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子育てのイライラを減らす方法は「子育ては心理学でラクになる」を読んで実践すること

こんにちは、フーミンです。

一週間に一冊ペースでゆったり読書してます。

今日はメンタリストDaiGoさんの著書「子育ては心理学でラクになる」を紹介します。

前半で内容をザクっと説明して、後半では本文を引用しながら有益な情報をまとめました。

この本はこんな人にオススメ

・すべての親

この本に書かれていること

1章:なぜ子育てに心理学が必要なのか?

ある自治体のアンケートによると、なんと95%の親が「子育てがイヤになるときがある」と答えています。
すごくよくわかります(笑)

「親がイライラしていると子どもがうまく育たない」という事実があるので、放っておくわけにはいきません。

でも、子どもの考え方を変えさせるのは大変ですよね。
なので、まずは親が変わらなければいけません。

「口やかましく言うのをやめる」「イライラするのをやめる」
以上!

「いや、それが難しいんですけど!」と思われるかもしれませんが、親が強い意志力をもってこれを実行するのが第一歩です。

意志力や考え方はすべて親から子どもへ感染します。

親の意志力を見せつけてやりましょう!!
心理学の力を借りながら。


2章:イライラしない子育ての秘密が明らかに!

強い意志力を持ち、目標を達成するために必要な力を「ウィルパワー」と呼びます。

ウィルパワーとは「やる力」「やらない力」「望む力」です。

ウィルパワーが身につくと、こうなります。
 ・やらなければならないことを、きちんとやるようになる
 ・やってはいけないことを、やらないようになる
 ・目標を立て、計画的に行動できるようになる

その結果、子どもに対してイライラしなくなり、子育てがうまくいくようになります。

あなたが始めたウィルパワーへの挑戦が子どもに感染し、子どものウィルパワーを高めて将来の成功を導き出すのです。

しかし、ウィルパワーには敵がいます。

「誘惑」です。

ウィルパワーが弱くなり、誘惑に負けやすくなる4つの状況
 ・気が散っているとき
 ・集中した後
 ・糖分が足りない
 ・睡眠不足

こういったことを知っているだけでも意識が違ってくると思います。

ウィルパワーのトレーニング法として有効なのが瞑想です。

【瞑想の方法】
 ①体を動かさず、じっと座る
   椅子でも床でもいいので背筋を伸ばして座り、静かに目を閉じます。
   ラクな姿勢を取ることがポイント
 ②ゆっくり呼吸する
   鼻からゆっくりと息を吸い込み、口からゆっくり吐き出す。
   7秒かけて吸い、7秒かけて吐くのが目安。

1回3~5分で、1日に何回やっても構いませんが、毎日続けましょう!

瞑想を1週間で累計30分行ったところ「注意力と自制心が向上した」という研究結果も出ています。


3章:集中できる子ども部屋のつくり方とは?

子どもを変えたければ、まずは子どもを取り巻く環境を変えること。

変えるべきは「環境➡動き方➡習慣➡考え方」の順です。

【環境を変える3つのきっかけ】

①朝日を浴びて早起きする
 目覚まし時計や親の大声で起きるのではなく、朝日で目覚めるのが理想。

②朝ごはんの量はお腹に合わせて決める
 血糖値が急激に上がる食べ物は、集中力や自制心に悪影響が出ます。
 おすすめは、玄米おにぎり・砂糖控えめのシリアル・フルーツ。
 菓子パンは「小麦粉・砂糖・クリーム」が多いのでNGです。

③部屋のレイアウトに気をつける
 ・学習机は天板が広くてシンプルなものが◎
 ・気が散るので本棚は目に入らないところに配置
 ・脳が「睡眠」を思い出すので、机の横にベッドを置くのは最悪
 ・ブルーのカーテンで集中力アップ
 ・壁の色はオフホワイトばベスト


4章:やる気を引き出すコミュニケーション

家族が仲よくなる秘訣は「日々のコミュニケーション」

子どもとよく会話している家庭は親子関係が良好で、反抗期はあっても激しいものになりません。
「親に話す」習慣が身についているからです。

子どもの気持ちに寄り添おうとせず親の意見を押しつける行いは、子どもが心を閉ざす最大の原因です。

普段から子どもの話をよく聞き、「うちの親は、どんな話でもちゃんと聞いてくれる」という子どもの信頼を得ることが大切です。

親として伝えたいメッセージがあるときは、子どもの話を十分聞き、子どもが「すべて話せた!」と満足してから伝えましょう。

【子どもの心を閉ざすNGワード

 ・「後にしてくれる?」
  「後にして」は拒絶の言葉。今忙しいなら「ちょっと待っててね」と
  伝えましょう。「待ってて」は約束の言葉です。

 ・「~しなさい!」
  強く命令するのは逆効果です。

 ・「当然」
  具体的には「子どもなんだから言うことを聞きなさい」「そんなの
  当たり前でしょ」「そんなのいいから!」という言葉。
  「言い返せない」状態が続くと、子どもは思考停止になります。
  この状態が続くと、自分では何も決められない無気力人間になります。

やる気を引き出す言葉

 ・「どうしたの?」
  いつもと様子が違うと思ったら、見逃してはいけません。

 ・「なぜ?」
  シンプルに「あなたがどうしてそういうことをしたのか・思ったのか
  知りたい」という態度で子どもに問いかけてみましょう。

 ・「どうする?」
  自分の意見を持ち、あらゆることに対して自分の意志で関わっていく
  主体性ある大人になるために、子どもの頃から「自分で選び、決める」
  習慣を身につけさせることが重要。

 ・「わかるよ」
  トラブルのとき、いきなり叱りつけられると、子どもはそれ以上何も
  言えなくなってしまいます。
  子供に寄り添い、言葉を引き出すように努めてください。

 ・「そうだね」
  子どもが自ら答え(問題への対策)を導き出したときは「そうだね」と
  認めてあげましょう。

 ・「すごいね!」
  結果ではなく、子どもが取り組んだことを称賛しましょう。

 ・「ありがとう」と「ごめんなさい」
  子どものころからの習慣でこの二つの言葉が自然に使えるようになる
  ことは、とてもいいことです。


5章:将来の可能性を広げるマインドマップ

マインドマップは
「子どもの興味➡子どもにやらせたいこと➡今できること」
の順に考えます。

子どもにできるだけたくさんの物事を見せたり体験させて、子どもが夢中になれる「何か」を見つけてやることが親の使命です。


本文を引用しながらポイントまとめ

”自ら目標を立て、自分の意志でやり通せること。そしてそのことに対してストレスがないこと。それが、人生を成功させるために欠かせない力です。”

これはみんな頭ではわかっていますよね?
でも、実行するのは極めて難しいことです。

自分はできてないのに子どもには求める。
そんなのうまくいくはずないですよね。

やっぱり親からはじめるしかないみたい。


”意志力は無限に湧いてくるものではありません。使えば使うほどなくなる、有限の資源なのです。
人間はひとつのことを我慢すると、他のことを我慢できなくなります。”

意志力とはそういうものであると理解すると、無理しすぎないでやっていけそうですよね。


”子どもは自分の力で変わることができます。親は、それを見守り、もし助けを求めてきたときに手を差し伸べられるようにしておく。それで十分なのです。”

つい親心であーだこーだ言ってしまいますよね。

でも、子どもががんばって自分の力を試そうとしているときは、親もがんばって「手を出すこと」を我慢しなければいけないんです。


”「あなたは今のままでいい。このままのあなたが素晴らしい」
 このメッセージは常に発信してほしいと思います。”

親が子どもに対して何よりしなければならないのは、子どものすべてを受け入れ、肯定することです。

肯定されて育った子どもは、自ら努力を重ね、新しいことに挑戦する勇気を持ちます。

この本を読んで思ったこと

自分がちゃんとできてない事を子どもにやらせようだなんて、虫が良すぎますね。

「子は親の背中を見て育つ」とはよく言ったもので、まずは親が頑張る姿を見せなければなりません。

僕は次のことを決めました。
 ・子どものありのままを全力で肯定する
 ・NGワード「後にして」「~しなさい」「子どもなんだから~」
  を使わない
 ・たくさんの物事に触れさせて、子どもが夢中になれるものを見つける

大変そうだけど、頑張ってみます!

これを読んでくれた「親」のみなさん、一緒に頑張りましょう!


以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!
また読んでくださいね。



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