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【ふなログ578】あなたの「芸風」は何ですか?=何をもって覚えてもらえるのか?


昨日は、
午前中にお仕事の後、
午後に子供達を連れて横須賀に。

久々に、室内アスレチック。
そして映画の『すずめの戸締まり』を鑑賞。


室内アスレチックでは、
次女がようやく身長110cmを超えたので、
通常のエリアに入れるように。

トランポリンやロープウォーク、エアーラン。
結構心肺機能を酷使することがわかり、
ぜーはーしながら楽しみました。


最後、次女だけ見学者にして、
クライミングエリアでボルタリングを。

ボルタリングは4種類あったのですが、
どうしても1種類だけが攻略できず。
残り20%あたりでゴールまで到達できませんでした。


球体の壁にある丸っこい突起を掴んで、
斜め横に一気に体重移動して、
すぐに上方の突起を掴む動作が必要ということが登ってみて判明しました。
しかし、それを敢行するためには、明らかに握力が足りないのです。

富士登山とは全く異なる筋力が試されます。
握力を上げることを意識すると、
腕だけでなく背中とお腹にも力が必要だということがわかる。
結構、総合的に鍛えていく必要があるのです。


一つの目標を達成するためには、
複数の課題が出てくることも多いです。
これは、実際に取り組むからこそ分かるのです。

ということで、
「トンデミ横須賀店のボルタリング全部制覇する」
という目標が新たに追加です(笑)


そして、
新海誠監督の新作『すずめの戸締り』を鑑賞。
テーマを掘り下げるとそれなりに難しい内容だと思いますが、
ストーリー進行がテンポ良くて分かりやすく、
見せ場も多いので、長女はかなり楽しんでいました。

次女は、
部分部分で「怖いよー」と涙目になって抱きついてましたが、
二人とも、エンディングテーマ曲を聞きたくて、
スマホでダウンロード後、帰りの車の中で聞き入ってました。

入場時にもらった冊子


寂寥感漂う
廃墟や震災跡地の描き方が何とも美しく、
「生と死」が隣り合わせという重厚なテーマがありながらも、
スリリングな展開やほっこりする場面もあり、
思った以上に年齢層を選ばない内容だと感じました。

冒頭のシーンの謎が解けるクライマックスのシーンでは、
年齢を重ねた人が何らかのカタルシスを感じるであろう、
切なくも希望にも満ちた美しい描き方で、とても感動。


また観てもいいなと感じました。
この子達が大きくなったら、きっと違う楽しみ方ができるでしょう。

とりあえず、私が長女に
「好きな人が出来たら、あそこまで助けに行くかい?」
と聞いたところ、
「タイプの男が居たらそうするかもねー。今のクラスには居ないけど」
とのことでした(笑)。

割と正直な性格なので、
本当にタイプな人が現れたら結構無茶する方だな。
(誰に似たんだか)


・・・と、
かなりの時間を家族サービス(自主的にですが)に費やし、
一旦自分の中にある諸々の悩み事をリセットして、
改めて課題に向き合っている今日の日曜日。

ここで、ふっと
「自分の芸風は大切にした方がいい」
という結論が出ました。


体動かしてはしゃいだり、
ボルタリングで課題が出てきたり、
映画観て感情が動かされたり、子供と触れ合ったり、
お仕事と直接関係ないことを満喫した日でしたが、

打算や計算抜きにして
自分という人間、
人格が垣間見える時間を過ごしながら、
「このままの自分でいいんだ」
という気持ちが強まりました。


諸々超えなければならない課題もあります。
足りていないコトやモノも山積みです。
未だ達成できていないことも沢山あります。

しかし、
それらを手に入れたり達成しようとするあまりに、
安易に自分を
「合わせにかかっていないだろうか?」と、
ここ数日感じてストレスを感じていました。

「このままの自分では、きっと通用しない」
という焦り。


これはこれで正しいのかもしれませんが、
これまでやってきて、幸せだったこと、喜んでもらえたこと、
達成してきたことは嘘ではなく、
それらをもっと信じても良いと。

「これだけしか、登れていない」
と感じるかもしれない。

しかし、
「これだけ登っているんだ」
とも解釈できる。

仕事や人間関係で、
外側に現れる「姿」を敢えて「芸風」と例えるならば、
そんな
「自分の芸風は大切にした方がいい」のです。

たとえ至らない自分であっても、
今、そんな「芸風」認めてくださっているのであれば、
それを大切にした方がいい。


「何をもって覚えてもらえるのか?」
という問いを、
少し砕いて考えてみた次第です。


昨日の家族サービスから
無理くりこじつけた感は否めませんが、

そんな喜怒哀楽から、
やっぱ「自分の芸風は大切にした方がいい」
という言葉が、心の中に降りてきたのです。

もう少し自分のことを大切にし、
周りの人、お客様も大切にしていく。

「芸風」が自分として外の世界から見えるのであれば、
その「芸風」は大切に育てていくのみです。


あなたの「芸風」は何ですか?

時々でもいいので、
素の自分で楽しむ時間を作ってみると、
そんな「芸風」に気づくかもしれません。


それでは、
今日も素敵な1日をお過ごしください。

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