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EOS Kiss DNの記憶

EOS KissDNは、2005年3月に発売されたレフ機の入門機。APS-Cの約800万画素は、6か月後の2005年9月にEOS 5Dが、約1280万画素・35mmフルサイズのセンサーで登場した時代なので、CANONのデジイチに対する意気込みが感じられます。
コンパクトカメラの経験のみの私が、レンズ交換式のデジイチに期待する事も多かったです。
ただし、使い方が分からなかったり、撮影に関する知識も無いので、写真を見直すと、勿体ないカットが沢山出てきます。
バナーに使用した画像も、何も考えないで海を撮影しているのですが、今の見え方では、ヤシの木のシャワーと砂浜へ入るための扉の組み合わせが、想像できます。

Kiss DN ISO1600です。

Kiss DNの感度設定は、ISO800ぐらいまでが限界かと今更ながら考えております。
露出設定や構図なんて考える事もなく、思うままに撮影しておりましたが、
中には、面白い写真が残ったりしています。

今となっては、撮影場所の記憶が曖昧でして、日時からすると式場の打ち合わせの時かと思われます。
流石と言いましょうか、ISO400ですとなかなか綺麗な写真でして、薄暗い写真に多いノイズも少なく、電球の温かみのある雰囲気が気に入っています。

ハワイ観測所すばる望遠鏡の近くまで行った際に写した夕日です。
ISO800で薄っすらとノイズが発生しているので、シャドーを上げたりすると、全体にザラザラした画像となります。
CANONのRAW現像ソフト DPPで編集を行っていますが、撮影時の構図や光の入り方まで変更する事が出来ないので、日々、撮影の練習は必要です。

カメラは、撮影するための道具でして、ボディ40万円、レンズ30万円と予算組をして購入しても、シャッターチャンスをモノに出来るのは、日々の練習が肝であると、Kiss DNが残してくれた写真が私に語り掛けてくれています。

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