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第一種衛生管理者とりました。

株式会社ゆめみの従業員は2024年1月時点で375人。
衛生管理者が2名必要となりその2人目になるべく今回受験しました。
情報通信業で有害業務を扱わないため第二種でいいのですが有害物質を学ぶ機会はこの先の人生においてないだろうと興味本位で第一種を受験。

\テキスト代のみで一発合格したい!/
そんな思いで受験、その勉強法をまとめました。

衛生管理者について

常時50人以上の労働者を使用する事業場では、衛生管理者免許を有する者のうちから労働者数に応じ一定数以上の衛生管理者を選任し、安全衛生業務のうち、衛生に係わる技術的な事項を管理させることが必要です。第一種衛生管理者免許を有する者は、すべての業種の事業場において衛生管理者となることができます。第二種衛生管理者免許を有する者は、有害業務と関連の少ない情報通信業、金融・保険業、卸売・小売業など一定の業種の事業場においてのみ、衛生管理者となることができます。

引用元:安全衛生技術試験協会

受験を申し込む

なんと、受験申し込みがWeb申請がなく申請書に手書きといったアナログな申込方法でした。ダウンロードできるのは「事業者証明書」だけです。

試験受験申請書を取り寄せる

  1. A4用紙が入る角2サイズの返信用封筒を準備し、宛名に郵送して欲しい住所を書いて210円分の切手を貼ります。

  2. メモに「第一種衛生管理者1部」「日中連絡先」を記載します。

  3. 上記1と2を封筒に入れて受験を希望するセンターへ郵送します。

1週間程で以下、試験受験申請書が届きます↓

試験受験申請書

必要書類を準備をして郵送する

※必要書類は学歴や保持する資格によって異なりますので申請書に記載されている受験資格欄を参照願います。
ここでは私の【高卒/実務3年】である「コード4」について解説しています。

  1. 試験代金8,800円を振込む→領収書は受験申請書に張り付ける

  2. 証明写真を撮る

  3. 事業者証明書を用意する(総務へ依頼)

  4. 身分証明書のコピー(裏表)

  5. 卒業証明書を卒業校から取り寄せる
    (申請方法卒業校へ問い合わせまたはHPに記載あり)

  6. 戸籍謄抄本(卒業証明書の名前が旧姓の場合)

  7. 試験受験申込書に必要事項を記入する

  8. 上記1~7をセンターへ郵送する

勉強法

試験対策講座はありますが独学で十分で、利用したのは以下4点のみです。
3/14の試験に向けて勉強を開始したのは1/16で試験まで60日を切ったところでしたがなかなかやる気スイッチが入らず…実際本気出したのは2/2からで、勉強時間はトータル96時間でした。

1.過去問題集を解く(1周目)

「過去問題集」から過去1回分を解いていきます。全くわからなくてOKです。「別冊解答・解説」をみながら間違えた箇所と正解をチェックします。ここで覚える必要はありません。44問解いて解説を読むのみ。

過去問2回分を解いて同じく間違えた箇所をチェックして正しい答えを見ます。過去3回分までこのような流れで良いと思います。

過去4回分になるとこれまで出てきた過去問が多いことに気づきます。
過去4回~7回分までノートにまとめるなどして間違えた箇所を覚えていきます。「テキスト&問題集」を使って設問1つ1つ理解を深めていきます。
理解しづらいところを動画「のぐちゃん先生」に助けてもらいます。

2.過去問題集を解く(2周目)

2周目に入ると半分以上は理解できてきますので、正解率を意識して勉強していきます。間違えたところを理解し、同じ回をすぐ「過去問.com」で再度解いて満点に持って行きます。ここで重要なのは問題に慣れることです。

3.過去問題集から苦手分野を中心に勉強をする

得意不得意を把握し戦略を練ります。
合格するには合計240点&各章で必ず取る必要がある正解数があります。苦手分野を把握して他の章でカバーするなど戦略をたてましょう。

  • 問01-問10 関係法令(有害業務)10問中4問正解必須(6問正解目標)

  • 問11-問20 労働衛生(有害業務)10問中4問正解必須(6問正解目標)

  • 問21-問27 関係法令 7問中3問正解必須(5問正解目標)

  • 問28-問34 労働衛生 7問中3問正解必須(5問正解目標)

  • 問35-問44 労働生理 10問中4問正解必須(6問正解目標)

上記目標ですと、以下配点になり合格を狙うことができます。
問1-20まで1問8点なので→96点
問21-44までは1問10点なので→170点

苦手分野を把握したら動画と過去問を使って過去問が9.5割~10割正解できるようになるまで勉強します。
実際の試験は過去問から6割出るか出ないかでしたので過去問だけやっていると合計点が240点上回らないと思います。

私の場合、労働生理が好きだし得意だったのと、1つ10点ということを考え満点を取る勢いで勉強をしました。

4.隙間時間を活用する

15分でも覚えられることは沢山あり、これらは積み重ね。付箋紙になかなか覚えられない苦手な単語を書き出し洗面台横の壁に貼り付けておきました。
歯を磨く時間、髪の毛を乾かす時間なども有効に使いました。

試験会場について

2024年3月の試験を申し込みした時は東京会場が臨時以外ありませんでしたが、2024年4月から東京会場ができたようです。
(私は市原市のJR五井駅までいき臨時バスに乗って会場へ向かいました)

合格発表について

5営業日後の9:30に「最新の合格者」で受験したセンターから入り、「試験日」と「受験番号」を元に照らしあわせます。
※受験日が数日記載があるので受験日で必ず見てください。
(私は最初落ちたと思いました…)

免許証発行を申請する

試験が終わるとセンターエントランス付近に以下のような申請書が山積みされていますので取り寄せなくてもいいように持って帰ってきました。

私はこれから申請しますがこれまた証明写真が必要であったりとなかなか手間がかかりそうです。

最後に…
試験問題は1問が5択なので過去問からでるのは内3択ぐらいでした。
残りの2択はテキストや動画からの学びにより選択したのが多かったので過去問やっていればいいというわけではありませんでした。

また、「窒素」の箇所が「酸素」になっていたりとするので細かいところを把握しておく必要があります。

暗記することが殆どなので隙間時間15分を使って暗記をしました。
また、過去問.comでは最新の過去問題もあるので試験の傾向を把握するためにも解くことをお薦めします。

最後までお読みいただきありがとうございました!


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