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UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2021「Normal」 感想レポ


前置き


間違いなくこの公演を観るために生きてたって気がするぜぇ!!!!

この前置きは特に意味ないぜ!!!!!!!

でもめっちゃ楽しみにしてたってことだけ伝えたいぜ!!!!!

なんたってUNISON SQUARE GARDENが大好きだから!!!!!


ちなみに今回もコロナ感染症対策法に乗っ取って開催をしており、入り口までに

1. COCOA確認
2. 体温測定(手のひらをかざして測定する)
3. チケット確認(自分で操作)
4. ドリンクは終演後交換のみ

と前回にも増してスムーズな流れを作るための導線が徹底されていました。
(一箇所に止まると感染リスクが高まるため)

ドリンク交換なんかは特に混みやすいのでなるほど!と思いました。
会場に入るとZepp Tokyoというライブハウスにパイプ椅子様がぎっしりと配置してあり、連番者は隣同士、それ以外は一つ空けて座席が用意してある形式でした。おそらく、5~600人位?だったのかな?感覚値ですが。

あとドリンクが終演後交換なの忘れてて水分の用意忘れちゃってたのできっちりガイドラインは何回も読み返しましょう。

じゃないと下記のようなことが起こります。


ライブ本編


1. セッション〜Phantom Joke

今回は入場で絵の具が流れ、いつものライブが帰ってきた!と喜びで既に胸が破裂しそうなほど興奮していた。

と思ったがセッションかららいぶが始まる珍しいパターン。
SSSでしかこのパターン知らんのだけど。

と思ったらPhantom Jokeが初手にくるという乱暴っぷり(褒め言葉)
しかもセッションの後のサビアカペラからのイントロ。

いきなり贅沢盛りなので始まって即Normalとは?と問いかけたくなるような情報量だった。

左右に綺麗に分かれている青と赤の光も素晴らしく混沌に満ちていた。
Phantom Joke始まりとは思っていなかったので面食らいつつも最初から暴れ回ることができた。人目憚らず自分の陣地の中ではしゃぎ回るのがとてつもなく気持ちいい。


2. オリオンをなぞる

イントロ初めからとても安心感を得た。
一番、UNISON SQUARE GARDENのライブにきたと実感を得たのはこの曲。

なるほどね。こういう感じでいつもやっていた曲を存分に聞かせてくれるのね。

ならばこちらも最初からぶち上がっていこうじゃないの。
と、連番者と思う存分に手も足も動かしまくる。
座って観るのも一興ではあったが、手足で存分に喜びを表現できるのはあまりにもデカすぎた。

何気ない「UNISON SQUARE GARDENですっ!」も今となっては心に沁みまくる言葉だ。


3. meet the world time

は?

いきなりNormal路線消えたが?
誰か予想できたやついんのかくらいのもんでもう全くわからなかった。

一応斎藤くんがソロでちょこちょこやってたりする機会はあったものの、UNISON SQUARE GARDENとしてこの曲をやるのはいつぶり?

え?どうして?
ごめん、まじでこれ記憶ないわ。
ただやっと聞けたわって思いながらひたすら暴れてました。


4. アトラクションがはじまる(they call it "NO.6")

思いのほか、ご無沙汰だった気がするDr.Izzyの斬り込み隊長
本公演で再開をようやく果たせた

ものすごい余談ではあるけれど、fun time HOLIDAY6でクリープハイプと対バンしたとき、ラストがこの曲だったんですよ。確か。

以来、この曲やたら気に入ってた経緯がありつつ。
ここでこの曲聞けたのなんか謎の相乗効果があって最高でした!!!!

機材車ラジオでドラムの真似しちゃうやつ〜みたいな話あったと思うんですけどばっちり自分当てはまりますわ。


5. メッセンジャーフロム全世界 ~ 6. コーヒーカップシンドローム

少しくらいの幸せ運べる力持ち???
や、わからん。今日のセトリ。
始まる前に友人と今日はまじで何やるか全くわからんすって話をしてたんですがまじでわからん。

え...なん?なんなんなんなんなんなんなんなの??????
気づいてる人多いと思うんですけど今回、予想外のこと多すぎてぶっちゃけほとんど覚えてないです。なんでレポ書こうとしたんだ???????

え?今日ってあれですか?Phantom Jokeのツアーって嘘ですか?
JET CO.のツアーじゃないの?

ここぞとばかりに救ってくれたの?
Normalっていうタイトルが実はPhantom Joke????

どうしてこんなことするの????
まじで誰が何したかなんも覚えとらんやんけ。


7. BUSTER DICE MISERY ~ 8. instant EGOIST ~ 9. 10% roll, 10% romance

コーヒーカップシンドロームの緩急ありつつ盛り上がりまくる余韻から超攻撃的なサウンドへ。

BUSTER DICE MISERYは思ってるよりもあまり演奏されていないイメージだったので素直に嬉しい。

そんで今回の照明はわりと青と赤の比率が高いような印象を受けた。
激しさを表す場面では特に、といったところだ。

そこからはフェスでもライブでも割と人気と頻度の高いinstant EGOIST、10% roll, 10% romanceと続くのだが、無言ジャンプが自分でも驚くほどにあまりにもマサイの風格を出してしまっていてだいぶ楽しくなってしまった。

10% roll, 10% romanceは...なんか田淵さんが瞬間移動してた気がします...
気づいたら客席から見て斎藤さんの右側に移動しててパンチやらキックやら繰り出してました。今日は斎藤さんが田淵さんを見てよく笑う日だったと思います。


さて、ここでちょっとMCに入るわけですが、
端的にいうと、


・今回のツアーはPhantom Jokeのツアーの位置付けでもある
・そのため、ノルマの曲数が少ないからあんまりやらない曲をいっぱいやろうということに
・あんまり楽しくなりすぎないようにと心がけてたんだけど楽しくなりすぎてるやついたね。田淵いつの間に逆側いたの。

と話して

演奏している曲あんまピンときてなくて置いてけぼりになっていると思うんですがもっと置いてけぼりにしまーす

と話すや否や


10. RUNNERS HIGH REPRISE

UNISON SQUARE GARDENが敬愛するバンド、the pillowsの「RUNNERS HIGH」(他にももろもろの曲の要素ありだが)のオマージュソングとしてカップリングながらも割と知られる良曲。

あのですね。

僕の連番者、


バスターズ...だったんですわ...
開演前にも聞きたい曲ありますかー?って話をした時に
RUNNERS HIGH REPRISEですかねーっておっしゃっていたので思わず顔を見たのですがもう...動きが3倍くらい激しくなってましたね。

僕もとても嬉しくて改めて、あの今回のツアーこの方と連番して本当によかったなって思いました。この公演一緒に見れたのデカすぎるな。


11. キライ=キライ ~ 12. ぼくたちのしっぱい

もうまじで忘れられてんじゃないかと思ってたからまじで嬉しかった!!!
なんか去年とか割とセットリストがファンに委ねられたものがベースになっているパターンが多かったもので。そこで観ることが叶わなかったからもう当分見れないというかもう見れないのかもとか考えてたらふときた。

確かにmeet the world time、メッセンジャーフロム全世界、コーヒーカップシンドロームときたらもしかして...と思わなかったわけでもないけど会場の熱気がめちゃくちゃに上がってましたね。

で、この熱気が次のぼくたちのしっぱいの演出に繋がったのがすごく感動した。

キライ=キライが終わった後、ステージ上はもう熱気で曇ってたんですね。
これ、ライブハウスという箱特有のめちゃくちゃかっこいい感じの。

その熱気の合間から淡く差し込むオレンジの光をバックにぼくたちのしっぱいのイントロが始まるんですよ。

これ、本当に素敵だったので映像で何度も見たいくらいなのですが、こればっかりは会場の熱気で生まれたものが前提でできていたと思うので本当に奇跡の産物だったなと。
(普通に煙炊いてただろとか言われたらなんとも言えん。記憶欠損してるから素敵な方に考える。)


13. 流星のスコール

さらにその素敵な演出を後押しするように白い拡散光をバックに浴びて演奏をする姿がとても素晴らしかった。

これも斎藤くんの言葉を借りると普段あんまりやらない曲枠なんだろうか。

15thで聞けた感動が戻ってきたなと思いつつも今回みたく至近距離でライトの演出を浴びてなおかっこよさがましてる状態もとても良い。


14. ドラムソロ〜セッション

正直順番あってたっけってなってる。
そのくらい今回は驚きの連続で何かを覚えてる暇などないくらいに興奮していた。

白と赤のライトが鈴木さんにこれでもかというほど降り注ぎ、その中で超速プレイを見せながら途中でキックを踏みながら羽織っていた上着を投げ捨てる様はめちゃくちゃ魅せポイントだった。

なんであれだけのことしながらでドラムの演奏ブレないんだろ。
しかも演奏後の腕のクロスした姿勢がものすごく神々しくて、そのままスティックを斎藤さんにむけると今度はセッションという形をとりつつ斎藤さんが引き継ぐように恐ろしい演奏を始める

なんかこの連携が様になっているのがほんと素敵で。
いつもの尺という安心感と破天荒ぶりにただ興奮することしかできず。


15. パンデミックサドンデス

実はだいぶご無沙汰しているこの曲がとてもおいしいポジションで帰ってきた。
このご時世下で演奏してくれることにニヤリとしつつも純粋にかっこよさで圧倒されてしまった。

「少し静かにしてもらえますか」など元々素敵な見せ場があることもあり密かに待望していた曲。

混沌とした感じを赤、青でめためたに光らせたり、ピンスポが冴えたりと視覚的にもすっごく楽しかった。


16. スロウカーブは打てない(that made me crazy) ~ 17. 君の瞳に恋してない ~ 18. 桜のあと(all quartets lead to the?)

スロウカーブは打てない(that made me crazy)は正直ちょっと演奏してくれるかもと思っていて。

去年、Patrick VegeeをリリースしてからLIVE (on the) HOUSE、LIVE (on the) SEATで弥生町ロンリープラネット〜春が来てぼくら、夏影テールライト〜Phantom Jokeの流れをやってくれていたので今回はスロウカーブは打てない(that made me crazy)〜Catch up, latencyの軸をやってくれるだろと割と自信を持っていたのだ。

なのでスロウカーブは打てない(that made me crazy)が始まったときに聞けた喜びとともにやったー!!Catch up, latencyだ!!!と思っていたのだ。

と思ったらなんかヘッドホン構えたスタッフが出てきたのよ。
あれ????Catch up, latencyは???????

スロウカーブは打てない(that made me crazy)のつまりレイテンシーを埋めていますからちょっと隙を置いて君の瞳に恋してない??????

あれ????思ってたんと違う???????

しかも今回は君の瞳に恋してないのテンポがいつものライブに比べると遅め。走らずに丁寧な感じで多幸感を演出していく。

斎藤さんと田淵さんがステージの前に乗り出して演奏してくれたり、斎藤さんの後ろで田淵さんがクリボーの如く横移動かましていたり、二人ともマイクの位置に戻って演奏するときに二人の体制が同じ状態(なんか本当にシンクロしてるみたいな感じ)になっていたのは思わず笑みが溢れました。

俺は忘れない。斎藤くんのしてやったぜといわんばかりの満面の笑みを。
驚きのあまり、ぼくは阿呆な面をぶら下げるしかできなかったのだ。

そしてアウトロの余韻カットで食い気味で桜のあと(all quartets lead to the?)が。
中間の非日常、アブノーマルを経ていつものセットリストに帰ってきた。
あ、そういうこと?今回のセットリストそういうこと??????

声は出せずとも、観客が各々の身振り手振りで喜びを表現している空間がたまらなく楽しかったし、これぞライブ!といった感動が込み上げてきていた。


18. mouth to mouse(sent you)

しかしまぁ、始まりがあれば終わりがあるように。
あっという間に駆け抜け、斎藤さんのラスト!というこえと同時にラストにこの曲。

最後の最後に「さよならが聞きたいんじゃなくて、また会えるといって欲しい」には何やらただならぬメッセージを勝手に感じてしまう。

もともと、盟友に向けた歌ではあるがそれがライブにおける大事なポイントを担っているのもまた一興


本編はここまでであるが、前回までではなかったアンコールが今回のツアーで帰ってきた。ただし、早く帰って欲しいので一曲だけと。


19. さわれない歌

泣かされた。
一曲のチョイスこれかーーーーーーーー.....!!!!

嬉しんどいなーーーー。

もう今更この曲自体にいうことも何もないんだけど
この曲をもってして「UNISON SQUARE GARDENのいつも通り」を最後に歌い上げてくれたわけですよ。

しんどーーーーーーい!!!!嬉しいーーーーー!!!!!

今回のNormal、セットリスト的なものでばかり考えていたけど、もっと多角的な、いろんな意味を持ったツアータイトルだったのかもしれないすね。


あとがき

今回ほんと興奮のあまり、どこで何をしていたかとか全く覚えておらず、自分の感情が9.9割と行った感じのレポートになりました。

最悪、順番も間違えている可能性もありますが何卒優しくご指摘いただければサイレント修正いたしますので...

スタッフさんなど様々な方が力を入れて対策をしてくださっているおかげで今回も「Normal」という素敵なツアーが延期や中止することなくスタートを切った。

今回は立って鑑賞するのがOKだったため、また少し以前の鑑賞スタイルに一歩近づいたのだと思う。

前回も座って鑑賞というのはそれはそれで好きだが、やっぱり大好きな音楽rをガンガンに浴びながら汗をかくのは最高に気持ちいい。
終演後の耳のモワモワした感覚さえ長らく感じていなかったため、愛おしく感じてしまった。
そんで何よりようやく一緒に行きたかった友人と一緒にライブをみて盛り上がれたというのがなんとも変えがたいほど嬉しい。お目当ての曲聞けたし!

あとはどうにか無事にこのツアーが完走しますように。
それだけ祈りながらぼくは次のライブをそわそわして待ちます。
また頑張って生きよう。

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