大豆田とわ子と三人の元夫 の好きな会話のシーン 第1話より

坂元裕二 脚本の今季イチオシのドラマ、大豆田とわ子と三人の元夫 の好きな会話のシーンを投稿します。

観てない方、ゴメンなさい。観てた方とどうしてもシェアしたい大好きなシーンがあるので、メモ的に書き留めます。

工事現場の穴🕳にズボッと落ちた大豆田とわ子(松たか子)。偶然通りかかった最初の夫、田中八作(松田龍平)と再会。彼の部屋で風呂から上がって洗濯した服を眺めるとわ子。

八作 「乾くまで待ってな。」

とわ子「じゃあ、乾くまで。」

その後、八作の作った柳川風うどんを二人で食べる。そして食べ終わり、窓際に掛けてる服のカットが映る…

とわ子「ご馳走様でした。」

八作「まだ乾いて無いんじゃない?」と暗にもう少しゆっくりしていて欲しい様子。

その後、デザートにフルーツ🍓を食べた後、ウトウトしてしまう とわ子。

八作「寝てるじゃん。」

とわ子「もう、乾いてたんじゃない?」すぐさま目を開ける。

八作「そっちはどうなの?楽しくやってんの?」話題を変え会話を続ける。そして寝落ちする とわ子。とわ子を引き寄せ、膝枕。

とわ子「あっ、寝ちゃった」すぐに起きる。見上げると八作と目が合い、6秒間見つめ合う。動揺しながら窓際の服に目をやる八作。

八作「乾いたんじゃないかな?」

とわ子「布団がね、見たの、風でふっ飛んだのを…」今度は、とわ子が話題を変え会話を続ける。

八作「へぇ…えっ⁈今?」

とわ子「品川で歩いてて…」膝枕をしたまま、まったり話す。

八作「品川…」聴き入る様な相づち。

とわ子「風強かったんだよね…誰かのウチのベランダに干してある布団が…飛んで…私、あっ、布団がふっ飛んだって…」フッと優しく笑う八作。

八作「ねぇ、いつ?」

とわ子「お母さんのお葬式の帰り…布団がふっ飛んだだよ…」

八作「そ、そうだったんだ。」義母の死を知る。

とわ子「うん…ダジャレって現実に起きる事もあるんだねぇ。」布団の話を続ける。

八作「そっかぁ。」動揺したまま取り急ぎ事実を受け入れる。

とわ子「うん…」

八作「ありがとう、教えてくれて。」

とわ子「良かったのかな…教えちゃて。」と視聴者(私)は噛み合ってないが成立している会話にニヤリ😏

八作「俺にとってもおかあさんだったから…」

とわ子「うん…」自然に返事する とわ子。先程ニヤリとした視聴者(私)はいつの間にか噛み合ってる会話に驚く。

八作「ごめん、知らなくて…」

とわ子「(首を静かに横に振る)駄目なんだよねぇ、メールが開けないとか何だかんだ言い訳してるけど、お墓に入れる気にならないんだよ。悲しいって言えば悲しいんだろうけど言葉にしたら言葉が気持ちを上書きしちゃう気がしてさ、なんかねぇ…フワッフワしちゃってんだよね…乾いたかも。」起きあがろうとする、とわ子。

八作「昔さぁ、君とお義母さんと三人で、西伊豆だったかなぁ、行った時…(以下略)」話題を義母との思い出話に変え、会話を続ける。途中で寝落ちしているとわ子に気付き、フッと笑う八作。そのまま話を続ける。

八作「本当はね、その時お義母さんに言われた事がある。この子は強がりだから、どうか一生大事にしてやって…」ここで話を止め、とわ子の寝顔を見やり、そのまま膝枕。

以上、本編32:30〜42:45のシーン。

その後、ナレーションが入り、コメディ色に戻る。

全体的にはコントの様なコメディ部分が好きだし、特に第一話は、全体的にそれ以降の回より、コメディ色が強くテンポも速いが、このシーン全体のゆったりとした時の流れは印象深い。

説明少な目でしたが、このシーンの良さ、伝わるといいなぁ😌

大豆田とわ子と三人の元夫、また来週🙋🏻‍♀️(機会があればまた👋)



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