「SMASH WEEKLY」 競技スマブラまとめ5/21–27
「SMASH WEEKLY」は大乱闘スマッシュブラザーズSP(以下スマブラSP)の競技シーンについて、fun2smashが直近1週間で起きたことをまとめ、毎週土or日に更新するプロジェクトです。
大会結果を多く含みますのでネタバレにはご注意ください。
この記事では5/21–5/27の出来事をまとめています。
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・今週(5/21–27)のニュース
🇯🇵「しのスマHEROES #01」が開催される。
優勝はしゅーとん選手。準優勝はプロトバナム選手。
「しのスマHEROES #01」は毎週水曜日など定期的にオフライン大会を開催している「しのスマ」のしのさんが主催の128名規模の大会です。タレントの椿彩奈さんがMCをしたり、さまざまな会社が協賛していたりとスマブラコミュニティ以外の繋がりも感じさせる大会でした。
その中でしゅーとん選手(ホムラヒカリ/ピクミン&オリマー)が優勝を飾りました。準優勝はプロトバナム選手(ルキナ/ミェンミェン)、3位はKEN選手(セフィロス/ソニック)となりました。3選手はSmash World Tour 2021でTOP9内に入っており、また「大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U」から使用しているファイター+DLC第2弾のダブルメインという共通点があります。
しゅーとん選手は勝者側準決勝にて2022年初のプロトバナム選手との対戦となりました。ここでホムラヒカリを使用したしゅーとん選手ですが、プロトバナム選手のルキナに0勝3敗のストレートで敗者側に落ちてしまいます。
しかしその後しゅーとん選手はホムラヒカリとピクミン&オリマーを対戦相手に応じて使い分け、敗者側決勝まで勝ち進めていきます。
<しゅーとん選手 vs KEN選手 | LF>
敗者側決勝の相手はこちらもプロトバナム選手に敗れたKEN選手でした。2022年に入ってから通算4大会目となる両者の対決は、しゅーとん選手がホムラヒカリでKEN選手がセフィロスという、ここ最近では恒例の対戦カードとなりました。
お互い2-2で迎えた最終戦では、KEN選手がリードを奪った後にしゅーとん選手のホムラが崖展開からメテオ撃墜を2回決めてリードを奪い返すなど、過去の両選手の名勝負を彷彿とさせる一進一退の展開でした。その後KEN選手は2度撃墜演出の出る空中後ろ攻撃を決めたものの撃墜しきれず、最後は復帰でケアレスミスをしてしまい惜しくも敗戦となりました。
<しゅーとん選手 vs プロトバナム選手 | GF>
決勝はしゅーとん選手とプロトバナム選手の勝者側準決勝のリベンジマッチとなりました。第1試合しゅーとん選手は勝者側準決勝同様ホムラヒカリを使用したものの再び敗れ、それを受けてホムラヒカリからピクミン&オリマーにファイターを変更しました。
しゅーとん選手のピクミン&オリマーは、プロトバナム選手のルキナにピクミン投げ(横B)で密着を作らせず、攻撃を当てられても的確なピクミン整列(下B)のアーマーで展開継続を回避し優位に立ち始めます。プロトバナム選手もミェンミェンにファイターを変更するなどで対応しますが、この日最も勢いのあるしゅーとん選手のピクミン&オリマーはプロトバナム選手を圧倒し続け、リセットしてからは1度も負けることなく優勝を決めました。
しゅーとん選手は篝火#7以外の96名以上参加の大会全てで決勝に行っている現在関東で最も安定感のある選手です。そして今大会はホムラヒカリとピクミン&オリマーのどちらも超高水準で動かすことができるしゅーとん選手の強みを感じさせる大会でした。
🇯🇵スマブラSPリーグ「心剣」が開催される(2週目)。
ぱせりまん選手・プロトバナム選手が決勝に進出。
2週間にわたって行われる5本先取(BO9)形式のリーグ制大会「心剣」が5月16日から開催されています。総勢12名の強豪選手をAグループとBグループにわけて予選を行い、勝敗やストック差により各グループ上位2名ずつ・計4名が決勝に進出します。
今週は予選の2週目が終了しまだ試合を2日残していながら、Bグループはぱせりまん選手(フォックス)が4戦全勝・プロトバナム選手が5戦4勝で予選を突破して決勝に進出しました。
Bグループは先述の2選手に加えてたらことり選手(リトルマック/ホムラヒカリ)が全勝で三つ巴のまま迎えたDay5・Day6がターニングポイントでした。
ぱせりまん選手はプロトバナム選手のルキナに対して1-3になってから復帰阻止されないようになると立ち回り・撃墜レースで圧倒し4連勝の5-3で勝利し、プロトバナム選手はたらことり選手のリトルマックに近接の読み合いや先週60%以上決めていたカウンターの読み合いで勝ち5-1で勝利するなど、全勝同士の直接対決を勝利したことが両選手の決勝進出を決定づけました。
決勝進出者が決定したBグループに対してAグループはまだ1人も決定していません。唯一全勝のしゅーとん選手はまだ2試合しかしておらず、3-2で終了したHIKARU選手(ロイ/ドンキー等)・2-1のKEN選手・2-2のBrood選手(パックンフラワー)の4人が残り2日の段階で決勝進出の可能性を持つという大混戦になっています。
🖋りゅーおー選手がflat-gamingに所属することが発表される。
5/25に篝火#7でTOP13に入ったりゅーおー選手(ディディー)が「flat-gaming」に所属することが発表されました。flat-gamingはデュエル・マスターズYoutuberで有名なflatさんが運営しているプロゲーミングチームで、篝火#7・マエスマTOP#7で優勝を果たしたあcola選手(スティーブ)が所属していることで有名です。
flatさんはしょーぐん選手(スネーク)との対談で、flat-gamingを若くてこれから活躍しそうな選手の活躍できる場にしたいという方針を語っており、りゅーおー選手はまさにその方針に合致した選手として更なる活躍が期待されます。
・今週の名撃墜
<スマパ! #53 | GF2> しゅーとん選手(vsプロトバナム選手)
※ 該当シーンの再生時間から始まります。
・来週(5/28-6/3)開催予定の注目大会
🇯🇵「第26回スマバトSP」(5/29)
「第26回スマバトSP」は5月29日に関西で開催される大会です。「スマバト」はスマブラ バトルロードの略称で、「大乱闘スマッシュブラザーズDX」から13年近く続いている国内のスマブラ大会で最も歴史ある大会です。今大会は256名参加(SILVER4)を予定しており、2020年2月以降のスマバトで最も規模の大きな大会となります。
関東出身の参加選手は少なめではあるものの、第24回スマバトSPで初参加初優勝を果たしたあcola選手や篝火#7で準優勝のあしも選手(リュウ)を始めコメ選手(シュルク)、ヨシドラ選手(ヨッシー)など西日本の強豪選手の多くが参加する予定です。
🇺🇸「MomoCon2022」(5/28-30)
「MomoCon2022」はアメリカのアトランタ州で行われる約666名規模のSWTでGOLD認定されている大会です。参加選手はLight選手(フォックス)・Kola選手(ロイ/クラウド)などアメリカの強豪選手が多く参加します。
・日本人選手のSWTポイントランキング
(5月27日現在)
日本人選手はポイントの変動はほぼなかったものの、海外選手に変動が多々あり全体の順位が先週と変わっています。現在MkLeo選手(ベレト等)が再度1位になっていますが、あcola選手とLight選手は今週の大会結果によって1位になる可能性があります。
私は普段スマブラ観戦にまつわることで、Twitterに画像を投稿したり、noteに記事を書いたりしております。自己紹介記事を投稿しているので興味がある方はこちらも是非ご覧ください。
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