コーチングを学ぶ Day3
坂本勝俊さん、通称「かっちゃん」がメイン講師を務める「コーチングマスタリーBASIC」講座を受講開始致しました。
学習効果を高めるために、ここで「おっ」と思った点をアウトプットしていきたいと思います。ちなみに、Day3はコーチングの一つの型となる「GROWモデル」を学びました。
GROWモデルでは、コーチングの領域である「発見」「実現」「解決」全てが扱えるという点が魅力。特に、「実現」「解決」領域と相性が良いとのこと。以下GROWモデルの①～⑥のステップに沿って、まとめてみた。
① 現状
・現状をたくさんクライアントさんに語ってもらう
・一緒に悩んだり無理に解決しようとしないでOK！
沢山語ってもらうための質問としては、
・今日は何についてお話ししたいですか？
・もう少し詳しく聴いてもいいですか？
・何に一番困っている/気になる感じですか？
僕の中で、一つ乗り越えなければならないのは「焦らないこと」。どうしても、クライアントさんと一緒に深く悩んでしまったり(私生活においてはいいのかもしれないけど)、何か解決策はないかと早々に提案してしまう。
真の「発見」「実現」「解決」のため、この段階ではぐっとこらえて、クライアントさんの現状を正しく理解することに集中したい。
②理想の未来
現状の悩み/課題に引きずられない未来を問う
現状とは切り離された理想の未来を語ってもらう質問としては、
・それがどのようになったらいいですか？
・それが実現できると、周りにどんないい影響がありそう？
・それが実現できると、どんな気持ちになりそうですか？
・改めて、この理想の未来の何がいいんでしょうか？
これは自己肯定感の高いクライアントさんだったら、沢山語ってくれそう。一方で、こういった質問に慣れていないクライアントさんもいるのではないかと思う。いきなり、言葉にしなくてもいいので、まずはその情景を頭の中で浮かべてもらったり、デザインツールのムードボードなんかを取り入れると言語化の助けになるかもしれない。
③ スケーリング活用
現状と理想の未来の差分を確認する手法としてスケーリングを活用する。
点数をつけたらまず「できていること」を確認する
スケーリングのための質問としては、
・理想が10点満点の10点なら、現状は何点ですか？
「できていること」を語ってもらう質問としては、
・その〇点のできている要素は？
どうしても、できていない所に着目しがちだけれど、「できていること」にまずは目を向けるのは素敵だと思う。人間関係もネガティブな所は目につきやすいが、ポジティブな所に目を向けられるようにしたい。
④ 選択肢
・理想の未来と現状を埋めるアイデアをいっぱい出す
・自分の過去やうまくいっている人なども参考にする
これは、まさしくデザイン思考における「発散」。但し、個人での発散はアイデア数も角度も限られる傾向にある。このアイディエーション(アイデアをいっぱい出すこと)のみに絞ったコーチングセッションもあるとのことで、どこまでデザイン思考やそのツールが応用できるのか、興味深い。
以下質問で、クライアントさんのアイディエーションをサポートしていく。
・点数を上げるためにどんなことができますか？
・過去似たような体験でうまくいったことは？
・うまくいっている人から取り入れられそうなことは？
⑤ 行動＆意志
・行動は「方針」止まりではなく、「具体的アクション」を聴く
・クライアントさんの「やりたい」「やれそう」を作ることを心掛ける
行動＆意志へ繋げる質問としては、
・まずは何からやってみたいですか？
・いつ(どこで)やりますか？
・それをするとどうなりそうですか？
コーチングのスタンスとして「自分の価値観は脇に置くこと」「同じ景色を見る」とDay1-2で教えてもらった。ここでも、これからやってみましょう！とコーチから提案するのではなく、クライアントさん自身に次に・何を・どうやってやるのか「具体的アクション」を考えて、口にしてもらうことが大切と理解。
⑥ 振り返りと勇気づけ
・振り返りを入れ、コーチング内の気づきや大切なことを言語化してもらう
・クライアントさんのいい状態を作った上で、気持ちよくキリ良くセッションを締めくくる
締めくくり、内省の質問としては、
・ここまで話してみて、いかがですか？
・改めて、どんなことに気づきましたか？
・相手への自分なりの勇気づけコメント
最後の勇気づけコメント、コーチの人柄が出る所だと思います。60分～90分の時間を通し、クライアントさんの素敵な一面を発見し、勇気づけのコメントに繋げられるような人間味のあるコーチを目指したいと思います！
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