ぼっち系Youtuberについて書いてみた

ぼっち系Youtuberとは

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Youtubeのジャンルの中でぼっち系というものがあります。
「ぼっち系」というのは一人を好む人たちの事を言います。

そういった人たちがYoutuberとして活動する人たちが増え始め、主に大学生が多いが最近は高校生や社会人も増えています。
HIKAKINやはじめしゃちょー、東海オンエアのようなエンターテイメントを提供する企画系が現在の主流であるとするなら、ぼっち系や日常系は最も正反対に位置するジャンルです。

しかしながら、HIKAKINやはじめしゃちょーがコメントしていたこともありましたが、
「元々僕らYoutuberは友達や外で遊ぶより、
PCゲームやインターネットの世界にはまってそこからYoutubeに出会い動画の面白さを知っていった。」
ということから、Youtuberの原点みたいな立ち位置でもあります。

ぼっち系Youtuberの動画内容

具体的にどんな内容かというと、一人語りの要領で編集も簡易的です。
どちらかと言うと「Vlog」のようなものだけれども、絵的にそこまで綺麗さを追求していない、いわゆる撮って出しのような映像が主になります。

その中でもぼっち系YouTuberは、いつも通りのオフの姿・テンションで日常的な姿日々を暮らす様子を、カメラに向かって話しながら、1人で学校や色んなところに出かけて1人ならではの過ごし方の様子を流しています。

例えば、ある日は食材を買ってきて1人でカメラに向かって話しながら料理をしたり、思ったことについてひたすら話したり。

また、お出かけするパターンの際も、カメラ片手に「1人で外に遊びに出かける様子」を喋りを交えたり交えなかったり。
大学生なんかは「学校に行って授業を受けて、1人でご飯を食べる様子」や
その人のスタイルに合わせてゆるく撮影しています。

とにかく共通しているのは、
「一人を好む」
「いつも一人で行動」
「一人を楽しんでいる」

という人たちがマイペースに、喋ったりする中で日常を過ごし、リアルな人間模様を映し出しています。

ぼっち系Youtuberの特徴

ぼっち系Youtuberの人々は自分の時間を大事にする人が多いですが、SNS上だと活発にいろんな人たちと交流を行なっていたりもします。

そんな中でも、自己表現が好きということだったり、同じ価値観の人たちと楽しいことや普段の生活を共有したいという人たちがYoutubeを始め、その特色・特徴が自然とぼっち系というジャンルを生み出したと考えられる。

制作コスト

ぼっち系Youtuberを始めるにあたり、特に特殊な機材を使うわけでもなく、カメラとパソコン、編集ソフトさえあれば誰にでも映像制作が可能です。

携帯でも制作が可能ですが、撮って出し感が特徴とはいえある程度クオリティは担保しておきたいです。

ただ、外でカメラを持って撮影する場合メンタル的にあまり目立ちたくないという方も多いと思うので、自分のやりやすい環境で撮影することを一番に考えても良いかと思います。

日本で人気のぼっち系Youtuberの例

・スーツ 交通 / チャンネル登録者数 45.5万人

・パーカー / チャンネル登録者数 39.8万人

・ステハゲチャンネル二代目 SUTEHAGEch 2nd / チャンネル登録者数15.5万人

・ぽわるん / チャンネル登録者数 2.79万人

・Hakomusu channel 箱入り娘の日常 / チャンネル登録者数 非公開

・あきのはケロッと笑いたい / チャンネル登録者数 12.7万人

どんなスタイルで人気を獲得していけるのか

ぼっち系Youtuberの市場を見てみると、チャンネル登録者数で大台の100万人を突破している人はいなく、一番多くてもスーツ 交通さんの45.5万人で、このジャンルでやっている人自体がとても少ないです。

よって、ぼっち系Youtuberをジャンルとして考えていく上ではライバルがとても少なく、新規参入しやすいと言えます。

また、学生の間に投稿をしている人も多く、卒業した後は一般職につき
Youtuberを引退する人も多いようです。

さらに、このジャンルはテクニックや戦略に魅力を感じるというより、その人の人柄、魅力、共感できるかと、投稿者の実力に左右される比重が大きいです。

以下、要素ごとに人気を得るためのポイントをまとめています。

〇「共感できるかどうか」
一番は同じ境遇であったり、見ている人から共感を得られるかということです。
実際に一人を好む人も、仲間がいるんだと励みになり、ぼっちの生活をありのままに見せていくことで、自然と「ぼっちあるある」が共感を得られていき、ある程度の固定ファンが生まれていきます。
さらにグループ行動を好む方でも、映像の中のお友達という感覚で視聴することができるので非常に重要なポイントになります。

〇「トーク力」
喋りをメインでやっていくのであるなら、この部分は引き伸ばしていけば人気の獲得の一つの大きな要因になります。
呟きのようなトークは、流し見などする上でも心地よい様で、ついつい見入ってしまう要素が含まれています。

〇「母性」
少し意外ですが、母性をくすぐられるという観点で見ている人も多いようです。
基本、ぼっち系Youtuberは一人暮らしが多く、一人を好むため、視聴者側からすると、健気な姿に見え見守りたくなる心情が芽生えるのかもしれません。

まとめ

確かに、声を発さないタイプのぼっち系Youtuberもいます。
ですが、人気のYoutuberを見ても、人柄が現れる特徴的な呟きで、話す内容であったり雰囲気が気になりついつい見てしまうという様な人が多いという印象です。

「共感できるかどうか」「トーク力」の2点が人柄が表れ、何よりも人気な要素であると感じました。

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