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【ふなログ687】売上を伸ばすためには、相手を知り自分も知ることが大切。


早いもので、2023年もあと3ヶ月を切りました。
10月の初日、近所の神社にお参りに行って来ました。 


2023年という一年は、
人生という時間枠の一部に過ぎませんが、
一つの節目として、色々と大きく振り返ったり
成し遂げたいことの定点観測を行うには、良い機会だと思います。


ここ数ヶ月、
業務委託のお仕事や個人のお仕事の受注は落ち込んでいましたが、

先月の9月は、
バカみたいに働いた(と言っても、まだまだですが)ので、
業務委託のお仕事の売上は過去最高額を更新し、
個人のお仕事の継続受注も、ありがたく頂戴いたしました。


業務委託経由の専門学校の授業でも、
20名の生徒の最大公約数的なニーズが掴めてきました。

「良くも悪くもこういうもの」という、
フラットな諦観のようなものを
感覚知として捉えることができ、
妙な期待をせずにレジュメを作成、
前期の成績の評価も淡々と行いました。


最近聞いた話では、
私のクラスの授業は他のクラスの授業に比べて、
「圧倒的に出席率と課題提出率が高い」
と聞いてかなり驚いてしまいました。

生徒から好かれようと考えても無意味な話で、
「わかりやすい授業」と
「これをやったら評価を下げるという基準を明確に伝える」
「明らかに改善してきた、成長を見せた人には評価すること」

の3つだけを
徹底的に行なってきただけです。


どんな集団でも脱落してしまう人は
残念ながら、
一定数出てしまうことは覚悟して置かなければなりません。
(私も例外ではない)

しかし、
誰も皆、脱落したいわけではありません。


そのため、
何をすれば成長できるチャンスに恵まれるか?
何をするとダメなのか?

などを、
辛酸を舐めてきた私の拙い人生経験で得てきたことを交えながら伝えて、
「単位を落としたくない」
というニーズを満たすマネジメントに徹底することを考えました。


ある意味、
とても目線が低いニーズなのですが、
最初、
そういう生徒さんが多いクラスであることを知って愕然とし、
始めの数ヶ月は、
少なくとも理想を求めていた私にとって
本当に苦しい日々でした。


しかし、
「自分の理想を押し付けようとしていただけでは?」
ということに気付いてからは、

学習内容の難易度やスピードも落としつつ、
学習のポイントを絞り込み、評価基準も明確に伝えたお陰か、
直近2ヶ月から、
出席率と課題提出率が60%あたりから90%あたりまで上昇しました。


あと、
授業態度が明らかに悪かった生徒さんも数人、
明らかに姿勢が前向きに変わったり、
課題の成績も向上を見せる場面も見られました。


私の授業が面白いのかどうか分かりませんが、
毎週の提出課題の添削時に、
総評としてのコメントを書いていたのも大きかったのかもしれません。
期待を込めるのと同時に、
ダメなことはビシッと伝えることを心掛けました。


また、私にとって大きかったのは、
最初の契約額を大きく上回るコストがかかることが分かり、
後半から契約額更新の交渉を試みて、
それがうまく行ったことでもあります。

もしこれがなければ、
私自身、色々なマネジメントや評価の仕組みを考案したり、
課題のクオリティを向上させるような取り組みに、
ここまでエネルギーを注げなかったと思います。

何だかんだ言って、
綺麗事抜きにして「現金収入」は励みになりますよね。


売値を上げることによって、
サービスの質を向上させることをコミットする。

しかし、そのためには、
「サービスの質をどのように向上させるか?」
を交渉時に示して、
相手にイメージして頂く必要があります。


「先に渡す」ことができなければ、
相手も納得しません。
しかし、
「断られたらどうしよう」という恐れも先立ちます。

ただ、
それもある程度の実績を知って貰えているのであれば、
法外な交渉でもしない限り、強気に出た方がいいです。
強気に出つつも、譲歩するところは譲歩する、というところでしょうか。


色々と書きましたが、
相手を知り、相手のニーズ(求めていること)を知り、
自分がどうしたいかも知る。

その上で、
自分の求めている方向に影響力を発揮させていく試みが、
少しづつ芽生えてきた結果が、
9月の売上最高額更新に繋がったのだと思います。
(と言っても、目指している水準には全く届いていませんが・・・)


どうも、最近パッとしない地味なことばかり
毎日やり続けていて、何も成果を出せていない、
変わっていないような感覚に陥っていましたが、

こうして、
思い出しながら取り組んできたことを書いていくと、
出来たこともそれなりにあったことに気付きました。


やはり、自分のことは自分では見えにくい。
だからこそ、
良いところに目を向けて言葉で書いていくことは、
究極的にPDCAに繋がっていくんだなぁ、と感じました。

2023年残り3ヶ月。
振り返りと定点観測をして、
ラストスパートしていきましょう。


それでは、
今日も素敵な1日をお過ごしください。

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