちろん美郷錦ではない酒米のお酒もあります。それが、この『栗ラベル』シリーズです。その一つが、この兵庫県産の『オール山田錦』で仕込んだ『栗ラベル・黄(ひやおろし)』です。酒米の王者と言われる山田錦を『60%精米』して『KA-401(熊本酵母)』の仕込みですから、「YK-35」ならぬ「YK-60」・・・ですから、絶対に飲む価値ありの一本!です。

御蔵からは 山田錦×九号系酵母(熊本酵母 KA-401)の王道のレシピによる純米酒で、夏を越した頃からグッと香味が上がります。秋のお料理と相性の良い、食中酒向けの栗ラベルの秋バージョン、春霞の秋のお酒です。じっくりとお召し上がりください というコメントですが‥‥

‥‥熊本酵母の華やかさはないが、上品で落ち着いた吟醸香。口に含むと、軽くシュワッとする酸味。その後を追うように微かに甘味が現れて・・と思っているうちに先の酸味がいつの間にか消えて、口中に残るのは甘と酸が綯い交じった上品な美味しさ。しかも、酒質全体に粗さや雑味がなく、綺麗で透明感がありスイスイと入り飲み飽きもなし。それに、喉に落とした後にまでほのかな吟醸の香りが余韻をひき、これがお酒に高級感を与えており、ん~~これぞ「山田錦」なればこそ。何とも美味しい!

ただ、キンキンに冷えた状態では少し硬さがあり、御蔵ならではの柔らかで心地良い甘味が少し足りないかもしれない。しかし、常温に近い温度や30度以下の「日向燗」にでもする手間暇を惜しまなければ、「春霞」の持ち味である甘と酸が調和された優しい旨味を存分に堪能できるのは間違いなしだ。

例のごとく、数量限定で出荷は一回限り? それに、季節も秋の食材もそしてこの『ひやおろし』も足早に過ぎ去って行くのはいつもの通り。お早目にお求めお楽しみ下さるのが宜しいかと思いますよ~~‥‥‥‥
『春霞・特別純米 栗ラベル・黄 山田錦(ひやおろし)』です。
使用米:兵庫県産 山田錦
精米率:60%
使用酵母:KA-4(熊本酵母)
日本酒度:+2.0
酸度:1.5
ALC度:16.0%
醸造年度:2023年度(2023年7月~2024年6月)

どのお酒も魅力的。この時期の旬の味とともに、旬のお酒もいかがですか。能登栗の渋皮煮も、いよいよお店で提供できそうです。今週もよろしくお願いいたします。

酒菜やまさき
小松市材木町47番地
営業 木~土 午後5時~10時
ラストオーダー9時 ドリンクオーダー9時半
070-7784-3838

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