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公民連携スキルセット(第1弾公園編)

金曜日から、仕事で富山県富山市に来ております。
今回、富山に来たのは、都市経営プロフェッショナルスクールの北陸富山キャンパスの講師として来ております。かれこれ、昨年から5回ぐらいは富山に来ていると思います。
そのため、年始の地震の際にはびっくりしましたが、今回、開催は可能ということで富山に来ることができました。
震災などの影響もあり、アスファルトに亀裂が入っていたりと要所要所、影響をうかがえます。とは言え、中心部を見る限り、お店などをみたりすると開業しているようで安心しました。
それ以上に経済が止まっているところもあるようで、県外からのお客さんが減ったと困っている話も聞きました。
変にかしこまらず、きちんと通常通り、お金を落とすことも大切なのでしょう。

僕自身も東日本大震災の際には、まちづくりで被災地に入り、さまざまなお手伝いをしましが、インフラの強靭化はしたものの、その地域の経済や産業は発展する実践者になれたわけではなく、よそ者としてワークショップに入り、ワークショップをしただけという苦い思い出があります。
建築の役割外という人もいるかもしれませんが、その土地でビジネスを興し、地域の経済を牽引する側に入れずに、くよくよしていたことは本当に本当に苦い思い出なのです。

そんなことも思い返しながら、今回、富山に入り、プロフェッショナルスクールの受講生(主に公務員)たちの発表を見たのですが、多くの1年〜2年、学び、まちづくり事業の企画をしていっております。

受講生の若手職員がまちづくり企画する前に、まずは動こうということで、ゲリラ戦のように公園を活用したマルシェなどを実践していきました。しかし、事業を企画(課題抽出・資源分析から目的設定)をしていないため、マルシェは成功を収めましたが、その後、継続していく際に組織の壁を突破できずに悩んでいるようです。

また、この業界では受講生たちが公民連携事業でも従来のPFIや指定管理者制度などではなく、真の稼ぐ公民連携事業を実施していこうという話をしていますが、案外、PPPの制度などをきちんと理解せずに、マルシェなどの実践的取り組みだけに動き回っているのは非常に勿体無いという話を今回、させていただきました。

実際に、僕自身もこの辺りの制度については、何もわかっていませんでしたので、事業を実施しようとする段階で、さまざま、勉強してまとめていきました。
今回、そのとりまとめていたものを今回、アップしていきたいと思います。
今回、公園における公民連携事業の一覧になります。細かいところなどにもっとこうだ!という意見や制度がさらに変わった!というご意見があるかもしれません。一つの知識として、取り入れてください。それなりに体系づいているので、頭が整理されると思います。




その時に、僕にもっと制度設計などをわかっていればもっと、戦えたのに!と悔しい思いがあり、その後、仙台市に入庁して多くの学びを得て、スキルセットしました。

公園における公民連携事業について


①公園の許可権限について

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