この字は何て字?-古書を通じて知った漢字や言語📚


それは私にとっては、ごく小さい頃に目にした漢字でした。

例えばどんな漢字なのか、「日本の古本屋」という全国の古書店さんの販売サイトを見るとわかります。

古書名と共にその本の状態などの記載がありますが、そこには普段は目にしないような読むのが難しい漢字が書かれていることがあります。

常用漢字か、それとも、、、と教養が無ければ分からないような漢字に、思わず「??」となることがあります。

前後の文字の意味から類推することも可能ですが、古書には、けっこう漢字がわかる人でないと読めないのでは?と思うような漢字があります。
古書ってそんな所も知的好奇心をくすぐり、自分の知識や教養になれば、ちょっと博学になったような気分にもなれそうですね。

私にも読めない漢字や難しい言葉などは、手伝いをしていて割と良く見かけました。
古本にまつわる事柄って、本当にある意味マニアックなのです。
知っていても実生活に何か役立つとか、学校での成績に良い影響があるとかそうした類のものであれば利点ですが、マニアックなので普通は使用しないかもしれません(学業成績に役立つものももちろんありますよ^^)。

それでも古本が好きな人やそのマニアックさに惹かれたりする方がいるのも事実なのです。
やっぱりわりと変わってて珍しいかもしれませんね、古書って。

私が中学生くらいの時だったか、とある漢字を目にしました。
「|《ぼん》」という漢字で、これはインドなど南アジアや東南アジアで使用されていた古代言語のことらしいです。
」の言語は、漢字表記で「梵語」と書き、「サンスクリット」という言語のことなのだそうです。
これはまた仏教に関係のある言葉でもあり、日本ではお墓で「梵字」を見かけるかと思います。

サンスクリットは、その単語のみでその言語を意味するようですが、日本では言語だとわかり易いようサンスクリット語とも呼ばれるそうです。(ウィキペディアフリー百科事典参照)

「梵語」に関する詳しいことはネット上で調べられますが、梵語は今でも存在する言葉のようです。

👆👆※「日本の古本屋」サイトより、梵語(サンスクリット語)に関する書籍の販売ページ

現在では、日常語としての使用に関しては疑問なようで、その母語話者は少ないそうです。
けれど未だ生きている言語なので、ニュース番組があり、サンスクリットの雑誌も発刊されていて、サンスクリット映画も1983年~2019年までに8本製作されているようです。(ウィキペディアフリー百科事典参照)

こんな風に、珍しい漢字や言葉を知ることができるのも古書の魅力の一つ。
こんなこと自分くらいしか知らないかもしれないという特別感は持てますけどね(笑)
古書店にはこんな本もいろいろあります。

と、サンスクリットに関するほんのさわりの事柄を書いてきましたが、調べていて何だかえらいことというか、難しい事柄を選んでしまったかな(^^;という気分が満載な私です💦💦

ただ特別感もある分、「へぇ、こんな言語や背景もあるのか!」という、未知の事柄を知り得たという感覚で、ごく気楽に読んでいただけるのも良いかと思います🤗☝️🎶

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