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サッカースタジアムはどう建てられたのか? (後編)

前編を書いてみて、あのペースでは終わらない、次のテーマに進めない危険を感じたので、対象スタジアムについて知りたい部分を表にまとめることにしました。JFAのスタジアム標準Jリーグ規約 第34条の理想のスタジアム4要件、Jリーグスタジアム基準を満たすサッカースタジアムは、全国で合計14か所あり、今年中に15か所になるようです。(不足がありましたら教えてください。静かに追記します。) 

Jリーグとしては、現時点ではプロクラブを最低限満たすラインを線引きしているところなのかと思いますが、将来的には現在最大30年の先行者特典が40年50年と伸びていくのはさすがに不自然なので、どの時点かではJ1すべてのクラブがJ1スタジアムの基準に完全準拠している状況にすることが望ましいと思います。(今後のBリーグでは5000人アリーナが必須となりますね。)

2002年に日本でワールドカップを開催できたことはとても素晴らしい歴史になりましたが、その際に陸上競技場(多目的スタジアム)を選択可にしたのは、その後のサッカーの発展のためには誤りだったのかなと感じます。日本単独開催にならなかった理由のひとつだと聞きますし、次回ワールドカップを開催できた際には再び会場とすることができないかもしれないのは、なんとももったいないことだと思います。

ちなみに、ベスト電器スタジアムの建設費がWikipediaには載っていなかったので、ネット検索してみたら、静岡市の「サッカースタジアム先行事例調査報告書」に記載されていました。この資料も必見なので、ぜひご参考ください。

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