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【公募で受賞するコツ】公募にハマりすぎると人はどうなるのか? 公募好きに送るストーリー2

こんにちは、funenoです。

公募大好きイラストレーターです。

著者は、だいたい、年間70~80くらいの作品を公募に出しています。勝率は50%くらいで、公募年間獲得賞金は過去3年間は20万越えです。これはそんな、公募の沼にハマった著者による、公募エッセイです。

沼にハマるまではこちら(無料記事)↓

おのれの命を多少なりとも削って作った作品を送ったからには、絶対に、なんとしても、賞が取りたい。そう誰もが思いますよね。

でも、不採用のお知らせばっかりが届く。

著者も初めの数年は、結果がさっぱりな感じでした。フリーランスだったんですけど、その当時は仕事もろくになくて、もう何というか、気分が沈み込む毎日でした。

でも何事にもコツってあるんですよね。

それを見つけてからは、公募の海を泳ぐのが、ちょっと楽になりました。今回は、著者が見つけた、公募で受賞するコツについて書いていきます。

このエッセイマンガ+文章を読むと、公募沼であがくのが、ちょっと楽になるかも?



公募で受賞するコツは、落とされる要素を極力排除すること


誰にでもできるけど意外と守られていないことは、応募要項を絶対に外さないようにする、という点です。

カンタンなことなのですが、この点をナメていると審査の前にはじかれます。

イラストの場合、CMYKで提出と書いてあるのにRGBで応募したり、出力見本をつけろと書いてあるのに出さなかったり。小説の場合、規定枚数やや越えてるけど、何とななるだろ、と思って出したりするのは危険です。

応募要項に、ファンタジー求む、と書いてあるのにガチSF系を送るなどのカテゴリーエラーをするのもまずいです。また、その賞の読者の対象年齢に合わせるのは最重要です。

カテゴリーエラーなんかない、面白い作品、斬新な作品を求む、と書いてあっても注意です。むしろそれは罠です。受賞作を読んでよく研究して、傾向を掴んでから応募しましょう。

小説家さんの動画で見たところによると、面白い作品、斬新な作品は、下読みさんが落としがちらしいです。で、結局無難な作品が賞を取る、って、その方の動画では言ってました。

なので、斬新さを入れつつ、ベースは王道、というのが一番良いのではないかと思います。斬新さは一部でいいみたいです。全部斬新だと、評価がしづらいんでしょうね。

私も選考委員として小説賞の選考に携わったことがあるんですけど、レーベルのカラーというか、賞主催者が求めているテイストがあるので、そこのレーベルの読者年齢と合わない作品や、カテエラ作品が来ると、おもしろいな、と感じても、上の選考へ上げづらいムードがバンバン漂ってました。

そういう賞ばっかりじゃないとは思いますが。

選考委員になる方法はこちら↓

それから、文学賞によっては、年齢ではじかれることがあるらしいです。歳取りすぎていると落とすとかそういうのです。

これは私が小説添削していただいた先生から聞いたので、実際確かめたわけじゃないですし、公式には年齢差別はないことになっているので、噂程度に思っていただければと思います。気になる人は、念のため、狙ってる賞の歴代受賞者の年齢を確認してみては?

ほかに賞を取るコツとしては、採用点数の多いところに応募することです。採用確率が上がるので、モチベーションも上がります。

応募期間の短いところもおすすめ。この辺は懸賞の感覚に近いです。賞は取りやすいところから取る! これに尽きます。

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