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「勝間式ロジカル不老長寿」を読んで。【かいらし年寄りにならなあかん。】

 勝間さんの本は、これまでだいたい全部読んでいるし、サポメもずっと毎日年中無休で熟読しているし、YouTubeもほぼ全部視聴しているので、もうこれ以上必要ないかなと、正直思っていました。(笑)

でも、今回勝間さんの初の?「長生きに関する考え方を書いたエッセイのようなもの」ということで、世の中にたくさんある単なる健康本ではなくて、勝間さんならではの、歯に衣着せぬ清々しい文章力で、見事に一刀両断してくれたと思います。

それが、タイトルに書いた

【かいらし年寄りにならなあかん】につながります。
かいらし=可愛らしいの方言です。

勝間さんの新刊本を読んで、思い出したのが、この言葉でした。
これは私の母の口癖でした。
なんでこの言葉を思い出したかについては、また後で書くことにします。

もしお時間がよろしければ、しばしお付き合いください。

まずは【長生きリスク】ということ。

長生き健康本は、世の中にたくさん出回っているけど、長生きすることをハッキリと「リスク」って言い切るのは、勝間さんらしいと思いました。

最後も「ぜひとも、一緒に楽しく、長生きリスクマネジメントを行い、幸せな死を迎えましょう。」(エピローグ 本より引用)

っていうのも「幸せな死」って、まさにそれが人生の最終ゴールなんですよね。
あの毒舌の北野武さんもそのように書いているのを読んだことがあります。人は死ぬために生きているんです。


本の中にも登場している日野原重明先生は、100歳を関所だといい、10年先まで予定が入っていて、オリンピックの年まで生きる気満々でした。105歳で残念ながら願い叶わず、命尽きてしまいましたが…。まだまだ志半ばで無念だったと思います。

私は日野原先生が100歳の時に実際にお会いし、(それ以前にも講演を聴いたことはありましたが)そのほとばしる情熱に心打たれて、新老人の会のサポート会員になりました。(60歳未満はサポート会員)

日野原先生の著書もたくさん読んできたので、そのうち勝間さんが書かれていることと主な共通点を3つあげるとしたら、

「自分のことは自分で面倒をみるようにする」

「見返りを求めずにギブしまくる」

「人気者の高齢者を目指そう」

かと思います。
日野原先生も生涯現役でしたし、高齢者の自立をいつも言われていました。
「食べすぎないこと」「階段を使うこと。」「歩くこと」も、常にお話されていました。

私が本を読んで、まず実行したのは、
「歯医者の予約をすること。」でした。

定期検診はしていますが、次回は半年後ぐらいにと言われてから、すでに半年以上空いてしまってました。
盆休みもあるので、予約が取れたのは月末になりました。

私の場合は、現在76歳の母親が50代前半で原因不明の病気になって、長年寝たきりで口から食べられなくなってしまったことや、母よりも17年も年上の93歳の義母が、認知症になって10年以上もお世話していることを考えても、身の回りがすでにリスクです。苦笑

私自身も持病があって抗がん剤を内服しているので、あまり長生きできる自信がなかったのですが、だからといってクヨクヨしても仕方のないことで、病気があるからこそ、定期受診をしているんだし、健康に関心をもって、早期発見早期予防にもつながっているんだと考えを改めました。

介護ばかりしてきた私からすると、介護に関わることがないことは幸いだと思いますが、身近で経験したことは、決して無駄にはなっていなくて、(負け惜しみではなくて)自分はどうありたいかを常に考えるきっかけになっています。

勝間さんは、90歳になったら施設に入るつもりだと書いていましたが、良質な施設に入るには、ほんと資産(お金)と人脈が必要ですね〜。

国は在宅可能な社会が望ましいとしているので、私としてはそれを前提に、元気なうちに在宅可能な環境を整えた家を建て替えたいと考えています。
それにもまた資産が必要になりますが…。

金銭的リスク、そのものですね。

社会的つながりは、勝間塾というオンラインコミュニティに入ったことによって、私も価値観が似ている友達と社会的なつながりができたと思います。

あとは、「かいらし年寄りになること。」

母の口癖と書いたこの言葉ですが、これは私の祖母(母の母)が、母から見たら、かわいくなかったからです。
シングルマザーだった祖母は、気が強くて、母とよく口げんかしていました。
孫の私から見たら、母はヒステリックで、祖母は無条件に私を可愛がってくれた愛情深い人でしたが、そこはやはり関係性の違いですね。
年をとったら、身きれいにしないと若者から敬遠されるというのは、ほんとその通りだと、この頃身体の老化がつくづく身に染みます。苦笑

「目標とされる年寄り」は難しくても、「可愛らしい年寄り」にならなあかんと思って、最近になってようやくアンチエイジングとまではいかない、若造りを目標にすることにしました。(笑)

そこで、歯医者の予約の次にしたのが、白髪を染めることと、ヘアサロンに行くこと。(笑)
オーダーは、「若く見えるようにお願いします。」(笑)
勝間さんをみならって、今はセミロングにチャレンジ?中で、前髪も切ってもらいました。

同僚からも、姿勢が悪くて(猫背が)老けて見えるとよく言われてましたし、小学3年のおしゃべりな男子から、「65歳に見える」と言われたことが、最大のショックでした。笑

同僚には大笑いされましたが、子どもは正直ですからね!!!

勝間さんの新刊本のお知らせがあってすぐに予約して、Kindle本で数日で読んで、とてもわかりやすくて、味わって読んで、早く感想を書きたいと思いながら、モヤモヤしていたのをようやくまとめて書きました。

最初に書いた時は、本の要約になってしまったので、それを読んでどう思ったのか、どう行動したのかに書き換えました。

勝間さんと同世代の介護を経験している私が、考えるのは、
「可愛らしい年寄りになること」という結論でした。(笑)

そうそう、もう一つ忘れていました。

学習欲を活かして、認知症予防を兼ねて、資格試験の勉強を始めました。

そのことについては、またそのうち書きたいと思います。

とにかく勝間さんの本の感想を早く書きたいと気になっていたものですから。(勉強も後回しになってました…)

長々と最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございました❣️😊🙏


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