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4月期の振り返り(TST編)

学びの振り返りをしようと思いながら、全く手がつかず3ヶ月が過ぎてしまった。
3ヶ月の学びを一気に振り返りたいと思う。

テクノロジー・ストラテジー(TST)

ざっくりいうと、第四次産業革命と呼ばれるテクノロジーが発達した現在ではこれまでの戦略の定石では当てはまらないことが多くある。
そんな時代の産業構造や競争原理、経済性目標を学ぼうというのがこの科目の目的。
そして、一番の特徴はクラスでの学びを活かして、自社がテクノロジーによってどのように変化し、そしてテクノロジーを活かしてどのように進化していくのかをレポートにまとめる。
結論から言うと、学びが多く、4月期にもう一科目受けたクラスとの関連性も高く、これからの自社での取組みに活かしていける、そんな思いにさせる3ヶ月間だった。

一番の学びは?

TSTの一番の学びは、「顧客の『不』を押さえ続ける」こと。
テクノロジーのクラスだから、それを使ってどのようなビジネスを構築するかが論点になるわけだが、前提として、顧客のニーズは結構満たされている。その中で更にニーズを追いかけていくのは正直しんどい。

顧客の『不』=不満、不便、不都合、不安、不快感など
つまり顧客があきらめている『不』を見つけ出し、新たな価値を生み出していこうということ。

いい物・いいサービスを作れば売れる思考が強い自分にとっては、わかっているけどできていないところであり、今後に繋げたい学びである。

学びをどう活かす?

では、なぜ顧客の『不』を見つけられないor見つけようとしないのか?

自分に置き換えると本当にサービスに対する不満が減っている、つまりサービスの完成度が高まっていて、これぐらいで十分という気持ちが強くなり、『不』に対する感度が下がっている気がする。
小さな『不』を見つけるのは大変なので、本能的に遠ざけているところもある。
不満おじさんになる必要はないけど、この感性を研ぎ澄ましていかないと小さな『不』を見つけるのは難しそう。
『不』に対する感性を高めることが今後の課題だ。

まとめ

テクノロジーとは言え、あくまで手段なので、本質的なところはこれまでとも変わらないのだが、スピード感、予測の精度、コスト構造などこれまででは実現が難しかったことが実現しやすくなっているのも事実である。
テクノロジー抜きで今後のビジネスを考えることは、ほぼない状態なので、引き続き本科目の学びを追いかけていきたい。

(余談)参考図書いつ読む問題

ところで、このクラスには16冊の課題図書が設定されており、受講前に16冊全部揃えたが、最初の3冊ぐらいで挫折した。
クラス全体学んだあとで読み返せば、また違った景色がみえてくる(新しい問いが生まれてくる)ことに期待し、なんとか卒業までには読破したい。

とりあえず早めに読んでおきたい3冊



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