見出し画像

全天候型ドームスタジアムの可能性

1週遅れて天皇杯3回戦が終わり、レノファはベスト16に勝ち残りました。1試合だけの予備日開催だったため、もともと予定されていたJFATVでの中継は、15万回近く再生されました。なかなかの数字ですね。海外からもとくに制限なく見られたようです。JリーグもYouTubeともっと向き合っても良いかもしれません。

この1週間延長の少し前に、私は福岡ドーム(みずほPayPayドーム)で野球を観戦しました。13時開幕だったと思うのですが、真夏の晴天の最中にとても涼しく、観戦に最適だなと思いました。その後博多の森球技場(ベスト電器スタジアム)で、レノ丸と一緒に九州だJ!に参加させてもらいました。近くの仲間と遊んでレノ丸は本当に楽しそうでした。ぜひレギュラー入りを目指そう。

天皇杯3回戦が延期になり、サマーブレイク前最後の試合となるはずだった秋田戦。西日本と違って早く陽が沈むので、18時キックオフでした。地方都市の場合、20時終了と21時終了では、帰りの選択肢が大きく変わってきます。かといって山口の18時は暑すぎて、キックオフは不可能です。

山口ではこれから夏の暑さとも戦うわけですが、今年に入ってホーム12試合で8試合、つまり2/3が雨や雪で泣きましたし、全天候型のドームスタジアムという選択肢も考えられると思います。ちょうど秋田県の資料に「全天候対応スタジアムについて」というのがありました。報道ではわかりにくいですが、かなり具体的に検討がなされているのですね。

国内の全天候対応サッカースタジアムとしては、いずれも日韓ワールドカップの際に建設された、豊田スタジアム(*ワールドカップは開催されず)、大分スポーツ公園総合競技場(レゾナックドーム大分)、御崎公園球技場(ノエビアスタジアム神戸)の3か所があります。サッカーを開催するという意味では、これに札幌ドームが加わります。

資料のとおり、天候にあまり左右されず試合開催は期待できるものの、建設費と修繕費が高額になるのがデメリットとなります。それでも試合を予定どおり開催できて、観戦環境が快適なら一考の余地はありそうです。

そういえば、2016年にコパアメリカセンテナリオの1試合(3位決定戦のコロンビア戦で0-1敗戦)をアリゾナ州フェニックス郊外のグレンデールにある当時のUniversity of Phoenix Stadiumで観戦したことがあります。屋外は42℃あるのに、ドーム内は寒いくらいでした。NFLアリゾナカージナルスの本拠地で、2006年竣工、完全ドーム型で7万人規模のスタジアムです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?