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インディーゲーム開発者は儲かるのか?独自に調査した結論を書きます。

インディーゲーム開発者として日々ゲームを制作している人は数多くいます。
しかし、実際に収益を上げている人はどのくらいいるのでしょうか?
この点に焦点を当てて記事を書いていきます。

厳しいどころか終了している開発者たち

世の中には成功を収めている人もいれば、まだ成功を掴んでいない人もいます。
結論から言うと、インディーゲーム開発者の多くは成功には程遠い状況にあります。
具体的な統計を取ったわけではありませんが、おそらく99%の開発者は成功していないか、制作途中で完成の見通しが立っていない状態です。
驚きの結論だと感じたでしょうか?
もちろん、コンシューマー向けに移植して成功した開発者もいますが、その数は非常に限られています。
現状、多くの開発者は成功に至っていないのが実情です。

開発チームを結成しても無理ゲー

一人では開発が難しいため、チームを結成してメンバーを募集する案件をよく目にします。
多くのメンバーが集まれば、皆の力で素晴らしいゲームを作ることができるはずという夢を持った人たちが集まっています。
報酬は売上を折半するという形です。
しかし、このようなチームが成功したという話を聞いたことがありません。
売上を上げたり、大作が完成したりした事例は私が調べた限りでは見つかりませんでした。
実力のあるゲーム開発者ほど一人で作る傾向があり、開発チームに参加する実力者は少ないように思えます。
それもそのはずで、自分が実力者であれば、成功の見込みが低いチームに入りたいとは思わないでしょう。
特に売上を折半となると、自分一人で開発した方が合理的です。

ゲーム会社退職者は1人でコツコツ

ゲーム会社を退職して自作のゲームを作っている人も多くいます。
こうした人たちは豊富な知識と経験を持っているため、1人で制作することができます。
また、チームに参加する場合でも、高いレベルのチームに加わることが多いです。そういったチームでは、作業に対してしっかりと報酬が支払われます。
売上を折半するような契約ではなく、作業に見合った報酬を受け取ることができます。
これがプロとアマチュアの大きな違いだと思います。
私としては、作業に対して適正な報酬を支払ってもらえる契約でなければ、絶対に仕事をしません。

なぜインディーゲーム開発者は儲からない?

すでに結論は述べていますが、もう少し掘り下げてみたいと思います。
まず、あなたはインディーゲームを購入することがありますか?
インディーゲームと大手ゲーム会社が作るゲームの違いは何でしょうか?
グラフィック、ゲームのボリューム、完成度など、様々な要因が考えられます。
総じて、インディーゲームはこれらの点で劣っていると言えます。
特に、グラフィックに力を入れていないインディーゲームが多いことが残念です。
私が一番残念に思うのは、このグラフィックの質です。
グラフィックがしょぼいと、そもそも購入しようという気になりませんし、ゲームそのものが良くないだろうと想像してしまいます。
最初に購入を考えさせたり、興味を引いたりするためには、まずグラフィックが重要です。
しかし、多くのインディーゲームはこの初動の要となるグラフィックに力を入れていません。
これが、インディーゲームが絶望的に感じられる理由です。

良ゲーそれとも糞ゲーか?

ゲームの内容について、私の視点から説明します。グラフィックについては、見た目のことを指します。
食べ物に例えると、見た目がおいしそうかどうかに相当します。
おいしそうだと思えば試しに食べてみますが、まずそうだと思えば手をつけないでしょう。
これが見た目の重要性であり、人間の初動です。ゲームにおいては、この部分がグラフィックに当たります。

しかし、実際に食べてみた感想は見た目とは違うことがあります。
見た目通りにおいしかった場合もあれば、見た目ほどではなかった場合もあります。
この感想は個人の好みによるもので、100人全員が同じ意見になることはありません。
つまり、良いゲームかどうかの判断は個人の意見に依存します。

もちろん、予算が豊富にあれば、より良いゲームを作れる可能性は高くなります。
しかし、これは理想論であり、現実には開発には時間や予算の制約があります。
その中で、完璧ではなくてもリリースすることもあります。

パブリッシャーに見込まれるゲーム

ここではゲームパブリッシャーについて詳しく説明します。
ゲームパブリッシャーとは、ゲームの宣伝や販売を行う企業のことです。
彼らはインディーゲームの開発者と提携し、そのゲームを市場に出して大きな売上を狙います。
そのため、大きな売上が期待できるゲーム開発者との提携を望むのは当然です。
しかし、ほとんどのゲーム開発者はパブリッシャーと提携できません。
これは、個人のゲーム開発者がゲームを売れない原因の一つでもあります。
ゲームは大規模な宣伝なしにはなかなか売れないのが現状です。
そして、パブリッシャーが関与するのは完成度が高く、面白そうなゲームに限られます。
つまり、個人のゲーム開発者が売れないのはこのためです。
パブリッシャーが求めるのは、魅力的で高い完成度を持つゲームですが、そのようなゲームは非常に少ないのが現実です。

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