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2021.8.26 GIFT ROCKS LIVE 感想レポ

まえがき

この日、a flood of circleの結成15周年イヤーを祝うためにa flood of circleと親交の深い5組のアーティストとファンが新木場のUSEN STUDIO COASTに集結した。

今年8月11日に発売されたGIFT ROCKSというアルバムのタイトルを背負っての公演となる。

このアルバムはこのライブに出演するSIX LOUNGE、Rei、田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN)、THE BACK HORN、山中さわお(the pillows)がa flood of circleに向けて制作した作品を集結させたものとなっており、磨き上げてきた信頼関係の結晶とも呼べるような作品だと思う。

そんな6アーティストが新木場でどんなライブを行ったのか、少しでも伝えることができたら嬉しい。


SIX LOUNGE

このライブの先方、一番手を担ったのは大分発のアーティストSIX LOUNGE

こうしてライブを拝見するのは初だったが、ステージに上がるとすぐさまにギアが入った。エッジの効いた攻撃的な演奏の「エッジタイマー」からガンガンに会場に響かしてくる。

ヤマグチユウモリさんの歌声が非常に好きで気に入るまでそんな時間が掛からなかった。

続けざまに「DO DO IN THE BOOM BOOM」まで演奏し、楽曲は合わせて6分くらいの尺なのだが、このわずか2曲でこれは帰ったらちゃんと楽曲漁らないとなぁと。

天使のスーツケースとメリールーの印象がばり強くてちゃんと掘れてなかったね。有識者がいたら是非色々と教えていただきたいところ。

2曲演奏が終わると、ヤマグチユウモリさんの喋り。

おはようございます!

とステージ後ろに下がっているGIFT ROCKSの絵(Tシャツの絵)を指差して、GIFT ROCKSど真ん中に載っている俺たちが大分のSIX LOUNGEです!よろしくお願いします!と勢いよく挨拶をすると早速次の曲へ

ユニゾンでタイトルを気持ちよく口ずさむ「トゥ!トゥ!トゥ!」、気持ちよく疾走していくメロディの「Under The Cloud」であっという間に会場を音楽の波に乗せていき、初手から後ろに控えるアーティストのハードルをグイグイと上げていくようだ。

またあっという間に演奏を終えて話し始める。

新木場...起きてるかい。(拍手がぼちぼち起こる感じ)
今日はまったり行こうよ...

嘘でーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーす!!!!!!
スピード!!!!!!

とっさにドラムのハイテンポの煽りから「スピード」の演奏が始まる。MCの流れからのこの曲のさっさとさっさと流れるメロディと詩に思わず笑いがこぼれた。

続く「トラッシュ」ではロックンロールという今回の公演の史上最重要単語と思えるようなテーマを提げて大好きかい?と問いかけてくる。めちゃくちゃにご機嫌なナンバー。

ここまでどの曲も一曲一曲が短時間で要素が濃縮されているような印象を受けた。

さまざまなイベントが無くなっていく中で今日という日を迎えられて嬉しいです。GIFT ROCKSは俺たちにとっても特別なものになりました。
次の曲は愛を込めてa flood of circleに送ります。

というとa flood of circleもGIFT ROCKSでカバーしていた「メリールー」の演奏に入る。最初はギターボーカルのヤマグチユウモリさんソロから始まり、今までの疾走感、攻撃的躍動感とは異なり、聴かせるように情緒を大事にして演奏が始まる。

イワオリクさんのベースがマイクに当たって音が出ちゃったとかこれっぽっちも気にする必要などない。

改めて生で聞くと本当にいい曲だし、キュッとする歌詞だ。


演奏を終えると「いつか照らしてくれるだろう」の泥だらけでピースマークというフレーズでSIX LOUNGEめちゃくちゃいいじゃんの感情がさらに大きくなる。

「僕を撃て」では実直なサウンドと心情を強く歌った歌詞を会場に投げかけるようにしてステージを後にした。

うん。しっかりこのバンドの活動を追っていこう。決めた。



Rei

転換のリハで「MOSHI MOSHI」を演奏しながらチューニングやエフェクタの調整を行なっていく。

ギターの返しを今の倍に。とかスタッフに指示を出しながら音を作り上げていく様子を見るのもとても楽しかった。

挨拶がわりの「My Name is Rei」でとても洒落ていて揺れていると気持ちよくなれるようなメロディを背に超絶堂々たる歌いっぷり。

マイクの端にかけてあった拡声器を使い、荒くした声でメッセージを届けることから始まる「ORIGINALS」、跳ねるようなギターフレーズに縦乗りが非常に心地の良い「COCOA」

クラップを煽って会場が瞬く間に一つになっていく。

スラスラと次から次へと流れる英詩とそれを担う世界観を作るキーボードややドラム、何よりReiさんのギターがめちゃくちゃにエグかった。

3曲演奏し終えるとa flood of circleとの関係について話をしてくれた。

a flood of circle、ありがとうございます。
GIFT ROCKSには私もI'M ALIVEで参加させていただいて、お返しにBLACK BANANAをカバーしてもらっています。

亮介さんとはどこで初めて会ったか覚えてないけどライブハウスで好きな音楽、私もロックやブルースが好きなんですけど趣味があって仲良くなりました。

初めて対バンさせていただいたのはa flood of circleの年末のカウントダウンイベントです。よろしくおねがいします!

ここからは更にメンバー紹介がてらセッションをも交えて更にステージを盛り上げていく。

センターのお立ち台に立ったかと思えば、フロアに背を向けて人差し指を上に突き上げる。向き直るとフライングVをかき鳴らしフロアを魅了していく。圧倒的ギタークイーンの風格を漂わせたかと思えば、ベースの中西さんの手を引いてステージ中央で向き合って演奏したりと音楽的にも視覚的にも最高最強だった。

ラスト「What Do You Want」を演奏し終わった後も、すぐさま颯爽と去っていく姿は忘れられない。

楽器は楽しい!音楽は楽しい!を体現しまくったアクトがそこにあった。

そういえば、最初はサングラスかけてなかったと思うんだけどいつの間にかけてたんだろう。(最後はまた外してた。)



UNISON SQUARE GARDEN

暗闇からゆっくりとはじまった「WINDOW開ける」
ピンスポの中、ギターの斎藤さんが演奏を行う。

その後、ステージのバックライトに照らされて演奏している黒いシルエットが見える状態に。サビになると一気にステージが赤くなり、そのシルエットの正体がわかるとともに激しくなる演奏。

静かに。でも確かな荒々しさを持ったまま、「世界はファンシー」へ
 "しかし二次関数などマジちょろい、歴代将軍とかもまじちょろい"の歌い方が変わっていて、低音から入っていく歌い方ではなく、高音から歌い続ける歌い方に。

「Phantom Joke」でさらに奇怪かつ激しさに助走をつけて走りきるとひと段落

あちーーー...!やっぱライブハウスでかく汗は最高だな...今日は全力で徹底的にa flood of circleをお祝いしにきました。よろしくお願いします!

「夏影テールライト」から再開し、揺れるように音にのり、ヘッドフォンがドラムスの貴雄さんに付けられて「君の瞳に恋してない」で会場全体が跳ねる。

そのまま「シャンデリア・ワルツ」で会場の熱気は最高潮へ。2番の"譲れないものもある"は今回はアレンジなし。

a flood of circle、15年間続けてくれてありがとう!!

言い放つとドラムの入りからa flood of circleもカバーしている「フルカラープログラム」へ。

ラスサビ前の"涙キラキラ西の空に光る モノクロでは説明できない完全無欠のロックンロールを"ではドラムスのフェードアウトからのラスサビで疾走感を爆発させるような演奏で駆け抜けた。

対バンイベントにおいてMCなしで駆け抜けることも決して少なくないバンドだが、今日はa flood of circleに対する祝福ムードを終始前面に押し出していた。



THE BACK HORN

登場すると歌より何よりまずa flood of circleへとお祝いの言葉を投げる

a flood of circle、15周年おめでとうございます!

そして「グローリア」へ。

血潮がたぎるようにして強くメッセージを訴えかける。

この世に生まれてきたのなら打ち鳴らせその鼓動
あきらめなんかに用はねえ叫び出せその鼓動

続く「シンフォニア」でもマイク一つで山田将司さんが心の底から抉り出すような歌唱。会場中に響き渡るような岡峰光舟さんのベースの轟音、菅波栄純さんのギター、松田晋二さんのドラムが余すことなく発揮される。

演奏後、晋二さんが楽しそうに話し始める。

a flood of circle15周年、そしてGIFT ROCKS呼んでくれてありがとうございます!THE BACK HORNも星屑のレコードという曲を書かせていただきました!聞いてくれていますでしょうか!

問いかけに対してフロアでは彼らを称賛するように拍手が起こり、そのまま「心臓が止まるまでは」に入る。

さあ言葉を刻め生き抜くために

先輩から後輩に送る祝言であり金言であり、この先もまだまだ続けていけよ!というエールにも思えた。

「空、星、海の夜」でもゆったりとしたテンポの中で力強く言葉を発する。
歌に導かれた人たちが集まったこの場において、20年前のロックンロールを演奏しきった。

a flood of circleおめでとうございます!
最近何が正しいのか、よくわからないような状況ですがa flood of circleの熱量、人柄、ロックンロールが希望を与えてくれていると思います!

a flood of circle大好きです!

将司さんが話すと、a flood of circleがカバーしていた「コバルトブルー」が始まる。激情をぶちまけるようなイントロからの盛り上がりでフロア中で腕が上がる。

声は出せずとも胸の内でシンガロングをしてしまうくらいに心が震えたところで続け様に「刃」が始まる。

ちなみにストリングスアレンジの入ったやばいものがYouTubeで見れてしまう。これがまためちゃくちゃかっこいい。

本筋からさらに離れるとTHE BACK HORNと9mm Parabellum Bullet全員で演奏する刃とかいうおそろしいものもYouTube上に公式であったりする。

これもまた最後にシンガロングをする場面があり、メンバーが全員揃えて力の限りに叫んでいた。

最後「太陽の花」を演奏し、自らのバンドも「空、星、海の夜」の時期から「太陽の花」、さらにその先まで変わらず積み重ねてきたことを体現していたように見えた。



the pillows

威風堂々たる威厳を持ってステージ上に現れたのはthe pillows

ドラムのフレーズから「この世の果てまで」が演奏される。
30周年ライブで一番初めに演奏を聞いてからというものこの曲がとてつもなく好きになっているのだが、今回もこの曲始まりで聞くことができたのが純粋に嬉しい。

続けてa flood of circleもカバーをしていた「Blues Drive Monster」まで披露してくれる。ピロウズはどの曲も会場の全体の盛り上がりが凄くて腕がそこかしこで上がりっぱなしだった。

Blues Drive Monster 憂鬱な世界を踏み潰してくれないか ずっと待ってる

サビの入り出しで興奮し切ってしまった。

山中さわおさんのギターで切るような演奏の仕草がめちゃくちゃかっこよかった。

弾き終わり。

the pillowsだ。仲良くしてくれ。
今日はフラッド15周年。いい日だ。最後まで音楽を楽しもう。

そこから8カウント後に演奏された「No Surrender」、純粋なロックンロールの格好良さをその音楽でもって体現し、続く「Funny Bunny」でもFunny Bunny Hey...と続けると高らかに歌い綴る。

どんなに悲しくても生き延びてまた会おう(No Surrender)
きみの夢が叶うのは誰かのおかげじゃないぜ(Funny Bunny)

それぞれのフレーズから、鬱々とした気分を全て払い去ってくれるようなそんな力強さと無敵さを感じさせてくれる。

a flood of circleが15周年。
だけど32周年バンドをやっているおじさんたち...から言わせてもらえば、まだまだ楽しい時間は続くってことだ。
それはa flood of circleのことが世界一大好きなみんなにとっても10年、20年楽しい時間が続くってことだ。
(おじさんと言ったあとにドラムスの佐藤シンイチロウさんと顔を見合わせて笑っていたのがすごい印象的)

ロックンロール、好きでいてくれよ。

30年前のロックンロールを聞いてくれ。

神がかったMCから「ぼくは かけら」が演奏される。
このイベントで聞けると思っていなかったので全くもって予想外の流れで頭がついていかなかった。30年以上、様々なアーティストの憧れとなり続けているバンドの強さの片鱗を見せつけられてしまった。30年前からこんなかっけぇロックやってんのかよと。

そしてさわおさんのタイトルコールから「バビロン 天使の詩」
PVはあんななのにライブめちゃくちゃかっこいいんだよなぁ。PVはあんななのに。そういえばギターの銃で撃ち抜かれた人がいっぱいいた。

ラストには「About A Rock'n'Roll Band」で綺麗に締め...かと思われたが、入り出しの"覚えてるか 火薬の匂い"を"覚えてるか"の後で歌詞を間違えてしまい、間違えた、ごめんもう一回やらせてというお茶目な場面も。

残念ながら覚えていなかったみたいだ。

とはいえ、今夜もロックンロールの引力は万能であるとこれでもかというほどに証明してくれたthe pillows。最高以外に表現できる言葉が見つからない。



a flood of circle

錚々たるメンツのアクトを終えて、いよいよ本日の主役がステージに現れる。挨拶がわりにギターを一回弾くと初っ端からエンジン全開で「Beast Mode」から始まる。

音が聞こえた途端に、佐々木亮介さんの叫びに身体が乗っていく。

待ってましたと言わんばかりに腕を振り上げる人、身体を激しく揺らす人と様々にアーティストを出迎える。

オハヨウゴザイマス!俺たちa flood of circleです!

一発かましそのまま、Reiさんが楽曲提供を行なった「I'M ALIVE」を演奏する。"ライブハウスの天井で〜"を "コーストの天井で"と言い換えてみたり、詩に合わせてHISAYOさんを指差してみたり、アオキテツさんを指差してみたりと早速ステージを行ったり来たりする亮介さん。
コーラスはReiさんではなく、HISAYOさんが担っていた。

続く「Sweet Home Battle Field」でもタンバリンを手に身体を揺らし、フロアを煽っていく。前曲と同様に"愛すべき戦場で〜"を"愛すべきスタジオコースとで〜"と歌いかえていて、ライブハウスに対する深い愛を感じさせるシーンも。タンバリンをテツさんの首にかけているのは以前にも見た気がするのだが、この曲は基本的にこうなんだろうか。

引き続き、SIX LOUNGEが楽曲提供を行なった「LADY LUCK」
SIX LOUNGE流のロックンロールをa flood of circleが完成形として昇華させる。明日を歌い上げる歌詞から頭の中に浮かんでくる曲があった。見事に最後の最後で目の前に形となって現れたのだが、それはもうちょい後で。

ここでチューニングや給水がてら亮介さんのMCが挟まる。

人生なんて間違えまくってきた。
革ジャンとギターを同じ月に買ったら1ヶ月キャベツしか食えなくなるんだなとか。今日も道間違えたし。

でもこんな日を迎えられるなら間違いなんてなかったんじゃないかって思う。

そう告げるとTHE BACK HORNの提供曲「星屑のレコード」の心地の良い前奏から横ノリが楽しいサウンドへ。ステージ前面や壁の部分に光の粒が見えたのがめちゃくちゃ綺麗でまさに星屑のようだった。

続く「月面のプール」ではマイクを使うことなく、声を張り上げて歌い始める。一フレーズずつ大事そうに歌い上げると次の場面では本日出演してくれたアーティストそれぞれに思いの丈を語るシーンも。

SIX LOUNGE

お前ら、生意気すぎだ。でもそれでいいと思う。
生意気だからこそ見れる景色ってもんがあると思う。

Rei

Reiはいつも音楽サイコーって思わせてくれるような、そんな力を持っていると思う。

UNISON SQUARE GARDEN

唯一、俺たちと15年間歩み続けてくれたバンドで、兄さんで、ぶっ倒したい存在で、歳は上だけど仲のいい友だちだと思ってます。

THE BACK HORN

学生の頃、通ってた学校にTHE BACK HORNのコピーバンドが3つくらいあった。俺たちがやばい時にはいつも助けてくれた。ヤバいっていうのは別に深刻な意味じゃなくてあいつらの演奏本当にヤバいぞっていうヤバいなんだけど...

the pillows

この世にはどうしたって敵わないものがある。そんなのやってみなきゃわかんねーじゃんって、ロックンロールで教えてくれたのがthe pillowsでした。


この4人、今日集まった5バンド、ここにいるみんな、そしてスタジオコースト。どれも変わらず大切なもので俺にとっての北極星。

もちろん、俺たちも変わらずまだまだ走り続けます。


思いの丈を語ると「世界は君のもの」へ

世界はきみのもの あとはそれを歌うだけで
世界はきみのもの 好きな場所に飛んでいけるぜ

今日ばかりは中心がこの新木場だったのではと思うほど、響き渡る音、声で。間違いなどなかったと語ったその口で"世界はきみのもの"と高らかに。

これには心が奮い立つようだった。

さらにこの曲の演奏が終わっても続け様にまだ終わりじゃないぜ!!!!と叫び、田淵智也さん(UNISON SQUARE GARDEN)の提供曲「まだ世界はきみのもの」へと続く。

既存曲を踏襲するタイトルや歌詞はファンにとっても堪らなく嬉しいのではないだろうか。この流れが実現したという感動もある。

今が最高なら 過去に間違いはない

偶然か狙ってかわからないが先ほどのMCの感情が曲として成っていて驚いた。高らかに歌われたロックンロールにクラップで応えるオーディエンス。

さらには山中さわおさん(the pillows)提供曲の「夕暮れのフランツ 凋まない風船」を披露し、今日集まったアーティストが共通事項であるロックンロールの魅力を思いっきり会場に叩きつけてくれたように思えた。


アンコールはないぜ!

俺たちは平等に不平等だ!

後ろに戻ることはできない!

ならどうする!ここで出し切るしかねぇ!

俺達とあんた達の明日に捧げます!シーガル!!!!


ラストを飾ったのは決まり文句からの「シーガル」
ここは本当にめちゃくちゃしびれた。

もう身体中に喜びと血液が巡り巡って腕はもうパンパンになってもなかなか翌日に響いても構わないからとりあえずあげまくるぞといった意気込みで熱中しまくった。

明日がやってくる それを知ってるからまた手を伸ばす

これが15年から先の決意表明であるかのようにもとれて、この15周年とその先まで祝いたい一心で腕を振り上げまくった。

そうして演奏があっという間に終わると、メンバーが立ち去る中、亮介さんがステージに残る。


今日集まった5バンド、ここにいるみんな...そしてスタジオコースト。

ありがとうございました!


新木場で行われた15周年記念ライブは冷めやらぬ熱気のまま惜しむようにして幕を閉じた。



あとがき

なんて最高なライブだったんだろうか。

a flood of circleのこの15周年を祝うために集まったアーティストももちろんa flood of circleも最高にかっこよくて、およそ6時間に及ぶイベントもあっという間に駆け抜けて終わった。

いつかどこかで私の好きなアーティストがMCでこんなことを言っていた。

カッコいいやつのところにはカッコいいやつが集まる。
カッコ悪いやつのところにはカッコ悪いやつが集まる。
強くなれ。

今日見た光景は間違いなく、カッコいい人たちがこの場に集まってカッコいいアーティストをお祝いする最高の場だった。

カッコいいというのは外見だけじゃない。掲げているものがカッコよくてそれが曲や演奏、MCからもうかっこよさが漏れまくっている。

10年、15年、20年、30年と物事を続けていくのは並大抵のことではなく、確かな積み重ねがないと続けていくことができない。

a flood of circleが15年もこうして続けてくれたおかげで私もこうしてa flood of circleという最高なロックバンドに出会えた。


a flood of circle、15周年続けてくれてありがとうございます!
そしておめでとうございます!



セットリスト

2021/8/26 GIFT ROCKS LIVE
USEN STUDIO COAST

SIX LOUNGE

1. ナイトタイマー
2. DO DO IN THE BOOM BOOM
3. トゥ!トゥ!トゥ!
4. Under The Cloud
5. スピード
6. トラッシュ
7. メリールー
8. いつか照らしてくれるだろう
9. 僕を撃て

Rei

リハーサル
1. MOSHI MOSHI

本番
1. My Name is Rei
2. ORIGINALS
3. COCOA
4. New Days
5. Lonely Dance Club
6. BLACK BANANA
7. What Do You Want?

UNISON SQUARE GARDEN

1. WINDOW開ける
2. 世界はファンシー
3. Phantom Joke
4. 夏影テールライト
5. 君の瞳に恋してない
6. シャンデリア・ワルツ
7. フルカラープログラム

THE BACK HORN

1. グローリア
2. シンフォニア
3. 心臓が止まるまでは
4. 空、星、海の夜
5. コバルトブルー
6. 刃
7. 太陽の花

the pillows

1. この世の果てまで
2. Blues Drive Monster
3. No Surrender
4. Funny Bunny
5. ぼくは かけら
6. バビロン天使の詩
7. About A Rock'n'Roll Band

a flood of circle

1. Beast Mode
2. I'M ALIVE
3. Sweet Home Battle Field
4. LADY LUCK
5. 星屑のレコード
6. 月面のプール
7. 世界は君のもの
8. まだ世界は君のもの
9. 夕暮れのフランツ 凋まない風船
10. シーガル

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