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[第13回]ボートレース予想に統計学は使えないのか、どうなのか

前々回まで練習編として進めてきたボートレース統計学。今回からは実践編という名の通常版でお届けいたします。引き続きよろしくお願いいたします。

今回は、練習編の最後で予告した「テーマの続き」──さらには前回でも触れた問題点についてお話したいと思います。

ボートレースで舟券を的中させることが難しい理由がわかる内容になっています。よければ最後までお付き合いください。


特大であろうが何だろうが、大発見はいち大発見にすぎない

問題点は第10回に隠されていました。2連率が40%以上のモーターの勝率を調べた記事です。

そこでは、私たちは2連率40%以上のモーターは基準と比べて勝率が高いと結論づけました。それもかなり強いと思われる結果になったのは、その回の「見ればわかる図」を見ればわかることですよね。

第10回の見ればわかる図

そこで私は思ったのです──

そんなに大大大大、大発見じゃなくてもよかったのにな──😅

私の記事で多様している「違いがあるかジャッジ」では、関係度レア度5%境界線にあたる「2」を越えてくれれば十分なのです。

そして、こんなことを考えました──

モーターの2連率が何%以上になれば「ただの偶然エリア」に入るのだろう──🤔

疑問に思ったことは統計学が解決してくれます。早速、データ分析してみましょう。使用するのは2024年後期の審査期間(2023年11月1日から2024年4月30日)のデータです。

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