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4.【読書投稿】~「時間革命」を読んで~

こんばんは。

前回の読書投稿に続き、
今回はホリエモンこと
堀江貴文さんの
「時間革命 1秒もムダに生きるな」
という著書のアウトプットを
していければと思います!

この本は大学2年生の時に一度読んだのですが、
久々に読み返したくなったので、読んでみました。

読み終わった感想としては
人によって意見が分かれそうだなと思いました。
ここまでトップダウンの思考を持っている人も
珍しいのかもと
(ほとんどの方がそうだと思いますが)
ボトムアップに近いぼくはそう感じました。
ただ、学ぶ部分も多くあったので
今回はこの本をアウトプットしていければと思います。

1.「自分時間」と「他人時間」

まず、時間には2種類あると
堀江さんは主張しています。
一つ目は「自分時間」です。
自分時間とは、好きな仕事ややりたいこと、趣味、
気の合う仲間との飲み会などのような
「自分のための時間」のことを意味します。

続いて、2つ目は「他人時間」です。
他人時間とは、やらされている仕事や通勤時間、
したくもない電話やメール、気を遣う飲み会
などのような「他人のための時間」のことを意味します。

そして、自分時間と他人時間の2つの中で
大事なのは自分時間であるため、
下記のような状態にすることが
大事であると考えています。
「自分時間を増やす」+「他人時間を減らす」→人生の質が高くなる

ここまで、読み進めてみて
確かに自分の時間を確保するのが
大事ということは納得ですが
現実的に中々、難しそう...と思いました。
(後にこの思考はバッサリ斬られました)

また、この章では
「暇=悪」と「多忙=悪」
ということも主張されており、
「忙しさを充実感とはき違えるな」という
ギクッとするような言葉もありました(;^_^

この本の究極的な結論は
自分の心躍る予定だけで時間を埋め尽くし、無我夢中で動き回る
ということが大事で、
そのために時間を上手く使う必要がある。
というところに結論があるのかなと思いました。

2.徹底的に「ムダ」な時間を殺せ

①他人時間を削る
他人時間の発生源は自分自身にあります。
人生における最大のムダとは
「悩み」の時間なのです。
この「悩み」とは「本当はこうしたい」
という自分なりの答えがあるのに「プライド」や
「自意識」が足を引っ張っている状態のことです。

そのため、堀江さんは普段から
「シンプルがいい、シンプルがいい」
と心に言い聞かせることで
自分の本音を見定めることを行っているそうです。

②悩むことをやめる
世の中はトレードオフが原則となっています。
そのため、あれもやりたいし、これもやりたい
といったものは通用しません。

そのため、本当に時間革命を起こしたいのなら
本当に大切にしたいこと以外はすべて手放す覚悟が必要です。
そして、自分の根本的な欲求に向き合い
「自分にとって一番大切なことは何か」を
「シンプル」に絞り込めた人
こそが
自分の時間を手にしている人の共通点だそうです。

③「すきま時間」を「黄金時間」に変えろ

悩むのをやめることの次に重要なのが
「すきま時間の使い方」です。

すきま時間を制するものがビジネスを制する
と言われるぐらいなので、すごく重要ですね。

なぜ、すきま時間がいいのか...?
本質ではないので、簡潔にまとめると
「締め切り」があることで人はものすごく
集中できるからです。

さて、すきま時間をうまく使うにはどうしたらいいのか...?

あらあじめ「そこでやる作業」を明確に決めておく

ということが大事だそうです。
要するに準備しとけよってことですね。

また、「この5分で何ができるのか」を
常に考えることも大事なことだそうなので
意識していきたいと思いました。

④スマホをフル活用せよ
スマホが使える時代に
「空間」に縛られた働きかたを
している人は必ず時間をムダにしているそうです。

本当にすきま時間を活用したいなら
以下の3つを真剣に考えておく必要があります。

(1)いかにパソコンに触らないで仕事を済ませるか
(2)いかにデスクに近づかずに仕事を済ませるか
(3)いかにスマホだけで作業を完結させるか

自由な時間を手にいれるためには
時間そのものよりも、場所の制約から逃れて、
空間の自由を獲得することを考えるべきなのだそうです。

そのためにもスマホは積極的に活用していく
必要がありそうです!

⑤得意なことに集中投資

自分一人だけの頑張りで
できることは本当に少ないです。
これは、もう痛感しまくりです(-_-;)

本気で時間革命を起こしたいのなら
語弊のある表現かもしれませんが、
積極的に「他人」を使うことが欠かせません。

人に任せない限り自分の時間は増えないため
「全部を自分でやろうとしない」は鉄則になります。

具体的には、
自分以外にもできる内容であれば、
それに適性のある人に任せる。
そして、自分は自分の得意なことに集中する
ということです。
(あんまり具体的にもなってないですね(^^;)

「いつも時間がない」という人は
自分の「コアバリュー」が分かっていない可能性があります。

また、より多くのことに時間を使える人の共通点は
「できません。代わりにやってください」
と言える人だそうです。
これ勇気要りますよね笑

ただ、人をこきつかえ、他人の時間を奪いあえ
という意味ではありません。
何かを人に任せることで自分自身もその人も
同時にバリューを発揮できることが望ましいです。

なお、任される側が気持ちよく
その仕事を引き受けてくれるような
伝え方も大事になってきます。
人の巻き込みっていうのがここでも
大事になってくるみたいですね。

3.時間密度を濃くする「夢中」

①人生=一本の大きな川
「人生とは一本の大きな川を下っていくこと」
というイメージを堀江さんは持っているようです。
(これは面白い考え方だと思いました!)

川の中で力を抜いてぷかぷか浮いているだけで、
次々に視界に入ってくる果物に夢中になればいい
そして「川下り」で大事なことは
(1)自分から「果物」を探しに行かない
(2)少しでも美味そうと思ったら選り好みせずに手を伸ばす
ということです。
そして、堀江さんがよく言う「多動」とは
ある意味、究極の受け身であることが分かります。

つまり、好きとか楽しい
とかは後からついてくるから
目の前に現れたものに徹底的にのめりこめばいい!
ということだけを意識しておけばいいということです。

②ストレスを生む時間は減らす
ストレスとは何かを考えるとき
絶対時間ではなく「体感時間」目安に考えるといいです。
長く感じる時間は自分にとってのストレスであると予想できます。

例えば、ぼくの場合で考えると
学生時代、体育の授業は一瞬でしたけど
化学の時間だけ異様に長く感じていました。
つまり、ぼくにとって体育は
夢中になれるものであり、
化学は苦痛だったということです
(化学の先生ごめんなさい🙇)

このような考え方でストレスを生む時間を見つけ
極力それを遠ざけていくことで
ストレスを減らしていくことが重要です。

ただ、そんなこと言われても現実は厳しい
ということもたくさんありますよね(-_-;)

この本で堀江さんは
人が動くことができないのは「経験が少ない」からである。
と明言しています。
経験が少ないゆえに将来の見通しがたたず
不安で動けないということだそうです。
(確かに未来の見通しがたたない中で
動き出すのなかなか不安ですよね(~_~;))

しかしながら、健全な見通しのスタート地点には
いつも「経験」があります。
つまり、まずやってみないと始まらない
ということです。

よって、上手くいくかどうかではなく、
その経験をすることが大事であり
「意味があるか」や「上手くいくか」
は考えず行動するべきだということですね。

なかなか鬼のようなことを
言っている気もするのですが
何かを成し遂げたいなら覚悟を決めて
行動していくしかないということなのかなと思いました。

③貯めるべきはお金ではなく信用

現状「労働=時間をお金に替える行為」
になっている人が多い
というのも堀江さんの見解です。
ただ、ここまで読んでいただいた方には
分かりきった話になるかもしれませんが
「働くとは何かをじっと我慢することではない」
です。

そして、労働の対価として支払われる
お金とは「信用」を可視化した単なるツールなのです。

つまり、大切なのは
じっと我慢してお金を得ることではなく
夢中になって働き、「信用を得る」ことにあるのです。

まさに賛否両論ありそうです(~_~;)

4.「将来」を心配するくらいなら「現在」に夢中になれ

とにかく目の前のことに
どっぷりのめり込むことが大事です。
過去でもなく、未来でもなく、
現在だけを考え熱中する。
これが時間革命を起こす上で
必要不可欠になります。

著書の中で堀江さんは以下のような言葉を残しています。
・「長期的な目標は実現しない」
・「やりたいことがあるなら、今やればいい」
・「意味があるのは『短期的な目標だけ』」
・「『熱中できるものだけで人生を埋め尽くした人』だけが自分の時間と人生に革命を起こすことができる」

つまり、ポイントとしては以下の3点があげられるのではないでしょうか。
(1)達成間までの期間が短い
(2)達成の基準が明確
(3)まず熱中してみる

言うのは簡単ですが、
実行するのは難易度が高いかもしれません。
ただ、意識するだけでも変わってくるかもしれないですね!

5.最後に

ここまで読んでみて
冒頭でも書いたように
今まで読んできた本の著者で
これほどトップダウンの思考を持った人は
いなかったなという気がしています。

ただ、
「自分一人でできることは限りあるからこそ
人を巻き込み行動をしていく」
「何かを得るためには何かを切り捨てる必要がある」
という点が多くの本と共通しているように感じました。

今回もお付き合いいただきありがとうございました!


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