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【イベントレポート】訪問看護ステーション経営者・管理者の勉強会&交流会 Vol.2

2024年6月14日 (金) に訪問看護ステーションの経営者・管理者のオンライン交流会イベントを行いました。

今回は、流行りのメタバースを使って交流会をやってみたい!という私の好奇心でメタバース空間で交流会を行ってみましたが…

私が送信するリンクを間違えたり、参加される方がログインに戸惑ったりと、大混乱…

使用感は良かったのですが、次回からは使い慣れたZoomに戻すことにしました。

色々ありましたが内容は充実していて、「経営者が管理者に求めること」という話題が大変盛り上がりました。
管理者に必要な能力・資質として、意見交換の中で大きく4つのポイントが浮かび上がってきました。

1.コミュニケーションを集約し効率化する

訪問看護ステーションは比較的経営者とスタッフの距離が近いので、スタッフが現場で悩んでいることを、何から何まで経営者に相談する傾向が生まれやすいです。
そのため、経営者としては現場で解決してほしいような小さいことも相談対応をしなくてはならず、時間が余計に費やされてしまいます。
一方で、全く相談が来なくなると現場で起こっていることが把握できず、より良い組織にしていくための情報を得ることが難しくなってしまいます。
そこを管理者がつなぎ、スタッフの困りごとに対応しつつ、組織課題を抽出してより良い組織にするための情報と提案をしてほしいという意見が上がりました。

2.スタッフが活躍する環境を整える

野球を比喩に、管理者は監督みたいなポジションで、それぞれスタッフが活躍できる環境を整えるのが専門家集団におけるマネジメントであるという意見が上がりました。
新庄監督みたいに目立つ人がやってもいいし、管理者にもいろんなタイプがいて良いという意見に私も納得。
私もプロフェッショナル集団のマネジメントは非常にチームスポーツのマネジメントと近いイメージがあり、様々なスポーツの名監督の本を読み始めたところだったので、同じことを感じている経営者の方がいて嬉しかったです。

3.企業理念を理解した行動

経営者が管理者を兼任している場合には、企業理念のもと、組織進むべき方向を判断し決断していきます。
しかし、経営者が管理者に権限移譲をした際に管理者が企業理念とはかけ離れた自分の想いを軸に判断して決断してしまうと、組織が進むべき方向をミスリードしてしまいます。
そのため、管理者が企業理念を十分に理解しているということは、非常に重要な要件であるという意見が上がりました。
私も完全に同意です。組織にとっての正しさを軸に管理者が判断しない場合、管理者による組織の私物化が起こってしまうので経営者が本来望む組織の在り方からどんどん離れていってしまいます。

4.やっぱり、人柄が大事

「重要な仕事を任せるには、信頼できる相手ではないと。」という意見が上がりました。
具体的なエピソードをたくさんお話くださいましたが、非常に濃い内容だったので詳細は省きます…。
経営をしていると、いろんなことがあるのですね。。。
だからこそ、経営者は深みのある方が多いのかもしれません。

まとめ

2回目の交流会、今回も大盛況でした。
管理者を選定する際に着目すべきポイントを整理できたように思います。
次回も活発な交流ができるのを楽しみにしています。

興味を持ってくださった方は、X(旧twitter)でイベントのお知らせをしていますので、ぜひフォローして参加してください!
https://x.com/fumitoshi_MW

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