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「SMASH WEEKLY」 競技スマブラまとめ4/23–29

「SMASH WEEKLY」は、「大乱闘スマッシュブラザーズスペシャル」(以下スマブラSP)の競技シーンについて、fun2smashが直近1週間で起きたことをまとめ、毎週土or日に更新するプロジェクトです。
この記事では4/23–29の出来事をまとめています。

SMASH WEEKLYの過去のアーカイブはこちら。

https://note.com/fun2smash/m/m79b2381a8659

・今週(4/23–29)のニュース

🇺🇸アメリカ初のPLATINUM大会「Pound」が開催される。
優勝はGlutonny選手。日本人最高順位はがくと選手の7位。

日本時間4/23-25、アメリカのメリーランド州にて、「Pound」が開催されました。「Pound」は、アメリカでは初めてのSmash World Tour(以下SWT)におけるPLATINUM大会で、400名近くの選手が参加しました。

世界ランキング2位のSparg0選手(クラウド/ホムラヒカリ)やTweek選手(ディディー他)などの選手が欠場しましたが、それでも世界の有名選手の多くが参加しました。

日本人選手では、KEN選手(ソニック/セフィロス)・がくと選手(ネス)・あとりえ選手(ポケモントレーナー/ウルフ)・takera選手(ケン)・kept選手(むらびと/しずえ)・つぼつぼ選手(ピクミン&オリマー/ジョーカー)・なお選手(マリオ)の7名が参加しました。

fun2smashがデザインした「Pound」に参加した日本人選手のファンアート

その中でフランスのGlutonny選手(ワリオ)が、現在世界最強と謳われるMkLeo選手(ベレト/カムイ)を決勝(グランドファイナル)で勝利し、優勝しました。

両選手は、先週のGENESIS 8でも決勝で戦っており、その時はMkLeo選手が勝利しましたが、今大会ではGlutonny選手が勝利したため、リベンジを果たした形になります。両選手は、深い友人関係で、最近では常にフリーで切磋琢磨しあっていることも語っており試合後深い抱擁を交わしました。

ワリオが昨年3月に弱体化されて以降、日本海外問わずGlutonny選手以外の使用者が激減。ワリオを変わらず使い続けるGlutonny選手も弱体化の影響からか下位シード選手に負けることも増えてしまいました。
しかし2022年に入り結果がTOP8付近で安定し始め、弱体化前にも果たすことがなかったアメリカの大型大会での優勝を果たしました。

なお、日本人選手最高順位の選手はがくと選手で、日本人唯一のTOP8の7位になりました。がくと選手は先週のGENESIS 8にも参加し、そちらでも日本人最高の25位を獲得しています。


🇯🇵平日大会「WINNER#9」が開催される。
優勝はHIKARU選手。準優勝はてぃー選手。

4/25に平日大会「WINNER#9」が開催されました。参加者は53名で、前回大会優勝のぱせりまん選手(フォックス)を始め、ザクレイ選手(ジョーカー/シーク他、今大会ではワリオ/べレス)やてぃー選手(パックマン/カズヤ)、shogun選手(スネーク)などが参加しました。

その中で優勝したのはHIKARU選手(ロイ)でした。#6と合わせて通算2回目の優勝となり、WINNER初の複数回優勝した選手になりました。


・今週の名撃墜

<Pound> TOP24 SEAN選手(vs BacoN選手)


・トピック

SWTの超かんたん概要

SWTは、スマブラSP・スマブラDXにおけるコミュニティが運営するワールドツアー形式の世界大会です。

世界各地で開催される大会に規模に応じてPLATINUM・GOLD・SUPER SILVER・SILVER4–1といった形でランク付けされ、各ランクごとにポイントが設定されます。例えばPLATINUMで優勝すると800ポイント、GOLDなら400ポイントとなります。そしておよそ年間ポイント上位30名と最終予選通過上位2名が、12月に開催されるSWT Championshipsという大会に招待されます※。
※ ポイント加算方法や上位30名の選定基準は若干複雑になっています。

SWT Championshipsで優勝することは、1年を通して世界で最も強い選手に等しい名誉と言えるでしょう。

2020年から開催される予定でしたが、COVID-19のため延期となりました。2021年は、オフライン・オンラインを併用しながらも開催され、SWT ChampionshipsではスマブラSP部門において、MkLeo選手が優勝しました。

今年は、オフライン大会のみで、2020年に想定していたツアー形式に近しい大会になるということで、より大きな注目が集まっています。


・来週(4/30-5/6)開催予定の注目大会

🇯🇵篝火#7(5/4–5)

篝火#6の様子。(撮影者:うってぃー

篝火は現在日本で開催されている大会で最大規模の大会で、#7では最大768名参加、そして日本初のPLATINUM大会です。

篝火は、2020年12月よりEGS(East Geek Smash)のメンバーを中心に開催された「集合的沸騰現象」と称した熱狂を起こすことで、スマブラSP界隈を活気付け、ユーザーにとって豊かな文化的空間にしていくことを目指した大会です。

#7では直近で2連覇しているザクレイ選手が不参加ではあるものの、同2大会で準優勝のしゅーとん選手(ホムラヒカリ/ピクミン&オリマー)やプロトバナム選手(ルキナ/ミェンミェン)をはじめ、今大会初参加のあcola選手(スティーブ)などの活躍に注目が集まります。

🇯🇵マエスマTOP#7(5/1)

篝火の前に開催される最大512名参加の関西最大規模の大会です(SUPER SILVER相当)。

マエスマTOPは、国内二大オンライン大会のマエスマ実況でお馴染みのまえだくんが主催しています。そのこともあり「オフラインとオンラインの架け橋」を目標の一つとしており、オフライン大会に出たことがなくてもオンライン大会で優秀な戦績を収めた選手であれば優先枠に設定されます。

また、今大会は会場のホテルフクラシア大阪ベイと協力し、遠征した選手や観戦者が宿泊できるようになっています。

🇯🇵西武撃#10(5/3)

さらにそのマエスマTOPから2日後に、最大192名が参加する大会です(SILVER4相当)。

仙台牛タン食べ放題の一心たん助によりスポンサードされており、今大会では1位と2位の方に『大盛り1kgお得パック』が贈呈されます。

🇺🇸LowTideCity2022(日本時間4/30-5/2)

アメリカのテキサス州で行われる500名規模の大会です(SUPER SILVER相当)。MkLeo選手やGlutonny選手などが不参加ですが、Sparg0選手やKola選手(ロイ)などPOUNDには参加しなかった強豪選手の多くが参加を表明しています。


スケジュールをまとめたものをデザインしたのでツイートしました。↓


・日本人選手のSWTポイントランキング
(4月30日現在)

来週行われる篝火・マエスマTOP・西武撃は、最大1175ポイント加算される可能性があります。

リンクを参照。

私は普段スマブラ観戦にまつわることで、Twitterに画像を投稿したり、noteに記事を書いたりしております。自己紹介記事を投稿しているので興味がある方はこちらも是非ご覧ください。


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