投資の目利きマガジンの新連載です。
今月から「みんかぶ」が運営するメディア「Kabutan」での新連載村上茂久のスタートアップ投資術-新世代アップルの見つけ方-
のポイント要約記事をお届けします。
「FUNDINNO」を通じて資金調達を行ったベンチャー企業の成長戦略が解説されています。
今回は、「捨てられた野菜」を使った新食材「ベジート」を展開する株式会社アイル(長崎県平戸市)の解説記事です。
アイルは、FUNDINNOでは、目標募集額の3倍超の9560万円調達をしています。
こちらはFUNDINNOのプロジェクトページです。
記事の要約と合わせて、投資の目利き力を鍛えるためのキーワード解説をお届けします。
目利きポイント①PMFしているかの見極め
そもそもPMFとは何でしょうか?
図解でイメージを掴んでいただければと思います。
PMFには達成のための順番があることを理解しておきましょう。
図解すると下記のようなイメージです。
PMF達成の観点でベジートの事業を整理します。
社会課題解決の視点に注目が集まるベジートですが、ポイントはPMFしている・市場に受け入れられるようになっていることだと捉えることができます。
投資の目利き視点をまとめます。
目利きポイント②成長戦略の見極め
続いて、2つ目の目利きポイントです。
成長戦略、成長の検証に関して解説します。
ベンチャー企業は急成長を前提に動いています。
成長を分解すると、どのような考え方になるかは投資の目利きのために理解しておきたいポイントです。
こちらも、図解でイメージを掴んでみてください。
成長のために、商品戦略を変えるのか、価格戦略を変えるのか、流通や店舗戦略を変えるのか、広告戦略を変えるのか、この4つのどこに投資をしていくのかを見定めます。
筆者の村上さんによると、アイルは「工場や販売先を増やす(Place)」「広告宣伝費を増やす(Promotion)」ことが成長戦略を考えるポイントだと解説されています。
成長戦略が具体的にイメージできると、投資判断も明確になるはずです。
投資の目利き視点をまとめます。
まとめ
投資の目利きポイントとしてご紹介した2つの視点をまとめます。
ぜひ、Kabutanの本記事も読んでいただきながら、投資の目利き力を磨いてみてください!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
今後の投資の目利きマガジンもお楽しみに!