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サイエンス×テクノロジー=エンジニアリング

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科学とは「事物の本質を表す体系的な知」であり、技術とは「特定の場面で応用される実践的な知」である。すなわち工学および工業とは「人々にとって有用な構造物や発動機関の設計・組立・運用… もっと読む
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2017年4月の記事一覧

Sports Techスタートアップへの投資トレンド(VRはスポーツ産業をどこまで変えるか?)

Sports Techスタートアップへの投資トレンド(VRはスポーツ産業をどこまで変えるか?)

SSACレポート第8段の今回はSports Techスタートアップへの投資トレンドである。アメリカではSports Techへの投資は今ホットになっている分野の一つであり、2015年時点で年間10億ドル規模の投資が集まっている(引用元:TechCrunch)。この金額規模はFinTechスタートアップへの投資額15億ドルと近いレベルでその注目度の高さが伺える。

USにおいてSports Tech

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スタンフォードのコンピュータサイエンスの授業の感想

いまのところ25単位分(マスター修了に必要な単位数の約半分)の授業を取ったので感想を時系列でちょっとまとめたい。昔のやつは記憶が曖昧になっているけど。

CS243 プログラムの解析と最適化 (2014Q4)要するにコンパイラの最適化の授業。前半はデータフロー解析とかでかなり実用的な感じがしたが、後半は行列計算の命令の依存関係を抽出してベクトル最適化とか、Itaniumみたいにレジスタのたくさんあ

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コンピューターの国のこども(販促ですよ)

たとえばきみは朝起きる。部屋は快適な湿度に保たれている。空気清浄機の湿度センサーが乾燥を感知して、設定の湿度になるまで働いているからだ(タンクに水を入れ忘れていなければ)。

6年後だとしよう。きみはもう小学生のはずだ。顔を洗って自分で着替えたり、お父さんとお母さん(わたしだ)と一緒に朝ごはんを食べたりする。今の、すごく赤ちゃんなきみからは想像もつかないけれど、うまくいけばそうなっているはず。

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才能がある人には、才能がない人の気持ちがわからない

才能がある人には、才能がない人の気持ちがわからない

才能がある人には、才能がない人の気持ちがわからない。長嶋茂雄が人に野球を教えるときには「ボールがシュッて来るから、そこにバシッとバットを振るとね、スパーン!ってボールが飛んでいくから。やってみて」と全く参考にならないアドバイスしか出来ないという伝説のように。

才能というのは、その人の生まれ持った能力とか考え方のクセみたいなものによってあることが出来ること、そしてそれに評価がついてくるということで

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