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EOS R8の登場について思う事

35mmフルサイズセンサーを搭載した、R8の発表が有りました。
ここで書く内容にふさわしいのか悩みました。また、発売前なのに性能や価格などにうんちくを語るべきなのか、いろいろ考えた結果、経験から進めてみましょうか。
KissDNからEOS 6Dへステップアップの際には、カメラボディに約15万円の購入に悩みました。まだ、撮影の知識や技術に貧しい私にとっては、ハードルの高い価格でした。思い返すと、ここが沼の入り口に足を踏み入れたことになります。
その後、EF70-200mm F4L IS USMの購入やトライ&エラーを繰り返して、少しずつイメージに近い写真の撮影が可能になり、EOS 5DMarkⅣへ繋がっていきます。
今回発表になったEOS R8は、私の過去に当てはめるとEOS 6Dの立ち位置に近くなります。
EOS R8の発売予想価格は、約26万円となっており、実売で24万円弱かと予想が出来ます。カメラボディ単体の価格で24万円弱ですからレンズもそろえると簡単に30万円コースです。
APS-C機からの買い替えでもこの価格帯では、少々難があります。
まずは、樹脂のボディがカメラとしての質感に乏しく、(EOS R6やR6MarkⅡにも言える事なんで、書きながら悔しい思いを抑えております。)20万円以上と思える所有感が満たされにくいです。
ボディに24万円程度の出費をするのであれば、FUJIFILM X-T5が気になっています。被写体認識のAFや連写を必要無ければ、FUJIFILM X-T5の質感や写りは、魅力的ですし、レンズもSIGMAからXマウントが発売されているので楽しさ倍増な予感です。

手に持った時の重圧感は、EOS R6が上です。EOS R6 MarkⅡは、ボディの肉厚を落とし過ぎです。

他メーカーの販売価格と比較するとEOS R8の価格は、割高感が拭い切れません。昨今の原材料の高騰から過去のEOS 6Dや90Dのような価格設定が難しいのは、分かるが買い替えの対象となるのは、20万円以下の価格帯のような気がします。
先日のR6MarkⅡの購入を悔やむ事になるのかと危惧しましたが、EOS R8のスペックを調べて、安堵しました。
EOS RPの入れ替えで、EOS R8の選択は有りません。
現在の使用用途から基本となるカメラは、EOS 5DMarkⅣですので、画質や連写、あと、バッテリーの形式も同一に近いものを求めます。
CANONのレンズを所有している際の、下位モデルからのステップアッップは、EOS R8を、すっ飛ばして30万円越えのEOS R6 MarkⅡが長く使える機種だと思えます。

レンズが高いのは、それなりに理解していたが、ボディがここまで高騰するとは、ますます購入層が限定されていきますね。

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