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ブロック崩しを作ってみた。ゲーム制作のプログラミングと面白さとは?

ブロック崩しを制作しました。これは以前から個人的に挑戦したかったゲームです。ここでは、その制作過程について詳しく書いていきます。ゲーム制作に興味のある方の参考になれば嬉しいです。

ブロック崩しは面白い?

個人的に、ブロック崩しゲームは非常に面白いと思います。
例えば、タイトーのアルカノイドなどは、あまりゲームをやらない人でも楽しめる作品ではないでしょうか。
バーを左右に動かすだけのシンプルな操作ながら、アクション要素が豊富で熱中できるゲームです。また、ゲームプログラミングの初歩的な技術を学ぶのにも最適な題材です。

グラフィックの演出

ブロック崩しはシンプルで誰でも楽しめるゲームですが、その制作を軽視するべきではないと感じます。ゲームの楽しさを追求して制作することが重要です。

その観点から、グラフィックに手を抜くわけにはいきません。ただブロックが並んでいるだけでは魅力に欠けます。ブロックに立体感を持たせ、壊す楽しさを感じられるような雰囲気を作り上げることを考えました。

ブロックと背景

ブロックには目立つように鮮やかな色を使用しました。ブロックは目標物であり、目に付きやすくする必要があります。
一方、背景には暗く落ち着いた色を選びましたが、ただの塗りつぶしではなく、タイル状のデザインにしました。これにより、ブロックと背景がはっきりと区別できるようになります。また、主役であるボールとパッドも目立つ色にしました。

スコアーとハイスコア―

ブロック崩しゲームでスコアを競うのは、最も簡単な楽しみ方です。現在のスコアとハイスコアを表示し、ブロックを壊すことで点数が入る仕組みを追加しました。

しかし、現状ではステージが更新されないため、すべてのブロックを壊すとゲームが終了してしまいます。ゲームをさらに面白くするためには、新しいステージに進めるようにするか、一定の間隔で新しいブロックを追加する必要があります。
一般的には、新しいステージに進めるようにすることがゲームの面白さを高める方法です。

ライフ制でゲームオーバー

ボールを落とすとミスになり、ライフが減っていきます。ライフは8回分あり、すべて失うとゲームオーバーとなります。このシステムを導入したのは、ゲームをより難しく感じたためです。

ミスをしてもボールは下で跳ね返るため、ゲームが中断されることはありません。ライフは減少しますが、ボールは跳ね返りながらゲームは続行されます。ゲームの楽しさを維持することを重視し、ゲームオーバーになるまではボールが動き続けるようにしました。

ブロック崩しの醍醐味とは?

ボールがブロックに当たると、そのブロックは消滅します。ボールがバウンドしながら連続してブロックを壊し、10個以上のブロックを一度に破壊することもあります。このような連鎖反応が起きると、とても爽快です。

自動的にスコアがどんどん上がっていくのも、楽しいと感じるポイントです。これがブロック崩しの最大の魅力かもしれません。最初は難しく感じるかもしれませんが、徐々に爽快感を味わえるようになるのが、このゲームの本質的な面白さなのでしょう。

アルカノイドの面白さ

最後にアルカノイドの魅力についても触れておきます。アルカノイドはタイトーがアーケード向けに発売し、大ヒットを記録したブロック崩しゲームです。

1986年にリリースされ、その時代にブロック崩しの大ブームを巻き起こしました。他のメーカーもナムコやセガをはじめとして、ブロック崩しゲームを数多く発表しましたが、アルカノイドには全く太刀打ちできませんでした。

アルカノイドはブロック崩しの概念を一新したゲームと言えるでしょう。さらに、様々なコンシューマー機にも移植され、その人気を広げました。これほどまでにヒットしたブロック崩しゲームは他に例を見ないと思います。

アルカノイドから学ぶこと

アルカノイドから学ぶことは多くあります。ブロック崩しが流行ったのは1970年代で、80年代にはほとんど忘れ去られていました。しかし、タイトーはこの古いゲームに新たな息を吹き込んだのです。その独自性は際立っており、以下の点が挙げられます:

  • ステージをクリアする楽しさ

  • アイテムでのパワーアップ

  • 美しいグラフィックス

  • ボスキャラの登場

これらの要素はブロック崩しの概念を覆し、ゲーム体験を一新しました。これらの工夫は、他のすべてのゲームにも応用できるかもしれません。

ゲームを面白くするためには、これらのアイデアを取り入れるべきです。アルカノイドには、ゲームを面白くするためのヒントが詰まっているのは間違いありません。


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