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ビジネスはwinwin取引が当たり前!まちづくりでも、winwin取引を考えよう。

 先週は熊本から帰ってきて、今週は群馬県みどり市へと出張です。

 その間ですが、新規で新しくプロジェクトを始める土地の買付証明を出したり、金融機関と資金調達の打合せをしたりとバタバタとしております。
 いよいよ、新しい事業をスタートさせたいと思います。
 また、先日は3/11で東日本大震災から13年となりました。この節目に新しい事業をスタートを切れることは僕にとって、とても意味のあることです。

 東日本大震災では、復興事業に関わった時期があり、その時に沢山のワークショップを行い、そして、土木復興だけが進む光景を見てきました。そこで1つでも税金に依存しない事業をつくれなかったこと。補助金や公共による委託事業に依存したまちづくり事業が連発し、税金依存体質が東北に生まれたことは、辛いものがあります。

 だからこそ、依存体質から脱却するために、地域の発展に寄与する事業をつくり、コツコツと継続していくことが今の僕の出来ることだと思っています。

 元々は東日本大震災をきっかけに2013年に公務員となり、さまざまなプロジェクトに関わりました。その後、2020年に独立しました。

 独立後は、まさにきちんとしたビジネスマンになれるよう補助金依存ではない事業と向き合うことが使命だと思い、動いています。

 そんな中で、サラリーマン時代と異なる点はたくさんあるのですが、その中でも取引関係が最も異なると言うことだと思います。

 本日はそんな取引関係について記事を書いていきたいと思います。


ビジネス取引を覚える

 独立すれば、全ては自分の商売になるわけですので、商売をするとなるとたくさんの取引相手が出てきます。何かを商品を仕入れすることや相手方に業務を発注することもあれば、逆に商品を納めたり、業務を受注することもあります。

 基本、商売はその2つを繰り返していると言っても過言ではないでしょう。つまり、ビジネス取引は商売の基本なのです。

 この記事と、以前にも書いた記事を合わせて読んでいただくと面白いと思います。


取引とは自分の要望を通すことではなく、双方の要望の着地点を見つけること

 例えば、自分が何かプロジェクトを動かそうと思った時に、設計を依頼したり、ロゴやグラフィックのデザインを依頼することがあるでしょう。

 ただ、初期で依頼するのに、適正価格まで金額を支払うことができないこともあります。
 この状況に直面した時に、まちづくり業界の方や何か始めようとスタートしたばかりの方に多く見られる共通点は、自分の都合しか話さないことです。

 これでは絶対に先がなくなります。

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