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【ふなログ740】現場から幽体離脱。1%でも成功する要素を見い出して客観視しよう


「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きているんだ!」
かなり過去にあった某ドラマでのセリフです。

当然ながら現場目線で、事に向き合うことはとても大切です。

ただし、現場に目線を置き過ぎてしまうと、
もっと大切なことを逆に見落としてしまうこともあります。


人は有事の際、視野が狭くなり
物事も短期的にしか見れなくなり、
主観的に感情的には一喜一憂しがちです。

今起きていることがどのくらい影響を及ぼすのか?
自分1人で解決できることなのか?
関係者助けを借りるとすれば、どのような範囲なのか?
そもそも関係者は誰なのか?
全てを満足させることは可能なのか?
切り捨てることはないのか?
長期的な方向性としてどうなのか?

実は冷静、かつ客観的に捉えて
判断する必要があることは山程あります。
感情マネジメントは、生きる上でとても大切です。


感情がマイナスに持っていかれる時ほど、
こういった客観的に捉えていかないと、誤った判断を下したり、
悩むこと自体に時間とエネルギーを割くことになり、
生産的な判断ができなくなります。


冒頭の某ドラマでも、
現場の重要さをマネジメント層に訴えた場面でのセリフですが、
現場だけではなくマネジメント層があったからこそ言える、
重要なセリフだったはずです。


有事は現場で起きても、マネジメントする目線が必要。
それを自分で行うためには、一度主観から客観、
第一人称の視点から第三者の視点に強制的に引き剥がす必要があります。


マイナスな感情を幽体離脱して眺めるイメージ。
そして、その中でも良かったと振り返る点を少しでも拾っていくことが大切。

そうすると、客観視できるようになります。
全て全否定せず、起こった問題に対して良い点を僅かでもよいので見いだすと、自分でも客観視できるようになるのではないでしょうか?


1%でもいいんです。
1%でもよかったことを見つけることで、そこを足場にして突破口を開くことができます。

感情がマイナスに触れたときこそ、
現場から視点を引き剥がし、よかった点を1%だけでも見つけ、
少しずつ客観視していく。その上で自分に出来ることに着手して増やしていくしかありません。

そのうちに、
「自分のこの状況は、世を偲ぶ仮の姿!」と冗談抜きで思えるようになります(笑)


1%でも成功する余地を見つけ、
1%でも成功していることを信じるのが大切。

逆に、感情がプラスに触れた時は、
思いっきり喜びましょう(笑)


これから、富士登山の予行演習として、
大山に登ってきます!

それでは、
素敵な1日をお過ごしください。

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