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株式投資型クラファンと社会課題解決の関係性

Forbes JAPANの9月号は、「インパクト・スタートアップとは何か。」がテーマでした。

「官」が担うと考えられていた社会課題解決を「民」が担う。

その中でも、ベンチャー企業が社会課題解決に向けて先進的な取り組みを行なう動きが加速しています。

インパクトスタートアップとは?

「インパクト・スタートアップ」とは、社会的課題を革新的なビジネスモデルで解決し、持続的な成長を志向する若い企業・組織のことを指します。

今回のnoteでは、インパクトスタートアップの具体事例を紐解き、ベンチャー企業が取り組む社会課題解決の取り組みをご紹介します。

中でも、障がい者の活躍機会創出を目指して活動するベンチャー企業に焦点を当てていきたいと思います。

障がい者支援サービスのイメージは、ビジネスとは遠いイメージをもつ方がいらっしゃるかもしれません。
実際、この分野は行政やNPOなどに支えられ成り立っています。

その中で、従来の行政・NPOなどのアプローチとは異なる方法で課題解決に取り組むベンチャー企業があります。

eスポーツを通じて、障害者が自分らしく・やりがいをもって社会参加する支援を行う、株式会社ePARAです。

ePARAは、FUNDINNOで全2回の調達を行なっており、第1回目、2回目ともに、開始後すぐに目標を達成しています!

ePARAのFUNDINNO挑戦プロセス

社会課題解決を進めるための株式投資型クラウドファンディングの意義を考える上で、ePARAの挑戦は象徴的です。

第一回目のFUNDINNOでの調達後、代表の加藤さんがnoteを書かれています。

加藤さんが、noteの中で下記のような言葉を残されています。

既存の金融機関から相手にされにくい私のようなゼブラ起業家にとって、FUNDINNOは「株主という仲間」と「資金」を両方獲得しうる良いサービスだなと感じました。

ゼブラ起業家がFUNDINNOを利用して9分で資金調達目標を達成した際の裏話

株式投資型クラウドファンディングと社会課題解決

改めて、社会課題解決に取り組む企業が、株式投資型クラウドファンディングに取り組み意味とは何でしょうか?

クラウドファンディングであるため資金調達を行えるメリットはもちろんありますが、重要なポイントは、
仲間との繋がりの強化だと加藤さんのnoteから考えさせられました。

社会課題解決に取り組む上で、経営者・顧客・株主が一体となれる状態が、生まれること。

これが株式投資型クラファンだからこそ生まれる要素なのだとなのだと思います。

例えば、ePARAの場合は、所属されているメンバーの方が、応援ツイートが生まれています。

・障がいの有⇆無
・事業者⇆株主
といった、二項対立の関係ではなく、
一体となって、ビジョンや目標に向かって取り組んでいくこと。

そのきっかけとして、株式投資型クラウドファンディングが使われているePARAの事例がとても嬉しく感じると同時に、もっと事例を増やしていけるよう頑張っていきたいと思っています。

そして、株式投資型クラウドファンディングならではの応援の連鎖が生まれるのは、積極的にプロセス発信する加藤さんの姿があってこそです(加藤さん、いつもありがとうございます!)

最後に

今回は株式会社ePARAのFUNDINNOでの取り組みから、インパクトスタートアップと株式投資型クラウドファンディングの相性の良さを考察してみました。

FUNDINNOでは、今後も社会課題解決に取り組むベンチャー企業が挑戦しゃすい環境をつくっていきたいと思います!

ソーシャルベンチャー投資の特集ページもつくっているので、お時間ある時に覗いてみてください!

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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